相野駅
相野駅 | |
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駅舎(2009年9月) | |
あいの Aino | |
◄JR-G63 広野 (4.3 km) (4.2 km) 藍本 JR-G65► | |
所在地 | 兵庫県三田市下相野字五反田331-1[1] |
駅番号 | JR-G64 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■福知山線(JR宝塚線) |
キロ程 |
44.0 km(尼崎起点) 大阪から51.7 km |
電報略号 | アノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
3,548人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)3月25日[1] |
備考 |
業務委託駅[1] みどりの窓口 有 |
相野駅(あいのえき)は、兵庫県三田市下相野字五反田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線(JR宝塚線)の駅である[1]。駅番号はJR-G64。
アーバンネットワークおよび「JR宝塚線」の愛称区間に含まれており、ICOCA(および相互利用対象のICカード)が利用可能。
歴史
[編集]- 1899年(明治32年)3月25日:阪鶴鉄道の三田駅 - 篠山駅(現在の篠山口駅)間延伸により開業[1]。旅客・貨物の取り扱いを開始[2]。
- 1907年(明治40年)8月1日:国有化により、帝国鉄道庁の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。阪鶴線所属駅となる。
- 1912年(明治45年)3月1日:線路名称改定。阪鶴線の福知山駅以南が福知山線に改称し、当駅もその所属となる。
- 1973年(昭和48年)4月1日:貨物の取り扱いが廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、「JR宝塚線」の愛称を使用開始。
- 1992年(平成4年)4月1日:篠山口鉄道部発足により、その管轄となる。
- 1998年(平成10年)12月19日:自動改札機を設置し、供用開始[3]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2009年(平成21年)6月1日:篠山口鉄道部廃止に伴い福知山支社直轄に戻され、篠山口駅の被管理駅となる。
- 2018年(平成30年)3月17日:駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 2021年(令和3年)7月1日:駅業務がJR西日本福知山メンテックからJR西日本交通サービスに移管された。
- 2022年(令和4年)10月1日:組織改正により、全線が近畿統括本部福知山管理部の管轄になり、福知山駅の被管理駅となる。
駅構造
[編集]2面2線の相対式ホームを有する地上駅になっている。ホーム間の移動には、1980年代前半に設置された跨線橋[1]を使用する。この跨線橋には2006年4月にエレベーター[1]が新設された。各ホームには2007年2月に発車標が設置された。
当駅は集札機能がある自動改札機が設置されており、新三田駅 - 篠山口駅間では唯一の導入駅である。
トイレは改札内にあり、多機能タイプも併設されている。なお、福知山線が単線・非電化だった時代には跨線橋はなく、各ホーム間は構内踏切で連絡していた。
2006年10月21日以降は、JRの直営からJR西日本福知山メンテックによる業務委託駅となっていたが(篠山口駅の管理下)、2021年7月1日より、JR西日本交通サービスに移管された。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | JR宝塚線 | 下り | 篠山口・福知山方面[4] |
2 | 上り | 宝塚・大阪方面[4] |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
ダイヤ
[編集]日中は大阪方面・福知山方面とも、1時間あたり2本が停車する(丹波路快速または区間快速)。朝晩は少し本数が多くなり、JR東西線経由の電車や、ラッシュ時には一部の特急『こうのとり』も停車する。
1997年3月8日から2003年11月30日までの間は、夕方に新三田駅 → 篠山口駅間で当駅のみ停車する速達型の快速も運行されていた。
利用状況
[編集]当駅には神姫バスの複数の路線(後述)が乗り入れており、当駅からさらにバスに乗り継いで通勤・通学する乗客も多い。なお、三木市民、加東市民、丹波篠山市民の一部も当駅を利用している。
兵庫県統計書[5]及び三田市統計書[6]によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 4,202 |
1996年 | 4,286 |
1997年 | 4,320 |
1998年 | 4,317 |
1999年 | 4,182 |
2000年 | 4,110 |
2001年 | 4,002 |
2002年 | 3,915 |
2003年 | 3,951 |
2004年 | 4,057 |
2005年 | 4,022 |
2006年 | 4,085 |
2007年 | 4,044 |
2008年 | 4,038 |
2009年 | 3,954 |
2010年 | 3,903 |
2011年 | 3,861 |
2012年 | 3,798 |
2013年 | 3,796 |
2014年 | 3,627 |
2015年 | 3,591 |
2016年 | 3,548 |
駅周辺
[編集]田畑が多いが、駅前や県道沿いにはまとまった住宅地がある。
- 相野郵便局
- あいの病院
- 湊川短期大学[1]
- 三田松聖高等学校[1]
- ガーデンタウン[1]
- JA兵庫六甲 藍支店
- しい茸ランドかさや
- 兵庫県道141号黒石三田線
- 兵庫県道182号相野停車場線
- 兵庫県道309号福住三田線
- 兵庫県道315号下相野森線
バス路線
[編集]30系統・31系統・32系統・33系統・34系統のみウイング神姫(旧神姫グリーンバス)、その他は神姫バスが運行。停留所名は「相野駅」で、いずれも駅舎前のロータリーに発着している。
- 38系統(三田特急線):三宮バスターミナル
- 53系統:北摂三田高校前・三田西陵高校前 ※休校日を除く平日朝の1本のみ
- 55系統(準急):新三田駅 / 北摂三田高校前
- 38系統・51系統・53系統・55系統:つつじが丘北口
- 51系統:大川瀬大滝
- 30系統:立杭陶の郷・兵庫陶芸美術館
- 31系統・32系統・33系統:清水・清水寺
- 34系統:こんだ薬師温泉
- 直通:藍小学校 ※休校日を除く平日朝の1本のみ
隣の駅
[編集]- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- JR宝塚線(福知山線)
- 特急「こうのとり」一部停車駅
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、112頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、126頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ a b “相野駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年1月19日閲覧。
- ^ 兵庫県統計書
- ^ 三田市統計書
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 相野駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道