概要
飯テロ起こりません。
食通小説ではありません。
安心してお入りください。
クスッてなってもらえたら幸いです。
エッセイ・ノンフィクションコンテスト最終候補作品です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!冷酷で辛辣なツッコミに笑いがとまらなくなる
すでに高評価のこの作品、今さらレビューするまでもないとは思うのですが、あまりにも面白いので少しだけ。
爆笑です。笑いがとまらなくなります。
自称食通の『通』と『私』を主な登場人物として描かれるグルメエピソード(と言っていいのか分かりませんが)の数々。
常に想像を越えてくる『通』の言動もそうですが、なにより可笑しいのはそれに対する『私』の心の声。
普通ツッコミとは愛情なりあたたかさを感じるものだと思いますが、こちらのツッコミは冷酷で辛辣。的確なボキャブラリーで斬り捨てるようなフレーズ。この二人の体温の差が可笑しすぎます。
そんなに嫌ならつき合わなければいいのに、と思うのですが、これほどエピソ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!これが飯テロ! こうして、強力な布陣に包囲されていく! 更に、飯テロ?
おもしろいエッセイでした。
オープニングチューンの『お湯ラーメン』から、エンディングの『お湯なしラーメン』まで、怒涛の飯テロエッセイが続いてます。
どの料理も、美味しいはずなのです。著者さまは、味覚音痴ではないようですから。
でも、どうして、毎回、悲惨な食レポになるのでしょうか?
それは、超強力な脇役陣の所為なのです。友人のはずの『通さん』や、著者さまの『彼女さん』が、ここぞとばかりに、大活躍の大暴れ。そのおふたりに振り回される著者さまの背中には、いつも哀愁が漂います。そんな気がします。胃薬必至。
このエッセイ、だいぶ以前に完結されていたので、皆さまもご存知ではないかな?
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!対岸の火事のような男
昔、某エッセイスト(という肩書きではないと思うけど)さんが、著書の中で使用していたフレーズです。
対岸の火事のような男。
当事者だったり、近くにいる分は迷惑極まりないが、遠くで見る分には面白い――とかそんな感じだったと思います。まぁ、火事が見てて面白いものかどうかは置いといて。
そのエッセイスト(たぶんタレントの方が合ってる)さんにもこのエッセイに出て来る『通』氏のような友人がいて、まさかこんな人はもう彼しかいないだろうと思っていたのですが、まさかカクヨムで出会えるなんて。
(話のネタになるという点で)まことに素敵なご友人ですね、と言いたいところですが、そんな友人が欲しいかといえば…続きを読む