[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/コンテンツにスキップ

FMいるか

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
函館山ロープウェイ株式会社
コミュニティFM事業部
Mt.Hakodate Ropeway Corporation Community FM Division
愛称 FMいるか
コールサイン JOZZ1AA-FM
周波数/送信出力 80.7 MHz/20 W
本社・所在地
040-0054
北海道函館市元町19番 7号
設立日 1958年昭和33年)6月12日
開局日 1992年平成4年)12月24日
演奏所 函館市元町19番 7号
送信所 函館市函館山字御殿山1番地(函館山テレビ・FM放送所
中継局 南茅部中継局、日浦中継局、茂辺地中継局、当別第二中継局、当別第一中継局、三ツ石中継局、向野中継局
放送区域 函館市北斗市亀田郡七飯町の一部
ネット配信 JCBAインターネットサイマルラジオ
公式サイト FMいるか (日本語)
1・6・7が放送エリア
1992年平成4年)の開局から2015年(平成27年)11月まで演奏所があった「いるか807ビル」(2006年(平成18年)8月 撮影)
FMいるか スタジオブース パーソナリティー席 撮影日:2023年令和5年) 5月27日
FMいるか スタジオブース 出演者席 撮影日:2023年(令和5年) 5月27日

FMいるか(エフエムいるか)は、北海道函館市の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である函館山ロープウェイ株式会社が行うコミュニティ放送の愛称である。

概要

[編集]

1992年平成4年)1月放送法施行規則改正[1]により、コミュニティ放送が制度化され、その第1号として同年12月24日に開局した日本初のコミュニティ放送局である。保有する特定地上基幹放送局(当初は放送局)の呼出名称はこだてエフエム。開局時の空中線電力は100mWであった。

愛称の「いるか」は、津軽海峡など世界各地に生息するイルカの人懐っこい性格をモチーフに、地域密着の情報発信拠点を目指すことをテーマに命名された。

放送エリアは函館市および北斗市亀田郡七飯町でエリア内人口は約32万3千人、世帯数は約15万1千世帯[2]

2005年(平成17年)4月4日より、24時間放送を開始。自社生放送は月曜日 - 木曜日 7:00 - 16:00・17:00 - 21:00、金曜日 7:00 - 13:00・14:00 - 21:00、土曜日 9:00 - 15:00、日曜日 9:00 - 12:00となっている[注 1]。深夜から早朝時間帯は、ミュージックバードの番組配信を受けている[注 2]。放送休止時間を設けていた頃は、毎日22:00の全番組終了後にの音を放送し、停波していた(2004年(平成16年)4月5日 - 2005年(平成17年)4月3日のみ22:00 - 翌5:59まで波の音を放送、6:00 - 6:54.30に日替わりで音楽を流し、その後オープニング曲『FMいるか朝の歌』とコールサインを流し、7:00より放送を開始していた。 )。なお、2023年(令和5年)現在、コールサインと周波数・送信所ごとの出力は毎日23:59 - 翌0:00・4:59 - 5:00に流している。

オープニング・クロージングや、時折流れる協賛企業紹介CMでは、映画グラン・ブルー』のBGM(作曲:エリック・セラ)が使用されている。放送機器メンテナンスによる夜間放送休止の際は、オープニングテーマ「The Big Blue Overture」が流れる[注 3]。協賛企業紹介時のBGMは「Deep Blue Dream」が流れている。2023年11月30日までは、局名告知時のBGMは、23:59 - 翌0:00は「Virgin Islands」、4:59 - 5:00は「The Big Blue Overture」が流れていたが[注 4]、2023年12月1日に茂辺地・当別第一・当別第二・三ツ石・向野の各中継局が開局したことに伴いBGMが変更された。

CMは、番組単位の提供やスポットCMなどの他、他局ではあまり例がない年間契約による提供形態も開局当初から実施しており、ナショナルスポンサーから地元・企業まで50社以上と年間契約を結んでいる。

