最強キャラ その8
バイオライダー
登場作品 仮面ライダーBLACKRX 等
バイオライダーとは何か
バイオライダーは、前回紹介した仮面ライダーBLACK RXがフォームチェンジした姿であり、初登場は第17話「バイオライダー」である。地下に閉じ込められた南光太郎の怒りが「不思議なこと」を引き起こし、この姿に変身できるようになったのだ。彼は自らをを「怒りの王子」と称する。「怒り」は理解できるとしても、なぜ「王子」なのかは謎のままである。
バイオライダーの能力:液化(ゲル化)
バイオライダー最大の能力は「液化能力(またはゲル化とも呼ばれる)」である。全身または体の一部を液状化することで、敵の攻撃を透過して無効化する。初登場時の戦闘では、トリプロン弾丸を液化せず人型のまま透過していたが、これは瞬間的に体の一部を液化させたためであろう
さらに「透過」という特性上、単純に威力の高い攻撃ではバイオライダーの液化を突破することはできない。一例として、一撃でロボライダーを変身解除に追い込むほどの強力な攻撃でも、バイオライダーが液化を使えば簡単に回避可能なのだ。第45話では、超強力な爆弾を受けた際、水の粒子となって飛び散り、復活の機会をうかがうという描写もあった。
液化状態でできること
液化状態のバイオライダーは、攻撃を透過するだけでなく、さまざまな用途に活用できる。例えば、人間の体と同化して操る、複数の人間を液化した体内に取り込む、毒の抗体を精製するなどである。さらに、わずかな隙間さえあればどこへでも入り込むことが可能で、絶縁体の床をすり抜けることもできるのだ。また、瞬間移動で逃げようとした敵・バルンボルンの移動先に、すでにバイオライダーが待ち構えているという、ギャグのようなシーンもあった。
必殺技
バイオライダーの主な必殺技は、専用の剣「バイオブレード」を使った「スパークカッター」。逆袈裟切りで敵を斬る技である。さらに、液化状態で体当たりする「ゲルアタック」もある。この状態のバイオライダーは「敵の攻撃は当たらないが、自分の攻撃だけが当たる」という、ほぼ無敵ともいえる状態となる。
最強評価とその影響
以上の特徴からもわかるように、バイオライダーは反則的な強さを誇る仮面ライダーある。この形態の存在が、仮面ライダーBLACK RXを「最強のライダー」と呼ばせる所以でもある。その評価は仮面ライダーシリーズ内だけに留まらず、かつてはあらゆる創作物の中で最強クラスと評価された時期もあった。
2000年代後半の某最強議論スレでは、漫画『奪還屋』の美堂蛮や天野銀次らと肩を並べ、創作最強キャラクターの一角として激しく競り合ったこともあったのだ。
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