す

フリー百科事典ウィキペディアに 「す」の記事があります。

• 平仮名
• 五十音図: さ行 う段
• いろは順: 47番目　「せ」の次、いろは歌の最後。
• 字源: 寸の草体
• 片仮名:ス
• ローマ字:su

フリー百科事典ウィキペディアに 「酢」の記事があります。

す【酢、醋】

1. 主成分を酢酸とする、食品に酸味を付与または増強し、味を調え、清涼感を増すために用いられる液体調味料のひとつ。食酢。酢酸の他に乳酸などの有機酸類やアミノ酸、エステル類、アルコール類などを含む。

フリー百科事典ウィキペディアに 「巣」の記事があります。

す【巣、栖】

1. 動物が産卵又は出産、幼生の育成、休息のために定住する場所。

す【州、洲】

1. 川における、島（しま）状の陸地。
   • 中州（なかす）、砂州

す【素】

1. 何も付け加えず、原材料そのままのもの。素材。
2. 何の気構えもしない本来の精神状態。

す【鬆】

1. 大根などの根菜類が古くなるなどして内部にできた隙間。
2. 鋳物の内部に空気が残ってできた隙間。
3. (調理) 豆腐・茶碗蒸し・プリンなどを煮すぎたり蒸しすぎたりしたときにできる隙間。

す【簾】

1. すだれ、御簾（みす）。

す【簀】

1. すのこ。たかむしろ。
2. すだれ。

す【馬尾】

1. 馬の尻尾の毛。特に細工に用いられるものを指す。

1. （西日本を中心に）せる。
   • 食わす。（食わせる。）
   • 行かす。（行かせる。）

未然形の内、終音がア段のものに接続する。他は「さす」が接続する。

未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形	活用型
さ	し	す	す	せ	せ	動詞五段型

• さす
• させる
• せる

1. （しばしば「素」の字を当てる）他のものが加わらない。「すうどん」「素泊まり」
2. より程度がはなはだしい。「すばやい」「すばしっこい」

1. （口語）助動詞ですに相当する語として使われる。
   • いいっす

Wiktionary:漢字索引 音訓 す#ス参照

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す【為】

1. する。
   • 男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。（紀貫之『土佐日記』）

     男の人がするという日記というものを女（の私）もしてみようということでするのである。

2. 動詞・名詞と結びついて動詞を作る。――する。

す 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
（語幹無し）	せ	し	す	する	すれ	せよ

日本祖語 *seu

二拍動詞一類

↗する

す（古形: しむ）

1. （使役）何かを他の人にさせる意味を加える。――させる。
2. （尊敬）尊敬語に接続して尊敬を表す。

未然形接続

未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
せ	せ	す	する	すれ	せよ

接続:四段活用、ナ行・ラ行変格活用の動詞の未然形に接続する。その他は、「さす」が接続する。

• 受身:る、らる

す

1. 上代に用いられた、尊敬を表す助動詞。

未然形接続

未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
さ	し	す	す	せ	せ

接続:四段活用の動詞の未然形に接続する（一説に「あす」に由来するとも）。また上一段活用の動詞「見る」「着る」に接続した形に由来すると思われる尊敬動詞「召す」「着す」がある。

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• Unicode
  • 16進: 3059 す
  • 10進: 12377 す