前谷津川
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前谷津川 | |
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水系 | 一級水系 荒川 |
種別 | 一級河川(1965年-1977年) |
延長 | 4.8 km |
水源 | 東京都板橋区赤塚新町二丁目の湧水など |
河口・合流先 | 新河岸川 |
流域 | 東京都 |
1984年に暗渠化 |
前谷津川(まえやつがわ)は、東京都板橋区を流れる荒川水系の河川。全区間が暗渠化され、前谷津川緑道などに整備されている。
概要
[編集]流路4.8 km[1]。赤塚新町(東武線下赤塚駅北西)付近から北に流れ、赤塚、徳丸、四葉、西台、高島平を流れ新河岸川に合流する。
江戸期から昭和初期は、武蔵野台地の谷内を蛇行し徳丸ヶ原では水路が定まらなかったが、水田開発後は用水堀として灌漑に用いられた[1]。
1955年頃に流域の宅地開発が進み生活排水路化し、1965年頃以降の高島平団地開発で下流部はコンクリート護岸の人工水路となった[1]。
1965年4月1日に一級河川に指定され[2]、昭和50年代に蓮根川、出井川と共に暗渠化された。
1977年4月18日に一級河川指定は廃止され[3]、1984年(昭和59年)に全区間が暗渠となり[1]、緑道として整備されている[4]。上流部にはしのがやと公園、下流には水車公園や緑道には小川の流れる公園、桜並木が整備されている。流路は台地から北に流れ下るためやや急で、かつては灌漑用水として利用されていた[5]。高島平団地を通り抜けた下流部は川幅が広く、水門が現在も残る。