重くなった Firefox 2.0 を劇的にスピードアップする13の方法
20個近い Extension を装備し、周囲に無数のブックマークを配置した Firefox が重くないはずがないですね。
レスポンスは犠牲になってもこの拡張性は手放せない、そんな思いでFirefox を使い続けている方に耳寄りの話です。
以下の13の「about:config」の設定を変えるだけで、Gmail や Google Calendar を読み込むスピードが確かに 2〜3割は速くなりました。
起動速度を比較するために立ち上げているブログサイトが4つほどあるのですが、少なくとも3つに関しては効果ありました。
オリジナルは以下の記事です。
⇒13 Tweaks To Further Accelerate Your Firefox 2.0
方法は簡単。まず、アドレス欄に「about:config」と打って、Firefox の config 設定画面を開きます。①〜③は既存の config の設定の変更。④〜⑬は config の追加になります。
①Pipelining
「network.http.pipelining」の「false」をダブルクリックして「true」に変えます。さらに、「network.http.pipelining.maxrequests」の値を「8」にします。
問題は、すべてのサーバーがこれをサポートしているわけではないこと。いくつかのサーバーはパイプライン化されたリクエストを受けると異常な行動をする可能性があるという報告もあります。
②Proxy Pipelining
同様に「network.http.proxy.pipelining」を「true」に変更。(上図)
③Disable ipv6
同様に「network.dns.disableIPv6」を「true」に変更。
④Add Content Interrupt Parsing
ここからは新しく config を付け加えます。config 設定画面のどこでもいいからカーソルを置いて、右クリックすると下図のように5つの選択肢が現れるのでその中の「New」からさらに「Boolean」を選択。config 名の設定を促されますので「Add Content Interrupt Parsing」と挿入。さらにその値として「true」を選択。
⑤Add Content Notify Interval
同じくconfig の追加ですが、タイプが「Boolean」ではなく「Integer」のケースです。「Content.Notify.Interval」という名前の「Integer」タイプの config をつくり、値を「750000」に設定します。
⑥Add Content Max Tokenizing Time
「Add.Content.Max.Tokenizing.Time」という名前の「Integer」タイプの config をつくり、値として「2250000」を入れます。
⑦Add Content Notify On Timer
「Content.Notify.On.Timer」という名前の「Boolean」タイプの config をつくり、値を「true」にします。
⑧Add Content Notify Backoffcount
「Content.Notify.Backoffcount」という名前の「Integer」タイプの config をつくり、値を「-1」にします。
⑨Add Content Switch Threshold
「Content.Switch.Threshold」という名前の「Integer」タイプの config をつくり、値を「750000」にします。
⑩Add Nglayout Initial Paint Delay
「Nglayout.Initial.Paint.Delay」という名前の「Integer」タイプの config をつくり、値を「0」にします。
⑪Add User Interface Submenu Delay
「User.Interface.Submenu.Delay」という名前の「Integer」タイプの config をつくり、値を「0」にします。
⑫Add Plugin Expose Full Path
「Plugin.Expose.Full.Path」という名前の「Boolean」タイプの config をつくり、値を「true」にします。
⑬Add Browser Cache Memory Capacity
「Browser.Cache.Memory.Capacity」という名前の「Integer」タイプの config をつくり、値を「14336」にします。