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プレリュードやジムニー5ドアも!2025年に発売が期待される新型車9選

2025年には、待望の新型車が続々と登場する予定だ。当記事では、2025年中に発表、発売が期待される新型車をご紹介したい。なお、当記事のほか、以下の動画でもご紹介しているので併せてご覧頂ければ幸いだ。

ホンダ「プレリュード」(登場予想時期:2025年6月ごろ)

ホンダ 新型「プレリュード」

ホンダ 新型「プレリュード」

ホンダからも正式に発表されているが、新型「プレリュード」が2025年に発売される。かつての「プレリュード」と同様に、装備を充実させたスペシャルティ2ドアクーペになる模様だ。「シビック」のプラットフォームが用いられており、パワーユニットには2L直列4気筒エンジンを使ったハイブリッドのe:HEVを搭載する。

全長やホイールベースは、「シビック」に比べると少し短い。全長は4,500mm前後で、ホイールベースは2,700mm程度になる。運転フィールは、クーペらしくステアリング操作に対する反応が機敏で、かつ乗り心地は柔軟に仕上げられるだろう。価格は、関係者によれば「500万円前後になる」とのこと。近年、趣味性の強いクルマは価格が高まる傾向があるが、新型「プレリュード」も同様になりそうだ。

スズキ「ジムニーシエラ5ドア」(登場予想時期:2025年2月ごろ)

スズキ「ジムニーシエラ5ドア」(画像は海外モデル)

スズキ「ジムニーシエラ5ドア」(画像は海外モデル)

インドなどですでに発売されている「ジムニーシエラ」の5ドアモデルが日本でも発売される可能性が高い。3ドアボディの「ジムニーシエラ」と同じく、悪路走破性が高く、全長の拡大と5ドア化によって居住性も向上するだろう。

スズキ「スイフトスポーツ」(登場予想時期:2025年5月ごろ)

現行モデルのスズキ「スイフトスポーツ」

現行モデルのスズキ「スイフトスポーツ」

新型「スイフトスポーツ」は、従来型と同様に現行「スイフト」をベースとして高性能化される。1.4L直列4気筒ターボにマイルドハイブリッドが組み合わされて、燃費性能などを向上させるだろう。

トヨタ「クラウンエステート」(登場予想時期:2025年1〜3月ごろ)

トヨタ「クラウンエステート」

トヨタ「クラウンエステート」

現行クラウンシリーズである「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウンセダン」に続いて、2025年には最後を飾る「クラウンエステート」が発売される。

2022年に、外観などが公表された時は「2023年中に発売する」と言われていたが、認証不正問題などを受けて2024年中に延期されていたが、それがさらに延びていた。

「クラウンエステート」のボディサイズは、全長が4,930mm、全幅は1,880mmと大きく、SUVスタイルとの相乗効果で後席と荷室が広い。特に後席を格納すると、荷室長が2m前後に達するため、車中泊などにも使えそうだ。

パワーユニットは、2.5L直列4気筒のハイブリッドとプラグインハイブリッドで、駆動方式は全車が4WDになる。価格はベーシックなハイブリッドでも、600万円を超える可能性が高い。

販売店では、以下のように話している。「2022年から『クラウンエステート』の発売を待っているお客様が多い。おそらく生産規模は少なく、納期が遅れる可能性も高い。ほしいのであれば、販売店にあらかじめ問い合わせておき、発売されたら連絡をもらえるようにしておくとよいだろう」。

マツダ「CX-5」(登場予想時期:2025年10月ごろ)

現行モデルのマツダ「CX-5」

現行モデルのマツダ「CX-5」

人気のミドルサイズSUV、「CX-5」もフルモデルチェンジの時期を迎えている。新型は、プラットフォームを大幅に刷新して、安全装備も向上させるだろう。ボディサイズなどはほぼ同じになりそうだ。注目されるのは、パワーユニットだ。人気の高いクリーンディーゼルターボと併せて、マツダ独自のハイブリッドシステムを搭載する可能性がある。価格帯は現行型が踏襲されるだろう。

スバル「フォレスター」(登場予想時期:2025年10月ごろ)

スバル「フォレスター」(画像は北米モデル)

スバル「フォレスター」(画像は北米モデル)

「フォレスター」の新型モデルは、北米などではすでに発売されている。ボディサイズは、現行型とほぼ同じミドルサイズのSUVだ。「レヴォーグ」などと同様のプラットフォームが採用されてボディ剛性を高め、走行安定性や操舵感、乗り心地などが従来以上に上質になるだろう。

車内の広さは現行型と同程度だが、後席が広くファミリーカーとして快適に使える。リヤゲートの角度が直立していることもあり、荷室容量も十分に確保されている。

パワーユニットは、設計の新しい2.5L水平対向4気筒のS:HEV(ストロングハイブリッド)を主力に据える可能性が高い。そうなると価格が高まり、売れ筋の中級グレードは450万円前後になりそうだ。

日産「リーフ」(登場予想時期:2025年10月ごろ)

現行モデルの日産「リーフ」

現行モデルの日産「リーフ」

次期「リーフ」は、プラットフォームを刷新して走行安定性や乗り心地のバランスを向上させる。

現行「リーフ」は初代モデルと同じプラットフォームが採用されていることなどから、走行安定性や乗り心地のバランスに少々設計の古さが感じられる。だが、次期型ではプラットフォームが刷新されるので、商品力をバランスよく向上させてくるだろう。また、価格は現行型とさほど変わらないはずだ。

ホンダ「N-ONE e:」(登場予想時期:2025年内)

ホンダ「N-ONE」

ホンダ「N-ONE」

軽商用車の「N-VAN」をベースとした電気自動車の「N-VAN e:」がすでに販売されているが、このパワーユニットを「N-ONE」に搭載した「N-ONE e:」が2025年に登場する。軽自動車サイズの電気自動車である日産「サクラ」が堅調に販売されていることから、「N-ONE e:」の販売数も期待されている。

価格は、売れ筋グレードで280万円前後と予想する。補助金を55万円とすると、差し引けば225万円。「N-ONE」にターボエンジンを搭載したRSの216万400円に近い価格になる。電気自動車としては割安だろう。

ダイハツ「ムーヴ」(登場予想時期:2025年6月ごろ)

ダイハツ「ムーヴ」(画像は最終モデル)

ダイハツ「ムーヴ」(画像は最終モデル)

新型「ムーヴ」は、2023年5月に予約受注が開始されていたが、その後に型式申請に関する不正問題が発覚して、発売が先送りにされていた。そこから約2年を経て、新型「ムーヴ」が改めて登場する。

最大の特徴は、後席ドアがスライド式に変更されることだ。「ムーヴキャンバス」もスライドドアを採用しているが、「ムーヴ」は直線基調のボディスタイルで実用性が高く、価格は割安に抑えられるだろう。クルマの方向性は、これまでと同様に実用指向だ。

2年前に予約受注を開始したときには、すでに価格が明らかになっていた。2WDの価格は、標準ボディのLが129万2,500円、Xは141万9,000円、エアロパーツを装着した仕様は、Gが163万3,500円、ターボのRSは180万9,500円であった。まったく同じになるかどうかはわからないが、これに近い価格で2025年6月ごろに発売されるだろう。

渡辺陽一郎
Writer
渡辺陽一郎
「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けるモータージャーナリスト
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桜庭智之(編集部)
Editor
桜庭智之(編集部)
自動車専門メディアで編集者として10年間勤務した後「価格.comマガジン」へ。これまで、国産を中心とした数百の新型車に試乗しており、自動車のほかカーナビやドラレコ、タイヤなどのカー用品関連も担当する。
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