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仕事柄検索のページをよく使います。普段はGoogle・Yahoo!を使うのですが、ふとBingのページを開いてみたらMicrosoftからお知らせが表示されていたので紹介。
●ChromeでBing.comを開いたら
Windows 7の環境のChromeで開いたのですが、画面上部にお知らせが。
『Chromeをお使いですか?最新のInternet Explorer 11であれば高速で安全です。』
なかなか挑戦的ですね。確かにInternet Explorerは動作が何となく遅くて、Chromeは早い・安全ということで普及した気がするのですが、MicrosoftからInternet Explorer 11は違うのだよ!という自信を持ったメッセージが発せられています。Googleへの対抗心が見えている気がします。
Internet Explorer 11の動作は実際かなり早いので、毛嫌いされている方は試してみては。機能拡張などでカスタマイズする方には向きませんが。
それでは他のブラウザーでは…?と気になります。
●FirefoxでBing.comを開いたら
Firefoxで開いたらどうなるのか?
『Bingホームページを気に入ってますか?あなたのデスクトップでBingを楽しもう!』
ブラウザーの乗り換えは案内しないようです…。相手にしていないのかしら…。悲しい(私のメインブラウザーなので)。
デスクトップにウィジェットみたいな検索フォームが表示されて、すぐにBing検索ができるアプリのようです。
- Bing デスクトップ(Bing)
●Internet Explorer 11でBing.comを開いたら(Windows 8.1環境)
ではInternet Explorerで表示したらどうなるのか?
Windows 8.1環境のInternet Explorerで表示してみます。
『Windows 8.1は初めてのご利用ですか。斬新かつ直観的な検索体験を見てみよう。』
スマートサーチというModern UI上の検索(スクリーン右端からスワイプして「検索」か、Windowsキーを押しながら「Q」キーで出てきます)をお薦めされます。
この検索は統合検索で、PC内のデータのアプリの検索・コントロールパネル(設定)の検索・ドキュメントの検索・ウェブの検索をまとめて行えます。試しに「Wi-Fi」と入力すると、「Wi-Fiの設定を変更する」といった設定や「Wi-Fi」というファイル名を含むものの検索、ウェブの検索がまとめて表示されます。ウェブの検索の元はもちろんBingです。
- 新しいWindows のBing スマートサーチ(Bing)
これらのことから、Microsoftはまずブラウザーのシェア低下を食い止め、Bingをもっと使ってもらおうという意志が感じられます。
ほんの少し前の5月23日にMicrosoftからデフォルトの検索エンジンをBingにすることで低価格にてOSを提供する「Windows 8.1 with Bing」を発表しました。このことからもBingをより多くの方に使ってもらい、検索キーワードによるユーザーの関心の情報収集や広告収入などを伸ばしていくということなのではないかと考えられます。
事前情報のとおり、Windows 8.1 with Bingとは、IE11のデフォルト検索エンジンをBingにしたもので、その条件でパソコンメーカー向けに安く提供されます。それ以外通常のWindows 8.1と機能面の違いはありません。
これは、Build2014で発表された「9インチ以下のデバイスにはWindowsを無償提供する」という施策とは別のもので、それより大型のネットブックや10インチタブレットなどをカバーするものと思われます。
要すれば、これらも今までより販売価格が下がり、入手しやすくなることが見込まれます。
【速報】Windows 8.1 with Bingが正式発表! 事前情報通りのローコストWindows - Surface 2 非公式マニュアル + Windows Phone(使い方・活用法)
確かに一度OSにお金を払ったユーザーがその後お金を払うことはないので(先日のWindows XPのサポート終了でも分かったとおり)、Bingの広告などでその費用を少しでも回収しようとするのは企業として当然なのかもしれません。
Bingの検索ユーザーは日本ではまだ少ないと思いますが、今後のユーザー数の伸びに注目していきたいと思います。
それでは、よい検索ライフを。