Hewlett-Packard(HP)は米国時間7月11日、「webOS」の新しい責任者にStephen DeWitt氏を指名した。
DeWitt氏は米CNETとのインタビューにて、HPがモバイル市場での競争に出遅れていることを認めながらも、それに悩むことなく「われわれは市場に商品を出していく必要がある。学習し、応答し、拡張する必要がある。それがここでのモデルだ」と述べている。
DeWitt氏はまた、TouchPadについて、「webOS搭載製品が登場したということを人々に知らせ伝えなくては」と述べている。TouchPadには発売時点で100種のネイティブアプリケーションがあり、これは「iPad」や「Android」タブレットの発売時点よりも多いとDeWitt氏は指摘する。
DeWitt氏によれば、HPは開発者コミュニティーの支援にさらに力を入れるという。これには、財務上、技術上、マーケティング上のリソースを提供することが含まれるが、HPが開発者にアプリの費用を支払うかどうかについては、同氏は明言を避けた。ただし、知的財産の割引といったモデルや状況によっては直接投資も選択肢となるという。
DeWitt氏は、webOSをPCやプリンタなどに拡張することで、開発者がプログラムを作成できる潜在的な基盤が拡大するはずだと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力