[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/コンテンツにスキップ

小僧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2022年1月7日 (金) 08:34; Chikido (会話 | 投稿記録) による版(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

小僧(こぞう)は、一人前でない僧侶修行中の者を指す語である。

概要

[編集]

本来は大僧への対義語であり、「しょうそう」と読む。戒行に欠けた僧、修行が未熟な僧の意味で、私度僧の称でもあった。また僧侶の謙遜語としても用いられた。

そこから転じて、若年や年少の僧を指すようになり、平安中末期には修行が未熟という蔑視的な意味でも用いられるようになった。

近世末期以降では男児への蔑称や、商店などの年少使用人の称(丁稚ともいう)にも使われるようになった。

年上の人間(主に男性)が少年に向かって呼びかける際にも使われる。この場合「坊主」とほぼ同義。

小僧の名を冠する事例

[編集]

外部リンク

[編集]