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社会人大学院生が学びを楽しむ記録

社会人大学院生がこれから勉強したいこと

ふたばんわ〜🌱ふたばです!

今週のお題「勉強していること、勉強したいこと」
ということで、とてもこのブログ向きなお題だったので、今回も参加します!

勉強していることについては、これからも書く機会がありそうなので、もし、もっともっと時間もお金も自由だったら勉強したい!と思うことについて書いてみようと思います。

 

 

英語

国語は好きなんですけどねー、英語はからっきしなんですよ。
いつも勉強しようと思って、本とか買ってみたりするんですけど、続かないんですよね。
具体的な必要に迫られていないというのが理由のひとつだと思います。
ですが、大学院選びや転職の際に英語必須のところをそっと避けてきていまして、英語がちょっとでもできるという自覚を持っていれば、むしろ果敢に挑戦したのかなと考えたりもします。
どこまでやれば「できた」ってなるわけでもないのが語学の難しいところですがね。

諦めてるというか、選択肢に入れないように生きてる感じなのに気づいてしまったんだ、私は。

ちなみに、英語ができるようになったらニセコ留学をしてみたかったのですが、もう物価が高すぎて厳しいかな?

あと、デンマークのフォルケホイスコーレにも行ってみたい!

 

日本にも似たような体験ができるところがあるようです。

schoolforlifecompath.com

 

音楽系

音楽は元々好きなんですよね。
楽器や歌もやっていたことはあったので、全くの初心者ではないのですが、いくつか挑戦したいことがあります。

ハープ

かっこよくないですか?ハープ。優雅だし。
友人の結婚式で、チャペルまでの移動の間にハープの生演奏があって、それがすごくよかったんですよね。
今更プロになる気はないので、ひとまず触ってみたいです。

 

琵琶

ハープと似たような立ち位置で、琵琶も弾いてみたい。
和楽器格好いいなと思ったのと、琵琶法師がそうだったみたいに、物語と相性が良さそうな感じがするので、楽器から更に趣味の広がりがありそうでいいなと思いました。

 

作曲

上手いかどうかは置いといて、歌えるし、詞もどうにか書けそうなので、あと作曲さえ出来たらシンガーソングライターもどきになれるなーと思っています。
趣味で楽しみつつ、慣れてきたら動画をあげてみるのも楽しそうだなーと。

これは独学でも出来そうだけど、逆にどこから手をつけたらいいのかよくわからないので、最初の数回だけでも誰かに導いてもらえたらいいなと思っています。

 

書画

お習字は小さい頃やっていたんですけど、今学生をやり直せるならパフォーマンス書道とかやってみたかったなーなんて思っています。
結構書道以外の部分も求められる(演劇部的な要素)もあったりするので、字が上手いだけではダメな面白い世界でだなと、テレビ等で見かけるとつい目を奪われてしまいます。

絵を書くのも好きだったので、デジタル全盛の今、あえてアナログで表現してみるのも面白いななんて思って興味を持っています。

通信制大学で書画コースといえばこちらですね。

www.kyoto-art.ac.jp

 

魚の三枚おろし

そろそろわかってきたと思いますが、これも出来たらかっこいいなと思うのでやりたいですね。
大人になったらお刺身のおいしさがわかってきたので、新鮮なお魚を自分で捌けたらサイコーだなと思います。

これも本とかで十分なのかもしれませんけど、言語化しにくいコツとかありそうなので、できれば人に教わりたいですね。

 

 

そんな感じで、私がこれから勉強したいことをつらつらと書いてみました。
ほとんど趣味じゃないか!という声も聞こえてきそうですね。
でも、机に向かって黙々とやる=勉強ではないですから。
体験も立派な勉強だと私は思います。

このお題で書いている人を辿っていくだけでも、様々な学びに出会えそうでワクワクしますね!

 

それでは、ふたば〜い🌱

 

通信制大学を選ぶときに押さえておきたい3つのポイント

ふたばんわ〜🌱ふたばです!

前回、通信制大学を検討するにあたって「卒業率」は気にしなくても大丈夫だよー!という記事を書きました。

futabanwa.net


とはいえ、せっかく入るなら卒業したいのは皆同じ。
さらに言えば「これなら卒業できそうって思いながら入学したい!」のが本音、というところでしょうか。

そこで今回は特に社会人に向けて、通信制大学を選ぶときに押さえておきたいチェックポイントを3つご紹介したいと思います!

