バラエティ番組のMCに初挑戦
12月8日、女優の黒木瞳（64歳）が都内でアニメ映画『ベルサイユのばら』（来年1月31日公開）の完成披露試写会に出席。黒木は高校１年生のときに、宝塚歌劇団の『ベルサイユのばら』を見て、芸能界を志したほどの大ファンだ。アニメ映画化を知り「民衆の1人でもいいから参加させて」と立候補し、ナレーションを担当することになったという。
そんな経緯もあって黒木は、「40数年にわたり、エンタメの世界に身を置く原点で宝物のような作品。すごく幸せです」と感慨深げだったという。
「黒木さんほど実績のある女優にもかかわらず、『この仕事をしたい』という願望がヒシヒシと伝わって来ました。たしかに、ここ数年の仕事ぶりからして、話題作に絡みたい気持ちも分かります」（イベントを取材した記者）
いっぽうで同日、黒木が情報バラエティ番組のMCに初挑戦した、ABC・テレビ朝日系『きっと明日はイイ感じ！』が放送されている。同番組のMCとして黒木と共演したのは、いずれも初共演となる、元お笑いコンビ・オセロの松嶋尚美（52歳）、そして、宝塚歌劇団の後輩にあたるはいだしょうこ（45歳）。知れば「明日くらいはイイ感じになれる」暮らしのヒントを、3人で語り合った。
「この回で語り合ったテーマはヨーグルトと枕でした。はいださんはあこがれの黒木さんとの共演を夢見ていたようで、興奮気味で前のめり。バラエティーで経験豊富な松嶋さんが空気を読んでよく回していました。黒木さんはといえば、ヨーグルトの話題では『食べない』とバッサリ。あやうく話が途切れそうになっていました。枕の話題では、実際に使用して『夫が隣にいないので、寝心地が分からない』とのろけていたのが印象的です。
松嶋さんのようにサポートしてくれる相方がいればの話ですが、黒木さんはバラエティーでもイケそうです。単独で番組を回すのは難しいでしょうが、この番組であれば、また放送されることがあるのではないでしょうか」（テレビ局関係者）