KATO 10-440 183系 グレードアップ「あずさ」
183系1000番台
上越線特急「とき」に使用されていた181系電車の老朽置き換えとして信越特急用189系から横軽協調運転装置を省略した系列であり、1974年に新潟運転所上沼垂支所(現新潟車両センター)に新製配置された。
グレードアップは、JR移行直後より「あずさ」「あさま」は高速バスと激しい競争になり、指定席車両のグレードアップ(デラックス)化で対抗させることになり1987~89年に183系「あずさ」用9両編成×8本、1990~92年に189系電車「あさま」用11両編成×7本と増結用グリーン車1両の計150両へ施工した改造工事である。
クハ183-1020
寒冷時における運転台へのすきま風防止のため先頭部の貫通路と貫通扉を廃止し、0番台では省略された運転台の後方監視窓を設置。ATCは未搭載であるが、運転台の拡張とMG冷却風道用の雪切室を設けたため定員は56名である。
モハ182-1025
モハ183-1025
モハ182-1032
モハ183-1032
サロ183-1102
クハ183形のMG・CPトラブル発生時でもサービス電源と圧縮空気の確保のため3MG・CP化されMG・CPを搭載する1100番台と未搭載の1000番台に区分された。
モハ182-1026
モハ183-1026
クハ183-1009
松本運転所「あずさ」グレードアップ編成(1989年)M4編成