音読企画で読みました。文節の区切り方が精妙で、ぜひとも一度音読をしてみてください。
冒頭の主人公幸せが、1本の電話で崩れ去る。電話で告げられる事実にゾッとしました。でも、恋人とのシーンは詩的で美しい描写なところがお気に入りです。切なさと怖さが絶妙に混ざった短編小説だと思います。
二度読み返したくなる切なすぎる印象が、とても強かった作品です。息子のように思う彼女の父の激昂がとても感情が入っているのと、読者誘導がとてもうまくて、一度は読んだら「もう一度」とスクロールが上にいっていますでしょう!是非ともお楽しみ下さい!
短い中に緊迫したドラマが詰まった内容。 概して夢は支離滅裂になりがちだ。本作は、その不条理さを巧みにホラーへ誘導している。しのつく雨が効果的。
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