送信所

[編集]
送信所 空中線電力 設置場所
親局 20W 函館市函館山字御殿山1番地
南茅部中継局 函館市臼尻町
日浦中継局 5W 函館市日浦町
茂辺地中継局 1W 北斗市茂辺地2丁目
当別第二中継局 北斗市当別4丁目
当別第一中継局 0.05W 北斗市当別1丁目
三ツ石中継局 北斗市三ツ石2丁目
向野中継局 北斗市向野

タイムテーブル

[編集]
(2024年(令和6年)10月時点)
太字の番組は函館山ロープウェイ山麓駅舎内スタジオから生放送。
時刻
5:00 Morning Stream(邦楽70 - 80年代)
(MUSIC BIRD制作)
森雅紀の目覚ましラジオ
(MUSIC BIRD制作)
杉田裕の「Here Comes The Sun」
(MUSIC BIRD制作)
5:25 みすゞさんと明るいほうへ
(しゅうなんFM制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
6:00 Morning Community
(MUSIC BIRD制作)
※6:24 - 6:29に「AI天気情報・多言語」内包
KZOO ALOHA HOTLINE “Aloha Rainbow”
(MUSIC BIRD制作)
経営軍師 岡漱一郎の「絶対負けない!社長の法則」
(FMとおかまち制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
7:00 おはようさわやかさん おはようサタデー
(MUSIC BIRD制作)
おはようサンデー
(MUSIC BIRD制作)
8:00 パルナッソスの女神たち パルナッソスの女神たち
(再放送)
9:00 コレクト. はまチャンネル
10:00 オトノハにのせて Friday Labo
11:00
12:00 キャンパスデイズ! GLAYtaste HITS
(再放送)
13:00 ごごたす1時4時 リメンバーミュージック
(MUSIC BIRD制作)
大山慎介の「復活」北海道
(再放送)
14:00 スーパー満腹バラエティ 山下家 みんなのサンデー防災
(MUSIC BIRD制作)
15:00 GLAYtaste HITS デジタル建設ジャーナル
(MUSIC BIRD制作)
16:00 Musik(ムジーク) 大山慎介の「復活」北海道 JP TOP 20
(MUSIC BIRD制作)
17:00 皆方流 THEナイト SATURDAY SUPER LEGEND
(MUSIC BIRD制作)
18:00 たーなー先生の夢カナRADIO
(MUSIC BIRD制作)
大石吾朗 Premium G
(MUSIC BIRD制作)
18:30 スーパー・ステーション!~井上昌己のprecious moment
(MUSIC BIRD制作)
19:00 大塚商会Presents Kazuo Yoshida’s BOSSAMANIA
(MUSIC BIRD制作)
E-LOUNGE MUSIC PLACE
(MUSIC BIRD制作)
20:00 牧山純子 サウンドマリーナ
(MUSIC BIRD制作)
PRESIDENT STATION
(MUSIC BIRD制作)
21:00 大西貴文のTHE NITE
(MUSIC BIRD制作)
プロボウラー名和秋の海街レイディオ
(茅ヶ崎FM制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
wacciのLIVE!LIVE!LIVE!
(仙台コミュニティFM制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
Sound of Oasis
(MUSIC BIRD制作)
22:00 TABARU Love Emotion
(MUSIC BIRD制作)
海蔵亮太のニューラジオ
(MUSIC BIRD制作)
23:00 PROTO~プロトタイプから、オリジナルへ。~
(MUSIC BIRD制作)
Music Hot Flavor
(MUSIC BIRD制作)
0:00 K・Sスタジオ
(MUSIC BIRD制作)
コウセイラジオ ~break through the wall~
(ラジオ・ラヴィート制作、

コミュニティ発 全国放送ゾーン)

RADIO BOHEMIA
(FMおだわら制作、

コミュニティ発 全国放送ゾーン)

