聞き取りにくい名字、正確に伝えるコツは? 電話だとどうすればいい?
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- 取材協力
- 『話し方教室KEE’S』
「自分の名字をうまく聞き取ってもらえない…」という経験をしたことはありませんか。
例えば、電話でレストランを予約して、店に行ってみると違う名字になっていてガッカリしたという人もいるでしょう。
名字を確実に相手に伝える方法はないのでしょうか。 東京都渋谷区にある『話し方教室KEE’S』で講師を務める、竹浪麻光先生に取材しました。
前置きを添えるのが効果的!
自分の名前を正しく伝える際のテクニックについて、竹浪先生から以下のようなアドバイスをもらいました。
聞き慣れない名前や珍しい名字の場合、名乗る前にひと言添えるのが効果的です。
例えば、「ちょっと珍しい名字なのですが…」とか「あまりいない名字なんですが…」と前置きをすると、聞き手は「あ、知らない名前が来るのかな」と準備ができます。
このようなひと言を添え、ワンクッション置いてから、自分の名前をひと文字ずつ分かりやすく発音してください。
続けて、このような方法もおすすめだといいます。
もし状況が許すのであれば、もっとイメージがしやすいように、漢字をいいながら名乗る方法もおすすめです。「先に漢字を申し上げます」といってから伝えます。
例えば、「先に漢字を申し上げます。サンズイの河(カワ)に野原の野(ノ)で、河野(コウノ)と申します」といった名乗り方をすると、分かってもらいやすいですね。
聞き手もその場でメモを取るでしょうから、目で見て確認ができます。
また、漢字ではなく、音で相手に伝えるのも分かってもらいやすい方法でしょう。
例えば、「須田と申します。サシスセソの『ス』に、タチツテトの『ダ』で、須田(スダ)です」といった、いい方になります。
さらにこの時、「自分がうまくいえないかもしれませんので…」といった前置きをするといいと思います。
相手の人が「ちゃんと聞き取れるんだけどな」といった気持ちにならないように、配慮を入れるわけです。
竹浪先生によると、相手がイメージしやすいようにひと言添えること、前置きをすることで、相手が『聞く準備』ができ、伝わりやすくなるといいます。
※写真はイメージ
電話口で名乗る時には…?
電話の場合には、聞き間違いが発生しやすいものです。竹浪先生にコツを聞きました。
電話の場合には、周囲の雑音が入ったり、音がこもったりしますから、伝わりにくくなります。お互いの顔も見えていませんし。
ですので、電話口ではしっかり音を出さないといけませんね。
電話で名前を伝える時には、普段より大きく口を開けて、一音ずつ区切るようにして、ゆっくり、はっきり発音するようにしましょう。
「自分の名前はいつも正しく聞き取ってもらえない」という人は、竹浪先生のアドバイスを実践してみてはいかがでしょうか。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]