次亜塩素酸塩等を主成分とする塩素系漂白剤に酸性タイプの洗浄剤を混合すると、塩素ガスが発生します。
下図は、次亜塩素酸の各pHにおける状態を示したものです。酸性に傾くと、塩素ガス(Cl
2)の比率が高くなってくるのがわかります。塩素ガスは、刺激臭のある黄緑色の気体で、空気中濃度0.003〜0.006%で障害を起こします。
塩素系漂白と塩酸が主成分であるトイレ用洗浄剤を混合したため、塩素ガスが発生し、気分が悪くなったという相談事例が、時々あります。換気のよくないトイレでご使用した場合は、大変危険です。『使用上の注意』をよく読んでお使いください。(
「まぜるな危険」印も参考にしてください)