酒呑みを 公言している 私にとって、お酒のエッセイを
しかも 笑いながら 読めるのは、おいしい肴に 他ならない。
女が 酒豪というのは、少々 面倒である。
思い返せば 会社時代。 瓶ビールの時は もう憂鬱。
別に 上司に 注いであげるのが 嫌なのじゃなく
しょっちゅう 空になってしまう 自分のグラスがね。
誰かが 注いでくれるのを 待ってるのも もどかしく
かといって、女が 手酌で注ごうとすると、慌てて
周りに気を使われ、自分のペースでは 飲めないのだ。
ビールは、ぜひ ジョッキ(大)で 飲もう。
さて、ほろ酔いには 恋の予感が ついて回りますが
童顔だという作者さまは、いらぬ苦労を されているようで
でも、ヨム側にとっては とても 愉快な描写の 連続なのである。
シャンパンの章なんて、さながら サスペンス劇場!
なんて、正直で、 おもしろく かわいい人なのだ、あなたは。
女が バーに デビューするという一大事。
どうでもいい男からの 誘いは 果たして 陰謀か、罠か。
私などは そうそう 相手の男より 先に酔わないので
可愛げもなく 心配もないが、かわいい女子は 気をつけなきゃ。
入社して 真っ先に 声を掛けてくる チャライ男には、ご用心!
男の思惑に 負けないように、カクテルの度数にも 要注意ね。