過去の映画作品を見ることが、ますます容易になりつつあります。最近は、DMMレンタルやぽすれんなどのオンラインレンタルDVDサービスが盛んですね。先月末には、YouTubeに映画カテゴリーができて、無料で過去の映画作品400本をネット上で見られるようになりました。この便利な現代、良作に多く触れたいものです。面白い映画作品を紹介したエントリーをまとめます。
■ 知っておくと話題に入りやすい 名作映画のオールタイムベスト
何かを学ぶときの一番の近道は、その分野に詳しい友人を持つこと。映画でも、映画好きの人たちに交じって会話していると、どんな作品を観ればいいかが徐々に分かってくるものです。とはいえ、ほとんど映画を知らない状態で映画好きの会話に入っていくのも難しいでしょう。まずは基本的な作品くらいは見ておきたいな……そんなあなたに役立ちそうなのが、ライフレシピ共有サイト「nanapi」に投稿された、レンタルで人気の映画作品100本を精選した記事です。
TSUTAYAに4年間勤務した元スタッフが投稿したもので、『ショーシャンクの空に』『アメリ』など最近の映画ファンがしばしば名前を挙げる定番作品が一通り入っています。
他にこうした定番作品を紹介した記事としては、以下のようなものがはてなブックマークにはあります。ざっと眺めるだけでも楽しめるでしょう。
■ 痒いところに手が届く? こんな映画を見たい!に応えるエントリー
一通り有名どころの作品が押さえられてくると、自分がどんなタイプの作品を好むのかがだんだんわかってくるものです。ホラー、メロドラマなど、定番ジャンルを押さえたい気持ちが芽生えてくるはず。はてなブックマークを探してみると、ジャンルごとにまとめた定番映画のエントリーも見つかります。例えば、今の季節にピッタリな「ホラー映画」についてのエントリーはこちら。
また、最近のネット上では、作品から受ける印象などの情報で作品を集めてくることもできあす。例えば、これはテレビ番組が調査した「泣ける映画」のランキングへの、2ちゃんねらーの反応をまとめた記事。
ランキング上位の作品に反発したユーザーたちが、自分の考える「泣ける」作品を挙げています。
「辛いときに元気が出る」という、ちょっと変わった切り口で作品を集めたエントリーもあります。
『素晴らしき哉、人生!』や『遠い空の向こうに』など、挫折から再び起ち上がってくる人間たちを描いた作品が紹介されています。気分が落ち込んでいる人にはピッタリかもしれません。
ネットを使うと、こんな風に自分がそのとき求めている気分に応えてくれる、痒いところに手が届く映画紹介を見つけられることがあります。
■ ここまで押さえていると映画通? 映画に詳しい人たちが選んだお薦め映画
上に挙げたのは、先日TSUTAYAが発表した識者が選んだという「100人の映画通が選んだ本当に面白い映画」のリスト。この手のリストでは「通が選んだ」というのは単なる売り文句でしかないことも多いですが、こちらはかなり「ガチンコ」な内容です。
映画を多く見るにつれて、映画のクオリティを客観的に判断できるようになり、映画史や映画を支える技術などに対する興味も湧いてきます。そうした話題を書いた映画関連の書籍などを参考にして、自分の力で観るべき映画を決められるようになると、これまでとはまた違った映画の楽しみ方ができるのではないでしょうか。
また、ネット上で自分で映画にまつわる情報を集めたいときには、以前はてなブックマークニュースで掲載した、映画エントリーのまとめ記事が参考になるかもしれません。記事内では、映画好きの人が映画を探す際に役に立ちそうなリンクを集めてみました。こちらも興味のある方は、ぜひお使いください。
(Title photo by atomicjeep)