Echoes of Ishigaki
(MUSIC BIRD制作)
湘南ベース
(MUSIC BIRD制作)
I wish you success~明日への扉~
(MUSIC BIRD制作)
あかねサステナブル~サムライジング Special~
(MUSIC BIRD制作)
0:30 Beat in the Box~just the beginning~
(FM世田谷制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
ゲーム・BGM夜話
(ウルトラFM制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
1:00 アニメ関門文化学園
(カモンFM制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
益子直美の怒ってはいけないラジオ
(レディオ湘南制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
花*花Style
(BAN-BANラジオ制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
めんそーれ読谷
(FMよみたん制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
ユメルのモナリザラウンジ
(MUSIC BIRD制作)
本牧ヤグチ
(マリンFM制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
吉祥寺アンリミテッド
(むさしのFM制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
1:30 徳島LSC純夏のWater Side NOW!
(FMびざん制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
上地等のWaking Talking Radio
(FMいしがきサンサンラジオ制作、コミュニテ発 全国放送ゾーン)
The Essence of Music
(MUSIC BIRD制作)
2:00 インディーズ・アロー
(FMはつかいち制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
しゃべんジャーズ
(むさしのFM制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
渡辺俊美のINTER PLAY
(FMおだわら制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
今夜もととのいたい!
(MID-FM制作、コミュニティ発全国放送ゾーン)
アイパー滝沢のホゥ!リーナイト・フィーバー
(REDS WAVE制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
きいやま商店のかっぱち
(FMいしがきサンサンラジオ制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
美加のNice'N'Easyタイム
(MUSIC BIRD制作)
2:30 きゅんです!サイエンス
(VOICE CUE制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
3:00 JAZZ VOCALの夜
(MUSIC BIRD制作)
週刊メディア通信
(MUSIC BIRD制作)
なべやかんのブヒブヒスパークタイム
(FM世田谷制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
真夜中の訪問者
(MUSIC BIRD制作)
4:00 slow life, slow music
(MUSIC BIRD制作)
Power Up More Nippon
(MUSIC BIRD制作)
花火の星
(FMはなび制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)
4:30 吉田メロディとステキな時間
(FMひたち制作、コミュニティ発 全国放送ゾーン)

沿革

[編集]

昭和時代

[編集]

平成時代

[編集]
  • 1992年平成4年)12月24日 - 日本初のコミュニティ放送局として空中線電力100mWで開局。
  • 1993年(平成5年) - ラジオカー「いるか号」を運用開始。
  • 1994年(平成6年)
  • 1995年(平成7年)- 空中線電力を3Wに増力。
  • 1996年(平成8年)
    • 詳細時期不明 - 番組モニター制度を開始。北海道南西沖地震阪神・淡路大震災などを教訓に、第2スタジオを緊急災害時に対応できる情報スタジオに改良。
    • 6月 - 空中線電力を10Wに増力。
  • 1999年(平成11年)
    • 詳細時期不明 - ストリーミング放送を実施(後に終了)。
    • 12月 - 規制緩和に伴い、空中線電力を20Wに増力。
  • 2003年(平成15年)3月 - ホクレン夢大賞最優秀賞を受賞。
  • 2004年(平成16年)3月 - 北海道文化選賞企業特別賞を受賞。
  • 2005年(平成17年)
    • 4月 - SimulRadioに参加し、ストリーミング放送を再開。
    • 4月4日 - 24時間放送開始。
    • 7月 - 南茅部・日浦中継局の試験放送を開始(7月21日 22:00まで)。
    • 8月 - 中継局の運用を開始。
    • 10月 - SimulRadio配信停止。
  • 2012年(平成24年)11月9日 - SimulRadio配信再開。
  • 2015年(平成27年)11月9日 - 放送スタジオと事務所機能を函館市元町19番地 7号(函館山ロープウェイ山麓駅)に移転[3][4]

令和時代

[編集]
  • 2023年令和5年)
    • 12月 - 茂辺地・当別第二・当別第一・三ツ石・向野中継局の運用を開始。

インターネット放送

[編集]

