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赤城のふもとから山歩き

赤城のふもとに居をかまえ、山や花や家族のこと。

日白山、無事回収。

20250308

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去年は、山の会の人と歩いて天候悪化のため途中敗退。

今年はソロで山頂へ。

行く直前にいろいろあって、すごく苦しい思いをした。

 

こんな時は、ソロがいい。

歩くことに集中して、一期一会を楽しんで自然に抱かれる。

 

今、この瞬間を楽しむことだけを考えよう。

先々の不安でいっぱいいっぱいになるよりも

今が楽しくなるように

愚痴もこぼさない。悪口を言わない。誰も恨まない。

 

やっぱり山が好きだ。

だからこそ、もう少し先へ自分を進めたい。

歩くことも、登ることも

知識も技術も

独りでやっていくことは気楽だし

それはそれでいいこともたくさんあるけれど

私はここで踏ん張らなければ

山も、そして人としても

何かを置いて行くような気がする。

 

逃げるな、自分。

 

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

jkazy.hateblo.jp

 

 

 

 

次男からの手紙 

20250223

 

 

 

 

 

 

 

 

三連休で横浜から帰省した次男。

夫の撮影に同行。

山中湖アイスキャンドルフェスティバル&スカイランタン。

 

写真だけ送ってきて、コメントがないのは夫と同じ。

顔もそっくりだけど

そういうところも似てるよね。

 

と、いうわけで

夫からの手紙ではなく、次男からの手紙。

 

 

 

 

 

 

 

 

筑波連山縦走

2025/02/24

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さと姉と雪の阿寺山を計画するも

大寒波到来…

筑波連山縦走へ。

一緒にいい?って、トモゾウさんも参加。

さと姉の山友さん、Tobyさんも登場。

 

人がつながると、見える景色も変わる気がする。

それが楽しかったり、面白かったりするけれど

同じくらい怖かった。

 

アフターケアの仕事で

自分に自信の持てない子がたくさんいて

今のままでも十分、素敵なんだけど

自分を変えたい、変わりたいって頑張っている

その隣に寄り添うのが私の今の仕事。

 

それは、仕事でなくても私の性分なんだと思う。

山の会で目をキラキラさせながら

これがやりたいんですよって

山が好きな気持ちに触れると

あぁ、じゃぁ一緒にやってみるかい?って言ってしまう。

人に教えるほどの技術や知識が自分にあるわけじゃないけれど

私も山が好きだから、一緒にやるかい?って気持ちで。

 

なんだか、ひどく疲れてしまった。

なんだか、ひどく傷ついてしまった。

 

誰かに話を聞いてほしかったけれど

口から出てくる言葉は

見苦しいほどの言い訳と愚痴だった。

 

そんな自分が嫌になって

また、落ち込んで。

 

本当に疲れてしまった。

 

 

 

<今日の山行>

 

 

 

 

赤雪山から仙人ヶ岳へ

2025/02/11

 

 

 

 

 

 

予定していた雪山は、天候不良により断念。

気持ちを切り替え、最近お気に入りの足利桐生方面の山へ。

 

ライミングジムで、数ヶ月TRYを繰り返している5.11bの課題。

ムーブもクリップ体勢も何もかもすべて解決しているのに

何故かいつもどこかで躓いて「テンション!」

2日前。

前日もやってクリップ体勢をミスしてダメで

今日こそはって思っていたのに、やっぱりダメで。

ビレイしてくれるのりさんにも、いっぱい背中を押してもらって

絶対に落とすって気合入れてTRYしたのに

終了点手前のクリップ掛けで手がでず。

でも、今回はテンションに逃げないって決めていたから

次の手を取ってからと思ったのに。

こんなところで落ちたことなかったのに。

またしても、クリアならず。

ロープにつられている自分がなさけなくって

悔しくて、悔しくて、涙がこぼれ落ちる。

下でビレイするのりさんに

泣きながら「もう1回、もどってもいい?」って聞くと

もちろんですよと、笑顔で返してくれた。

つられた場所から課題にもどる。

さっき、あんなに苦労したポイントもすんなりできて終了点。

なんで、これがさっきできなかったんだろうって思うと

また、泣けてきた。

来てる回数は私よりずっと少ない寺さんが、さらっと課題をこなしていき

最近始めた大ちゃんも、あっという間に10cの課題を全部クリアした。

他の人もどんどん課題をクリアして、自分より上手くなって

だけど、自分は何倍も時間がかかって

その上、超ビビりだから気持ちにいつも負けて

向いていないのかなぁって。苦しいなぁって。

 

山をソロで歩いていると

気持ちが穏やかになっていくのだけれど

寒風吹きすさび、なかなか元気が復活しない。

 

こんな日もあっていいか。

あっていいよね。

他の人とくらべたってしょうがない。

自分は自分。

1日たった今日。ようやくそんなふうに思えた。

 

そして、明日。

また、あの課題を前にする。

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

赤城 小滝氷瀑

2025/01/27

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイゼン買ったんですよ! 雪山、行きたいんです!

