そんなメッセージが詰まっています勇気づけられます
今どこにいるのか、ゴールまであとどれぐらい行けばいいのか、わからないことなのでしょう。毎日、多数の人と同じ速度で歩く人を見ると、自分もそうならないといけないような気もする。だけど、遠い場所の誰かは、その夢を応援しているかもしれない。遠いところだからこそ、歩いてきた人の道を俯瞰することが出来るのだから。そんな遠い誰かである、主人公のお話です。
『夢』を追い、『ゴール』を目指す。その『ゴール』は、果てしない道のりでも。例え、届かぬ『ゴール』でも。その『道程』は、掛け替えなく『尊く』。
何気なく張られた伏線が最後に大きな花を咲かせます。淡々として気負わず、清々しい読後感がすてきな逸品。
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