かなり早い段階から取り組んでおり、かつては1999年(平成11年)からインターネットによるストリーミング配信を行っていたが、著作権関係の問題により休止した。

2005年(平成17年)4月に難聴地域をストリーミング配信によって補うことを目的とした検証実験「サイマルラジオ」を、神奈川県葉山町湘南ビーチFM埼玉県鴻巣市フラワーラジオとともに開始したが、同年10月に配信を停止した。

その後はサイマル放送の環境が整備されるまで、当局のサイマル配信は行われていなかったが、2012年(平成24年)11月9日より『SimulRadio』に復帰し、サイマル放送の配信を再開した。

主な番組

[編集]

太字は自社制作番組。 放送時間はすべてJST(2022年(令和4年)4月現在)。現在放送中の番組

  • FMいるか朝の歌(毎日 6:55 - 7:00) - 開局時より流れているFMいるかのステーション・ミュージック。作曲は明石隼汰(北海道教育大学函館校出身)。開局当初は7:54:30 - 7:59:30の放送であったが、1994年(平成6年)前後に放送開始時刻が8:00 → 7:00に繰り上げられたのに伴い6:54:30 - 6:59:30の放送となり、数年間の休止(後述)を経て現在の放送時間になる。開局当初 - 2005年(平成17年)4月3日は、曲の後に波の音をバックに局名告知と放送開始アナウンスを行っていた。2005年(平成17年)4月4日の24時間放送開始から数年間は休止していた時期があった[注 5]。また、2018年(平成30年)1月8日 - 2019年(平成31年)3月29日までは月曜日 - 金曜日 6:56 - 7:00枠で『函館讃歌de若返り体操』放送に伴い、平日は6:51 - 6:56に放送していた。
  • おはようさわやかさん(月曜日 - 金曜日 7:00 - 9:56、生放送) - 2013年(平成25年)4月1日放送開始。当初は月曜日 - 木曜日の放送だったが、2014年度より金曜日に拡大。また、金曜日のみ、7:00 - 11:00に放送されていた時期もあった。
  • オトノハにのせて(月曜日 - 木曜日 10:00 - 12:55、生放送) - 2018年(平成30年)4月2日放送開始。開局当初からの伝統あるコーナー「人ネットワーク」はこの番組内、毎週月曜・水曜 11:10 - 11:45前後に放送。
  • Friday Labo(金曜日 10:00 - 12:55、生放送) - 2022年(令和4年)4月1日放送開始。2022年(令和4年)10月より第4金曜は『ウェルネスラボ』として放送。2023年(令和5年)12月より第1金曜は12:00より「北斗市防災ラジオ」の起動試験放送を実施。
  • 函館讃歌de若返り体操(月曜日 - 金曜日 12:55 - 13:00) - 2018年(平成30年)1月8日放送開始。当初は月曜日 - 金曜日 06:56 - 7:00と12:45 - 12:50の1日2回放送だったが、2019年(平成31年)4月より朝枠が廃止され、昼枠のみでの放送(12:45 - 12:50)となり、2020年(令和2年)4月より現在の放送時間となる。2021年(令和3年)7月 - 2022年(令和4年)6月までは『お家でフィットネス』と隔日で放送していた。
  • ごごたす 1時4時(月曜日 - 木曜日 13:00 - 15:56、生放送) - 2024年(令和6年)4月1日放送開始。パーソナリティ2人による掛け合いトーク番組。
  • Musik(ムジーク)(月曜日 - 木曜日 16:00 - 16:56) - 2018年(平成30年)4月2日放送開始。ノンストップ・ノンDJの音楽番組。2023年(令和5年)4月7日より金曜日13時台にも拡充されたが、金曜日枠は1年で終了となり、2024年(令和6年)4月5日よりMUSIC BIRD制作『リメンバー・ミュージック(洋楽90~2000年代)』を放送している。