と、山の会のある男性が講習会で嬉しそうに話しかけてきて

でも、他の装備がまだ全然そろっていなくて苦笑いしちゃったんだけど

その気持ちだけは、すごくストレートに伝わってきて

ウェアは息子のが着られそうだし

父の形見のピッケルやワカンが貸せるかって思って

でも、冬靴は貸せるものがないし

アイゼンワークの練習くらいならって

この小滝氷瀑を誘ったんだけど

結局、期待だけさせて終わってしまった。

雪山以外のハイキングにしようかとも思ったけれど

彼はすでに仕事を入れていて

そのがっかり感が、本当にもうしわけないなぁって。

彼の雪山練習は、会長にお願いをして

彼と歩こうと思って計画したルートをソロで歩いた。

あらためて、いいルートだと思う。

派手さはないし、チェーンスパイクでも十分歩けるくらいだけど

心が穏やかになれる、そんな優しさがあるルート。

いつか彼にも、この景色を見て欲しいな。

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤城 雪山バリエーション 小黒檜から黒檜へ

2025/1/16

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつだったかなって振り返ると、2020年だった。

そして、日付も同じ1月16日。

アヤちゃんと目指した雪の小黒檜。

あの時もラッセルにはしゃいで、最後は岩壁に阻まれたけど

霧氷の森を歩いた素晴らしい1日だった。

 

今度はなんとしても遂行したくて、ヒカリゴケ駐車場前から取付いた。

パートナーはさと姉。

さらっさらのパウダースノーにアイゼンは効かない。

踏み抜く下の笹に足を取られるからワカンもなし。

ルーファイを任され、ツボ足でラッセル!

小黒檜の山頂直下は股下まで埋まった。

見上げる青空に煌めく霧氷。

振り返ると仲間が自分を信じて登ってくる。

地形を見ながら雪だまりを避けピークを目指した。

 

黒檜展望台に到着した。

小黒檜から歩いてきた稜線が霧氷で白く輝いて見える。

上越の山々もフルキャストでお出迎えだ。

達成感に胸が震える。

さと姉に会わせてくれた、たま兄に感謝だよって言うと

私はアヤさんにも感謝だよって、さと姉がめずらしく涙ぐんだ。

 

この先、幾度となくこの場所に立つだろう。

そしてそのたびに、私は今日の日を想うに違いない。

素晴らしき1日だった。

一緒に歩いてくれて、ありがとう。

山と友に、感謝。

 

 

 

 

 

 

<今日のルート>

 

 

 

 

jkazy.hateblo.jp

 

 

 

 

 

雪の黒斑山・蛇骨岳

2025/01/11

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨シーズン、足首骨折から復帰したら歩きたいって思っていた雪の黒斑。

なかなかタイミングが合わなくて

今シーズンは赤城の次はここって決めていた。

怪我やいろんなことがこの2年あって

自分は何がやりたいか気持ちの整理ができて

もう一度ここから歩き出そうって決めていたんだ。

前に歩いたのは2017年。

もっと長く感じたコースは、拍子抜けするくらい短く感じて

自分なりに成長も感じられたし

怪我から完全復活したなって実感もできた。

何より、私は山が好きで

最近、足繁く通っているクライミングも楽しいけれど

岩場よりも、もっと山を感じていたくて

やっぱり山を歩いていたいんだよなって実感した。

ライミングも5.11が限界かもって感じるようになって

黒岩の象徴的な課題「ツル」を登れたら

次はグレードを上げていくことより

他のいろんな岩場を楽しんだり

マルチやバリエーションに重点を置いて行きたいなって思う。

その先に、やはり沢がやりたいからって思いがあって

沢は山のオールラウンダーだと思っているから

歩きも登りも、知識も技術も

何でもできる山の人を目指したい。

 

 

<今日のルート>