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Galaxy SにAndroid2.2ファーム「I9000XXJPH」を導入、root化、プチフリ対策手順

投稿日時 9月 19th, 2010 by juggly 投稿カテゴリ » Galaxy S
キーワード: ,
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先日SamFirmware.comにて公開された国際版Galaxy S(GT-I9000)向けのAndroid2.2ファームウェア「I9000XXJPH」が公開されました。その導入手順、root化、プチフリ対策手順をまとめておきたいと思います。基本的には先日紹介した「I9000XXJPC」ファームウェアとほぼ同じです。

I9000XXJPHのファームウェア焼き
1.ファームウェアはこちらダウンロードできます。またはXDAのスレッド[HOWTO] New Froyo FW XXJPH: Upgrade via Kies or Odin, Root, Recovery 2e, Lagfix!からでもダウンロードできます。

2.ファイルを解凍し、Odin3を起動。PITファイルは803を指定、PDAに「ADD_P_U.tar」を指定します。SamFirmware.comではOdin3の「Re-Partition」にはチェックを入れるなと書かれていますが、XDAからダウンロードできるファームウェア、適用手順では「Re-Partition」にチェックを入れろと書かれています。私はSamfirmware.comからダウンロードしたファームウェアを使い、「Re-Partition」にはチェックを入れずに焼き焼きしました。私が行った手順で問題なくファームウェアは焼けました。

3.Galaxy Sのバッテリー、SIMカード、マイクロSDをはずし、バッテリーだけを戻す。そしてボリュームダウン+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてダウンロードモードに。

4.Odin3でファームウェア焼き開始

5.ファームウェアを焼き終わった後、Galaxy Sがリブートします。リブート時にいつまでたってもホームスクリーンが表示されないと思うのでバッテリーを抜いて電源を切る。

6.ボリュームアップ+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてリカバリモードで起動。

7.ファクトリーリセットを行う。内蔵SDカードの中身は消えませんのでご心配なく。ファクトリーリセットごリブートすればちゃんと起動するはずです。

I9000XXJPCでのroot化

いつものroot化とは異なり、上記XDAのスレッドに掲載されている手順でroot化します。こちらからroot化に必要なファイルをダウンロードできます

1.ダウンロードしたファイル「Root_for_JPH」を解凍し、その中に含まれる「update.zip」を内蔵メモリにコピー。「/sdcard」ですね。

2.ダウンロードしたファイルに付属しているOdin3を起動し、PDAに「i9000_Kernel.tar」をセット。PITファイルは不要。このとき、Odin3メニューの「Auto Reboot」のチェックをはずすことをお忘れなく。

3.Galaxy Sのバッテリー、SIMカード、マイクロSDをはずし、バッテリーだけを戻す。そしてボリュームダウン+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてダウンロードモードに。

4.Odin3でカーネルを焼き焼き。カーネルを焼き終えても自動的にはリブートしません。バッテリーを抜いてまた戻します。

5.ボリュームアップ+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてリカバリモードで起動。

6.「update.zip」を焼き焼き。その後バッテリーを抜いて電源を切る。

7.バッテリーを戻し、ボリュームダウン+ホームを押しながら電源ボタンを押し続けてダウンロードモードに。

8.Odin3を再度起動。PDAに「I9000XXJPH_KERNEL.tar」を指定。先ほど外した「Auto Reboot」にはチェックを入れること。

9.Galaxy SとPCを接続し、Odin3でカーネル焼き焼き開始。リブート後rooted!

この状態でQuadrant ベンチマークを取得しました。スコアは1011です。ようやく素の状態で1000を超えてきましたね。

プチフリ対策(ラグフィックス)の実施

Androidマーケットに公開されているプチフリ対策アプリ「TyanZa’s One Click Lag Fix」のバージョンが現時点では古いものなので、こちらから最新の1.6.7をダウンロードします。

[APP] One Click Lag Fix APK

1.ダウンロードしたアプリをGalaxy Sにインストールして起動。Superuser.apkが反応するので許可を与える。

2.起動時は次のような画面が表示されます。「Install EXT2 Tools」をタップしてプチフリ対策に必要なツールをインストール。

3.「One Click Lag Fix V1+」をタップしてプチフリ対策開始。作成するイメージファイルのサイズは500MB以上であればOKでしょう。

4.処理が終わるとGalaxy Sが自動的にリブートします。以上で完了です。

プチフリ対策後のベンチマークテスト結果です。スコアは1786、若干以前のJPCより落ちていますがプチフリ問題はまあ解決してますね。