  • 皆方流 THEナイト(月曜日 - 木曜日 17:00 - 20:56、生放送) - 2015年(平成27年)10月5日放送開始。情報バラエティ・リクエスト番組。なお、20:15 - 20:30前後に放送されている聴取者からのネタ投稿コーナー(月曜日「皆流いちゃもん言っちゃうもん」、火曜日「ありえへんクラブ」、水曜日「皆流5・7・5倶楽部」、木曜「皆方総研」)は2015年(平成27年)9月まで月曜日 - 木曜日午後に放送されていた『ご機嫌レディオ!皆方流』を引き継いでいる。また、水曜日 17:47 - 17:59に「福島和可菜のSmileちょい足し」を放送。また、新型コロナウイルス感染拡大時の特別番組編成では19:56までの短縮版となっていた(その際、ネタ投稿コーナーは19時台に放送)。
  • スーパー満腹バラエティ 山下家(やましたや)(金曜日 14:00 - 20:56、生放送) - 2024年(令和6年)4月5日放送開始。
  • パルナッソスの女神たち(土曜日 08:00 - 09:00[注 6]) - 2022年(令和4年)4月2日に放送開始した週末朝のクラシック音楽番組。かつて放送されていた『あなたへの招待席』『アポロンの竪琴』を統合した番組ではあるが、内容的には『アポロンの竪琴』に近い。
  • コレクト.(土曜日 9:00 - 11:56、生放送) - 2024年(令和6年)4月6日放送開始。タイトルは好きな音楽を「Collect(寄せ集める)」と、答えがひとつとなる「Correct(正解)」の両方の意味を合わせたものとなっている。
  • はまチャンネル(日曜日 9:00 - 11:56、生放送) - 2022年(令和4年)4月2日放送開始。当初は土曜日 9:00 - 11:56の放送だったが、2024年(令和6年)度より日曜日同時間帯に移動。
  • GLAYtaste HITS(土曜日 15:00 - 16:00[注 7]) - 「GLAY Special Live 2013 in HAKODATE GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT」の開催に合わせ、2013年(平成25年)4月6日より放送開始。当初は2013年(平成25年)9月までの放送を予定していたが、好評だったため、2023年(令和5年)現在まで放送を継続。
  • キャンパスデイズ!(土曜日 12:00 - 15:00、生放送) - 北海道教育大学函館校、函館大谷短期大学公立はこだて未来大学北海道大学水産学部函館工業高等専門学校函館大学の学生パーソナリティが週替わりで出演。14:45 - 14:56に『天国への手紙』、14:56 - 15:00に『函館200景』を内包している。
  • 函館200景(月曜日 - 木曜日 9:56 - 10:00・15:56 - 16:00・16:56 - 17:00・20:56 - 21:00、金曜日 9:56 - 10:00・13:56 - 14:00・20:56 - 21:00、土曜日・日曜日 14:56 - 15:00) - 函館・道南の素晴らしい風景・名所や旧跡を紹介するミニ番組。また、一時期は聴取者(リスナー)から「お気に入りの200景」を募集していたことがあった。
  • 檜山ラジオ紀行(土曜日・日曜日 11:56 - 12:00) - 檜山地方の名所や旧跡を紹介するミニ番組。『函館200景』の檜山地方版。
  • 大山慎介の「復活」北海道室蘭まちづくり放送(FMびゅー)制作、土曜日 16:00 - 17:00[注 8]

過去に放送されていた番組

[編集]

