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中福良町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 鹿児島県 > 薩摩川内市 > 中福良町
中福良町
北緯31度47分28.2秒 東経130度18分10.1秒 / 北緯31.791167度 東経130.302806度 / 31.791167; 130.302806
日本の旗 日本
都道府県 鹿児島県の旗 鹿児島県
市町村 薩摩川内市
地域 川内地域
人口
2020年10月1日現在)
 • 合計 880人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
895-0042
市外局番 0996
ナンバープレート 鹿児島
運輸局住所コード 46514-0313[1]
地図

中福良町(なかふくらちょう[2])は、鹿児島県薩摩川内市[3]。旧薩摩郡川内町中福良町川内市中福良町郵便番号は895-0042[4]。人口は880人、世帯数は355世帯(2020年10月1日現在)[5]

地理

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薩摩川内市の本土側の南西部、隈之城川支流木場谷川の上流域に位置している。字域の北方から東部にかけては隈之城町、南部には尾白江町都町、西部には青山町がそれぞれ接している。

字域の中央部を国道3号隈之城バイパスが南北に通り、鹿児島県道313号荒川川内線が東西に通っている。また、県道313号に沿って南端部を木場谷川が東西に流れている。北部にある台地は畑地として利用されている[6]

1980年代頃に地内の成岡で隈之城バイパスを建設中に旧石器時代から近世頃のものだと思われる集落跡が見つかり、土器片や石器、陶磁器が発掘されている[7]

字名の由来

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「中福良町」という字名は川内町大字西手の小字「中福良」に由来している[6]

歴史

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1940年昭和15年)2月10日に鹿児島県公報に掲載され、同日に施行された「 薩摩郡川内町、町名改稱竝區域變更」(鹿児島県告示)により「大字西手ヲ廢止シ其ノ區域中(中略)字長野ノ内(番地一覧略) 字霧島ノ内(番地一覧略) 字上原、松迫、西平、成岡、一町丸、畑江、橋口、坂元、石原、川添、菖蒲毛、立石、集ノ區域ヲ中福良町(ナカフクラチヨウ)ト」することが鹿児島県知事によって許可され、薩摩郡川内町大字西手のうち長野(一部) 字霧島(一部) 字上原、松迫、西平、成岡、一町丸、畑江、橋口、坂元、石原、川添、菖蒲毛、立石、集の区域を以て川内町の町「中福良町」が設置された[3]。翌日の2月11日には薩摩郡川内町が単独で市制施行川内市となった[8][9]

2004年(平成16年)10月12日川内市東郷町入来町祁答院町樋脇町下甑村上甑村鹿島村里村が新設合併し薩摩川内市が設置された[10]。この市町村合併に伴い設置された法定合併協議会において川内市の町・字については「現行通りとする。」と協定されたため、名称の変更は行われずに薩摩川内市の町となった[11]

字域の変遷

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変更後 変更年 変更後
中福良町(新設) 1940年昭和15年) 大字西手(一部)

人口

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以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[12]
926
2000年(平成12年)[13]
904
2005年(平成17年)[14]
792
2010年(平成22年)[15]
795
2015年(平成27年)[16]
756
2020年(令和2年)[5]
880

施設

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公共

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  • 中福良公民館
  • 中福良上公民館

寺社

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  • 矢武者神社

小・中学校の学区

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市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[17]

大字 番地 小学校 中学校
中福良町 全域 薩摩川内市立隈之城小学校 薩摩川内市立川内南中学校

交通

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鉄道

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字域内には駅は所在していない。最寄りの駅は隈之城駅である。

道路

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一般国道
一般県道

脚注

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  1. ^ 自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
  2. ^ 本市の町名一覧について”. 薩摩川内市. 2020年8月8日閲覧。
  3. ^ a b 薩摩郡川内町、町名改稱竝區域變更(昭和15年鹿児島県告示第98号、昭和15年2月10日付鹿児島県公報号外所収、 原文
  4. ^ 鹿児島県薩摩川内市中福良町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年1月27日閲覧。
  5. ^ a b 国勢調査 令和2年国勢調査小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など)46:鹿児島県”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
  6. ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 762.
  7. ^ 埋蔵文化財情報データベース”. 上野原縄文の森. 2011年8月29日閲覧。
  8. ^ 川内市設置(昭和15年内務省告示第38号、昭和15年1月30日付官報所収、 原文
  9. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 478.
  10. ^ 市町村の廃置分合(平成16年総務省告示第590号、 原文
  11. ^ 町名・字名の取り扱いについて”. 川薩地区法定合併協議会. 2020年8月8日閲覧。
  12. ^ 国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  13. ^ 国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  14. ^ 国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  15. ^ 国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  16. ^ 国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
  17. ^ 薩摩川内市 義務教育”. 薩摩川内市役所. 2011年8月29日閲覧。

参考文献

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  • 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年。ISBN 978-4040014609 

座標: 北緯31度47分28.2秒 東経130度18分10.1秒 / 北緯31.791167度 東経130.302806度 / 31.791167; 130.302806