 

 

学費

これを支払うことにより生活を脅かすようでは、勉強どころではありません。
ただ、入学金+学費以外にテキスト代やスクーリング費用といった追加でかかる費用については個人差もあります。
例えばテキストは図書館で済ませようと思えばタダですし、手元に置きたいにしても中古でそろえるという手もあります。

また、奨学金等を利用できる可能性もありますので、自分の状況に合わせて利用を検討してみてください。

 

卒業要件

最終目標を「卒業」に置く以上、卒業要件はよく確認してください。

例えば、通信制であっても一定数の対面授業の参加が必要な場合があります。
これは夏休みのタイミングで昼夜通して集中的に行われる場合もあれば、平日夜間に毎週通うようなさながら夜間制のような開講形態もあります。
オンラインで代替可能かもその大学によって異なります。
こうした要件のある大学を選択する場合、仕事終わりに対面授業を受けられるか、または休日を駆使して参加できるかも考えておく必要があります。

また、卒業論文(芸術系なら卒業制作)の有無等も確認した方がよいでしょう。
単位修得と並行して論文を書くのは大変な労力が必要ですので、慣れていない人は3年次編入でも、2年で単位修得、1年かけて論文を書くなどの長期計画を立てておくと安心です。

 

単位修得方法

レポートの合格だけで単位が認められる場合や、決まった試験を受けることで単位が認められる場合があります。

レポートの場合は提出方法を確認してみてください。
手書きを求められる(PC使用不可)の場合は、途中での修正が効きづらく、作成にも時間がかかりますので、PCに慣れている人は注意が必要です。

また、学内のシステムから提出すればOKな場合もあれば、郵送受付というところもあります。
通信生大学では第四種郵便が使えるので通常郵便より料金が低廉ではありますが、差出等の手間も惜しい!という方はシステムで完結するタイプの方がいいかもしれません。

試験がある場合は、自宅受験が可能か、特定の会場を訪れて受験するのかも確認が必要です。
会場受験の場合は、自分の住んでいる地域の近くで受けるチャンスが年間どれだけあるかが重要です。
大都市にお住まいの方はそこまで心配いらないかもしれませんが、開催数が絞られている場合もありますし、中には自分の住んでいる県では開催されず、試験の度に宿泊を伴う移動が必要な可能性もあります。
(試験は朝からやるところが多いです。)

こうした移動も旅行も兼ねて楽しめたらいいと思いますが、学費を押さえたのに旅費交通費で高くついてしまった、と後悔しないよう、事前の情報確認が大事です。

また、これらの方法が混合しているところもありますので、自分がどこまで対応可能なのかを考えながら選択してみてください。

 

さて、ここまで社会人の通信制大学選びで押さえておきたい3つのポイントをご紹介してみました!
これはあくまで私の思うポイントなので、その点はご了承ください!

社会人で通信制大学に実際に行かれた人で、自分はここを重視した!というご意見をお持ちの方がいたら、ぜひ教えてくださいね!

 

それでは、ふたば~い🌱

 

通信制大学の「卒業率」を気にする必要がない理由

ふたばんわ〜🌱ふたばです!

社会人に限らず通信制大学を検討している方にとって、気になるポイントのひとつとして「卒業できるかどうか」があると思います。
そこで、わかりやすい指標として通信制大学卒業率を調べる方も多いのではないでしょうか。
もしかしたらこの記事にも、その過程で読んでくださっているかもしれませんね。

しかし、個人的にはこの数値をあまり気にする必要がないと思っています。
今回は、通信制大学の卒業率を気にする必要がない理由について書いていきたいと思います!

 

 

卒業率の定義が曖昧

まず、あなたが知りたい「卒業率」の正体を考えなければなりません。
何を言っているのだと思われる方もいるでしょうが、とりあえず聞いてください。

通学の大学と比べ、通信制大学の学び方というのは実に多様です。

まず、全員が1年性で入学するとは限りません。
多いのは3年次編入ですが、2年次編入も4年次編入も可能な大学もあります。

また、卒業までの時間のかけ方も人それぞれです。
通学生と同じように4年かけて卒業する人もいれば、3年次編入で入学したのに10年近くかけて、大学が用意した年限いっぱい使って卒業する人もいます。

例えば産業能率大学および自由ヶ丘産能短期大学のWebサイトでは、卒業率について次のような記述があります。

大学入学者の約7割を占める3年次編入学生の標準学習期間(2年間)での卒業率は72.2%で(2024年3月度卒業生)、短大1年次入学者の標準学習期間(2年間)での卒業率は55.7%であり(2024年3月度卒業生)、高い卒業率を誇っています。
※「標準学習期間」とは留年を含まない学習期間を意味します。

www.sanno.ac.jp

つまり、大学の1年次入学者の卒業率は非公開なのです。
産業能率大学では、大学に1年次から入学するのではなく、短大2年・大学2年(3年次入学)での卒業を目指すことを推奨しているという背景があってのことかと思います。

また、2年以上の時間をかけて卒業された方の卒業率も不明です。
なお、大学への3年次編入の場合、在学年限は6年間とのことでした。

www.sanno.ac.jp

 

そもそも非公開の大学もある

前項のような事情から、卒業率を非公開にしている大学もあります。
同じ通信制大学という括りでも、大学によって制度も様々です。
自分が生きたいと思っている大学が卒業率を公開していないからといって、他校の卒業率を参考にしたところで、それは本当に欲しい情報ではないですよね。