2023年令和5年) 3月31日時点。

  • モーニング・アヴェニュー
  • モーニングプラザ
  • おしゃべりラジオラウンジ
  • いるかの日めくりワイド(月曜日 - 木曜日:10:00 - 11:56)
    • SKY BALOON
    • 夢中にチューズデイ
    • Smooth Wednesday
    • Mr. Hobby Time
  • 夕方ナビゲーション
  • 暮らしつづれおり - 2004年(平成16年)4月 - 2018年(平成30年)3月放送。
  • 金曜特集 - 2004年(平成16年)4月 - 2005年(平成17年)3月放送。
  • ティーチャールパン&インベのめったにないことがざらにある(土曜夜)
  • 元町倶楽部のじろじろ大学(日曜夜) - 1993年(平成5年)10月 - 2007年(平成19年)3月放送。
  • ナイト・クルージング・リクエスト(平日:17:00 - 18:00)
  • HOt MILk HEARt(平日夜)
  • リクエストパーク・ラジ友(2003年(平成15年)4月 - 2006年(平成18年)3月放送、月曜日 - 木曜日 19:00 - 22:00)
  • はこだてパワーポケット(土曜日 20:00 - 21:00)
  • 週刊まち日和
  • トワイライト・スクエア
  • プレミアム・スタッフ
  • Smoothie Delight(金曜日 7:00 - 11:00) - 2013年(平成25年)4月5日 - 2014年(平成26年)3月28日放送。
  • カルデサック~音楽の隠れ家 - 現在でも年末年始特別編成時に『新春カルデサック』として放送している。
  • くりーん☆ひっと(土曜 9:00 - 11:56) - 2020年(令和2年)4月4日 - 2022年(令和4年)3月26日放送。
  • Chill Song List(日曜 17:00 - 18:00) - 2020年(令和2年)4月5日 - 2022年(令和4年)3月27日放送。
  • Golden Beat Pops - 2017年(平成29年)4月7日 - 2023年(令和5年)3月26日放送。
  • Hello! I am "みか~る"!! - 2018年(平成30年)4月7日 - 2023年(令和5年)3月26日放送。当初は30分番組だったが、2020年(令和2年)4月より1時間番組に拡大。
  • Daytime Radio - 2015年(平成27年)10月5日 - 2024年(令和6年)3月28日放送。
  • 金曜スクランブル - 2021年(令和3年)4月2日 - 2024年(令和6年)3月29日放送。FMおたるで放送されている同名の番組とは無関係。
  • WILL - 2019年(平成31年)4月6日 - 2024年(令和6年)3月31日放送。最初の1年間は土曜日・日曜日の放送であったが、2020年(令和2年)度より日曜日のみの放送となった。
  • Music Junk - 2020年(令和2年)4月4日 - 2024年(令和6年)3月31日放送。
  • &Saturday - 2023年(令和5年)4月1日 - 2024年(令和6年)3月30日放送。

など多数あり。

共同制作

[編集]

AM放送HBCラジオ函館放送局と共同でミニ番組を平日に放送している。

放送時間と番組(月曜日 - 金曜日、両局共通)

かつてSTVラジオ函館放送局では、2007年(平成19年)(平成19年)9月までは10:55 - 10:59に『函館HOT情報』(道南の地域の話題、提供:ユニークショップつしま → NTT東日本 函館支店 → 函館丸井今井)を、2019年(平成31年)(平成31年)3月までは12:55 - 12:59に『ハロー函館』(函館中央・函館西警察署管内の地域安全ニュース)を放送していた。なお、札幌局などでは、この時間『STVニュース』を放送している。また、1997年(平成9年)4月から2006年(平成18年)3月まで、14:55 - 14:59に『JRハートフルメッセージ函館』(道南のイベントや観光地の情報、提供:JR北海道函館支社)も放送されていた。

また、かつては道内コミュニティFM局との同時制作のもと、月曜日 - 金曜日 13:55 - 13:59に『まるまるネット北海道』を放送していた時期があった。

一方、津軽海峡を挟んだ青森県内のコミュニティFM4局(Be FMFM AZURFMアップルウェーブFM JAIGO WAVE)とは「青函コミュニティFMネットワーク協議会」を結成し、共同制作番組として週1回『青函メッセージBOX』(月曜日 9:40 - 9:50ごろ)、『青函ヴォイスリレー』(金曜日 13:20 - 13:40)を放送していた[注 11]

