ZTEがMobile World Congress 2025で展示している「nubia」シリーズのスマートフォンは、とにかく個性が際立っている。大きなスピーカーを搭載したモデル、回転式リング付きのカメラを備えたモデル、低価格帯の折りたたみ式スマホの後継機など、バリエーションも豊富だ。
「nubia Music 2」は、背面右上に大きなスピーカーを搭載し、その下にミュージックビジュアライザーのようなさまざまな色のラインが並ぶカラフルなスマートフォンだ。スピーカーの音量は最大95デシベルに達し、部屋でちょっと音楽を聞きたいときに小型のBluetoothスピーカー代わりに使えそうだ。
前面にはリフレッシュレート120Hzの6.7インチディスプレイを搭載し、「Versatile Live Island 2.0」が備わっている。これはAppleの「Dyanamic Island」に対抗するZTE独自の機能とみられる。グローバルでの価格はまだ明らかではないが、マレーシアではRM389(約1万3000円)で販売されている。
「nubia Focus 2 Ultra 5G」は、大きな回転式リングを使ってカメラのズームや絞りを調整できる。背面カメラは108MP、前面カメラは32MP。リフレッシュレート120Hz の6.8インチディスプレイを搭載し、価格は299ユーロ(約4万8000円)だ。
折りたたみ式スマートフォン「nubia Flip」の後継機となる「nubia Flip 2」は、内側にリフレッシュレート120Hz の6.9インチ画面、外側には3インチのAMOLEDディスプレイを備えており、前モデルの小さな円形の画面に比べてアプリを使いやすそうだ。メインカメラは50MP、前面カメラは32MP。価格は699ユーロ(日本ではワイモバイルの一括購入価格が税込8万5680円)となっている。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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