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FN CAL

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FN CAL
FN CAL
種類 軍用小銃
製造国 ベルギーの旗 ベルギー[1]
設計・製造 ファブリック・ナショナル[1]
仕様
口径 5.56mm[1]
銃身長 505mm[1]
ライフリング 6条[1]
使用弾薬 5.56x45mm NATO弾[1]
装弾数 20発/25発/30発(箱型弾倉
作動方式 ガス圧利用ロータリングボルト
全長 985mm[1]
重量 3,700g[1]
発射速度 850発/分
銃口初速 970m/秒
歴史 
設計年 1963年-1966年
製造期間 1966年-1975年
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FN CAL(Carabine Automatique Légère)は、ベルギーファブリック・ナショナル社(FN)が生産していたアサルトライフル[1]。同社が設計した最初の5.56mm小銃で、その名称は「軽量自動カービン」を意味する。

概要

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1960年代5.56x45mm NATO弾の採用に端を発する小口径化の動きに対応するべく、FALの後継機種として設計された。

FALをスケールダウンさせたような外見を持ち、FAL同様のショートストローク方式のガスピストンを備えているが、閉鎖機構としてティルティング・ボルトを採用していたFALに対して、CALではロータリング・ボルトを採用するなど、内部構造には差異がある。初期型ではフルオートとセミオートに加え、三点バースト射撃を行うことも可能だった。ストックは固定式と折りたたみ式が存在する。

プレス加工鋳造を多用し、精密な部品の使用を控えるなど、FALと比べ低コスト化が図られていたが、それでもなお競合するライフルと比べ複雑・高価な傾向があった。また、強度にも問題があり、トライアル中に事故を起こしてしまった。その事故を重大だととらえたFN社は製造を中止した。

その後、CALの設計に改良を加えたものがFNCとして発表されている[1]

使用国

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関連項目

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 床井 雅美『最新軍用ライフル図鑑』徳間書店、1998年6月15日、96-97,331-342頁。ISBN 4-19-890903-2