2020年(令和2年)12月より2021年(令和3年)2月第1週まで北東北3県の県域FM放送局(FM青森FM岩手FM秋田)それぞれと共同製作で『Winter Navi』を放送していた[6]

2023年(令和5年)現在は金曜日の16:20よりFM青森との共同制作のもと『モット青函!ツイン・レディオ!』を放送している[注 12]

パーソナリティ

[編集]

2024年現在の情報。

  • 宮脇寛生(FMいるか局長)
  • 皆方昭司
  • 佐々木紫
  • 石﨑理
  • 伍楼康広
  • 安川智巨
  • 佐藤はるか
  • 濱多大介
  • 中野由貴
  • 下唐湊祐莉
  • 山下健人
  • 斉藤正樹

GLAYとの関係

[編集]

函館で結成されたロックバンドのGLAYは1994年(平成6年)5月25日にメジャーデビューした際にキャンペーンの一環としてその3日後にFMいるかの番組にゲスト出演をした[7]。以後も幾度とコメントなどで番組出演を果たし、メンバーが番組を持った時期もあった[8]

2023年(令和5年)現在は土曜 15:00 - 16:00に『GLAYtaste HITS』を毎週放送(再放送:日曜 12:00 - 13:00)[9]。また、函館でのライブ開催時には特別番組も組み、ライブ最終日の放送にはメンバーが生出演することもある[10][11]

また、旧・FMいるかビルに入居していた「カフェ・ペルラ」はTAKUROが作曲のために訪れていたというエピソードがあり、GLAYファンにとっての聖地とされていた[12]

2013年(平成25年)に緑の島で開催された野外ライブ「GLAY Special Live 2013 in HAKODATE GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.1」のプロモーションとして6月の『GLAYtaste HITS』にTAKUROTERUが収録に参加しステーションIDも収録された。7月28日未明(27日深夜)には県域FM局であるAIR-G'との共同特別番組『AIR-G’×FMいるか 朝までGLAY』をFMいるかスタジオより同時生放送した[注 13][13]

2018年(平成30年)9月6日に北海道胆振東部地震が発生した際にはTERUがTwitter上で「FMいるかさんが、地震に関する情報を提供してくれてます。」と、FMいるかの名前を織り込んでラジオの活用を呼び掛けていた[14]

2020年(令和2年)8月12日の「GLAY 1day PROGRAM」ではFMいるか『オトノハにのせて』がコミュニティFMで唯一参加した[15][注 14]

