概要
流されやすい現代っ子の間宮真也には、『トラウマ』がある。
その経験は、彼に深い無力感と一つの信念を植え付けた。
間宮真也は中学3年生の冬に並行世界の日本の首都『新東都』へと転移してしまう。
彼は、転移直後に虫の化け物『殻獣』と対峙し、それに対抗する力を持つ異能者『オーバード』として覚醒する。
世界でも12人しかいないとされている最上位のオーバード、『ハイエンド』の13人目となった彼は、オーバードたちの学校である異能者士官学校『東雲学園』に入学する。
何の因果か、彼の周りには同じく『トラウマ』を抱えた人々が集まってくる。
不思議ちゃんなロシア美女、ヤンデレ風味な妹、生意気な男の娘etc……
ドタバタとした学園生活と、殻獣から人々を守る軍人としての生活。
さらには新設
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!並行世界で送る異能ハーレム学園生活
一番最初に自分の死体と対峙して、美少女と共闘、化物を駆逐するという衝撃のスタート。
第一章は異能に関する設定の説明を踏まえた展開ですが、ユニークな話し方の津野崎が独特かつわかりやすく説明してくれます。さらに先述の美少女レイラ、妹のまひるも登場し、美少女要素もたっぷり。
第二章以降では一転して学園ものに。
様々な異能をもつクラスメイトたちとともに日常やオリエンテーション合宿を行います。
個人的に好きなのは伊織です。そしてトイボックスの正体も明かされます。
現在二章まで読みましたがとても読者の方を考えられた構成になっていて、物語に引き込まれます。ぜひご一読ください。 - ★★★ Excellent!!!まずは読んでみて欲しい。
まず一気読みをし終えた感想としては、よくなろう小説で見るような、主人公はチートで強いけど周りは弱いなんてことは一切無く、一人一人きちんとした個性に異能(オーバード)の強さがあってそしてどこかに弱さがある。
そんな魅力のあるキャラ達がいつの間にか好きになっています。
そしてこの物語には欠かせないヒロイン達。
彼女達は大小ありますがどこか心に『闇』を持っていて、そしてそれが拗れてヤンデレとなり、主人公への好意になります。
ですがそんな愛される主人公が各ヒロインの『闇』を解決する為に悩んで、悩んで、悩みまくってその『闇』を解決するのもこの物語の魅力の一つだと言えます。
最後に、この物語を読…続きを読む - ★★★ Excellent!!!最高のガーディアン
まず話をしたいのは、テンポの良さ。さり気なく入っていくSF世界。気を抜くと飛んでくるギャグ要素。
これらが上手くミックスされており次の話にドンドン進みたくなる一品です。
各キャラの個性もはっきりしており、認識のしやすいと言った細かな配慮もあるためキャラへの愛着も付きやすいです。
若干ハーレム要素を含んでいますが、ガッツリ系では無く、別にモヤモヤするほどマイルドな感じでも無いので、ストレス無く見ることが出来ると思います。
王道主人公でありながら何処か知的な(スパロボで言えば熱血キャラ+冷静キャラを足して2で割った様な)万能主人公です。
ひとこと紹介は、物語を読めばすぐ理解出来ると思…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ハーレムをヤンデレで調理した魅力が如実にわかる良作
みんな大好きハーレム展開。ただ、ヒロインが増えれば増えるほど最初に出たヒロインの影が薄くなるとか、物語中でも新ヒロインばかり目立ち既出のヒロインが没個性化していくとか……そういう作品、多いですよね?
『黒の棺の超越者』は、その問題への解決策として「ヤンデレ」をうまく活用している作品です。
あ、ヤンデレと聞いて引きました? 私も最初はそうでした。
しかし、どんな作品であろうとも「執着」はキャラを特徴づける大きな個性です。また、恋愛展開を描く場合、「執着」というキャラ特徴の根源要素を直接的に描いたとしても、今度はその根源を前提として、キャラがどのような行動を起こすかという新たな「読者の興味…続きを読む