2023年(令和5年)6月1日から4日まで函館市民会館で開催された「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023 -The Ghost of GLAY-」と連動し「GLAY ONLY PLAYLIST 4days」と題して生放送番組にてほぼ全曲GLAYナンバーで選曲するなどGLAYにこだわって放送した[16]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 土曜は16:00 - 17:00に室蘭まちづくり放送(FMびゅー)制作『大山慎介の「復活」北海道!』を放送している。2022年令和4年)4月3日より日曜に再放送を新設。
  2. ^ 月曜 - 木曜は21:00 - 翌6:55、金曜は21:00 - 翌7:54、土曜は17:00 - 翌7:54、日曜は14:00 - 翌6:55。平日は6:24 - 6:29に『AI多言語天気情報』、土曜・日曜は6:55 - 7:00に『FMいるか朝の歌』、18:55 - 18:59に『AI天気情報』を内包している。
  3. ^ かつては毎日22:00の全番組終了時にフルコーラスで流れていた。 なお、夜間放送休止後の放送再開時は「Virgin Islands」がフルコーラスで流される。
  4. ^ 時期不明 - 2020年(令和2年)3月31日は深夜早朝いずれも「The Big Blue Overture」、2020年(令和2年)4月1日 - 2022年(令和4年)9月30日は深夜・早朝いずれも「Virgin Islands」が流れていた。
  5. ^ その際は波の音をバックに「JOZZ1AA-FM、JOZZ1AA-FM、こちらははこだてエフエム、FMいるかです。」というように呼出符号と放送局名のみアナウンスされていた。
  6. ^ 日曜日 8:00 - 9:00に再放送。「あなたへの招待席」・「アポロンの竪琴」が放送されていた時期は、同日夜に当日放送分の再放送を行っていた。
  7. ^ 日曜日 15:00 - 16:00(2014年(平成26年)4月6日 - 2023年(令和5年)3月26日までは12:00 - 13:00)に再放送。
  8. ^ 日曜日 13:00 - 14:00に再放送。
  9. ^ HBCラジオ側の番組表上の放送時間は、12:30 - 12:35である。
  10. ^ パーソナリティは、月・火曜日は佐々木紫、水・木曜日は佐藤はるか、金曜日は下唐湊祐莉が担当。開始時に「ここからは、函館市・FMいるかの佐々木(佐藤・下唐湊)がお伝えします」と名乗っている。FMいるかでは『オトノハにのせて』(月曜日 - 木曜日)・『Friday Labo/ウェルネスラボ』(金曜日)、HBCラジオ函館放送局では『カーナビラジオ午後一番!』(月曜日 - 木曜日)・『グッチーのGood Friday!』(金曜日)に内包している。(2024年(令和6年)4月現在)
  11. ^ 2000年代前半には日曜日 → 土曜日11時台にFM AZUR制作『俊ちゃんの人生応演歌』を放送していた時期があった
  12. ^ FMいるかでは『スーパー満腹バラエティ 山下家』、FM青森では『ラジmott!』に内包している。(2024年(令和6年)4月現在)
  13. ^ パーソナリティはFMいるかより『GLAYtaste HITS』の宮脇寛生とAIR-G'より後に『GLAY RADIO FAN MEETING』を担当するKARASU
  14. ^ 北海道からは他にAIR-G'も参加。

出典

[編集]
  1. ^ 平成4年郵政省令第2号による改正
  2. ^ FMいるかについて FMいるか
  3. ^ 【スタジオ・事務所機能 移転のお知らせ】(イベント&トピックス)” (2015年11月9日). 2015年11月9日閲覧。
  4. ^ "FMいるか 80.7MHz 2015年(平成27年)11月9日 07:02(JST)の投稿" 2015年(平成27年)11月9日閲覧
  5. ^ インターネットサイマル配信12月リニューアルのお知らせ” (2020年10月1日). 2020年11月10日閲覧。
  6. ^ イベント&トピックス
  7. ^ GLAYのTAKUROさん・TERUさんのインタビュー&ステーションID 放送決定!
  8. ^ 函館山ロープウェイ駅に移転したFMいるかとGLAYの古くからの関係 - 2021年(令和3年)3月5日閲覧
  9. ^ GLAYtaste HITS - 2021年(令和3年)3月5日閲覧
  10. ^ 【放送終了】8月17日(土)・18(日)「GLAYtaste HITS特別編」放送 - 2021年(令和3年)3月5日閲覧
  11. ^ TERUラジオ生出演情報 - 2021年(令和3年)3月5日閲覧
  12. ^ GLAYゆかりの絶景「カフェ・ペルラ」、二十軒坂上に再び
  13. ^ 【放送終了】7月27日深夜「AIR-G’×FMいるか 朝までGLAY」放送! - 2021年(令和3年)12月16日閲覧
  14. ^ “北海道出身のGLAY・TERU、地震に「こう言う時こそ、ラジオの力です」”. (2018年9月6日). https://www.sanspo.com/article/20180906-TXJTRWQDSVIS7IOLYZRALRHRVU/ 2021年3月5日閲覧。 
  15. ^ “GLAY、ニューシングルの発売日8月12日に「GLAY 1day PROGRAM」と称した24時間企画の実施が決定!”. ポニーキャニオンニュース. (2020年8月5日). https://web.archive.org/web/20200806031900/https://news.ponycanyon.co.jp/2020/08/39575 2021年3月5日閲覧。 
  16. ^ 6月1日-4日 GLAY ONLY PLAYLIST 4days

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]