 

結局は個人の事情に左右されるから

前項のとおり、卒業率を公開していない大学がある以上、卒業率の高さだけが大学卒業に近づく要素ではないということがよくわかります。

実際、通信制大学に通う人たちは、年齢だけでなく、仕事や家庭の有無、居住地域など、様々な状況が個人に依存します。
結局あなたが大学卒業までやり遂げられるのかどうかは、あなたにかかっているということ。

卒業率という数字に惑わされず、自分の置かれた状況と、大学が提供している様々な条件が合致しているかどうかを、自身で検証することが必要なのではないでしょうか。

 

通信制大学を選ぶ時に、ここに注目するといいかも!というポイントは、また別の機会に書きたいと思います。

 

それでは、ふたば〜い🌱

 

社会人経験が生きる! 大学院で使えるスキル5選

ふたばんわ〜🌱ふたばです!

社会人向け大学院はよく「大学院の学びが仕事に生きる」ことをアピールしていますが、その逆ってないのかな、とふと思いました。
つまり、社会人をやっていたからこそ大学院生活で生かせることもあるのでは?と思うわけです。
現役研究職です、みたいな直接的なものはわかりやすいですが、一見関係なさそうでも役に立つことってあると思っています。

そんなわけで今回は私が個人的に大学院生活の中で「これ社会人経験してなかったら苦労しただろうな」とか「こういうスキル身につけておけばよかったな」と思うことをまとめてみたいと思います。

 

 

ファシリテーションスキル

大学院は割と講義の中で、学生同士のディスカッションが行われることが多いです。
会社でもそうだと思いますが、こういった議論の場をうまく仕切れる人は重宝されます。

学会や講演会においても、パネルディスカッションはその日の目玉だったりもするわけですから、修士だけでなく、博士号や卒業後まで無駄にならないスキルだと思います。

 

②議事録を取るスキル

ディスカッションでは、前項のファシリテーター以外にも、議事録を取る書記を決めておくことが多いです。
講義中であれば、ディスカッション後にグループごとに話し合った内容を発表したりもするので、議論の最中に要点を押さえておく必要があります。

会社では書記担当は議事録用のメモを取ることに専念できることが多いですが、講義のディスカッションでは、自身も議論に参加しながらメモを取っていく必要があるので、仕事の時とはまた別の難しさがあります。

 

③Officeソフトの操作スキル

レポートを書くのにWord、アンケート集計やグラフの作成にExcel、そして研究発表等にPowerPointを使います。
Word、Excelあたりは想像がつくかと思いますが、意外とパワポ、出番多いです。

また、前項のディスカッション内容の発表にあたり、発表用の簡単なパワポ資料をその場で作成することを求められたりもするので、項目を絞って、簡潔に素早くまとめるという、ある意味仕事以上に求められるレベルが高かったりもします。

ChatGPTやテンプレートなどもうまく使って、効率よく作業ができるとベストです。

 

④プレゼンテーションスキル

前項のディスカッションの内容発表はもとより、学会等での研究発表、論文の口頭試問など、思いのほか人前で話す機会が多くあります。
制限時間内に話す必要もあることが多いので、残り時間を意識しながら何を話すか取捨選択することが必要です。

普段からやっている人とそうでない人の差が客観的にわかりやすいスキルですが、それだけ回数をこなすことで上達することができるスキルと言い換えることもできます。
ぜひ、聴衆を意識しながら話す練習をしてみてください。

 

⑤アイスブレイク的な雑談スキル

調査でインタビューなんかする時に、つい、限られた時間で聞きたいことを聞くことを優先してしまいがちです。
でも、お互いの緊張を解す雑談も、必要だなと思うようになりました。

調査目的ということは、ある程度相手に対して「本音」で話すことを求めるわけですが、やはり相手からすれば自己開示というハードルがあるわけです。
したがって、安心して話してもらえるような準備というものは、おろそかにしてはいけないのではないでしょうか。

これも慣れが大事なスキルですが、自信がない人は、まず上手な人がどんな話題を出しているか観察してみるだけでも勉強になると思いますよ。

 

さて、ここまで私が考える大学院で活かせる社会人経験について書いてきました。
学問分野によっても役立つ経験はいろいろかもしれません。
自分の分野では他にもこんなことが役立ったよ!なんてエピソードがありましたら、ぜひ教えてくださいね!

 

それでは、ふたば〜い🌱

 

なぜ日本人は富士山を見るとテンションが上がるのか

こんなタイトルの新書とかありそう。


そんなことを考えながら眺めた富士山とともに。

 

ふたばんわ〜🌱ふたばです!

最近、新書を手に取る機会が多くありました。
新書ってなんとなく「疑問系タイトル」が多いと感じませんか?
表紙から問いかけられてしまうと、そう言われてみるとそうだなと思い、きっと答えがあるのだろうと手に取ってしまいます。
そんなとき、ふと、研究の問いの立て方の参考にもなるのでは?と気づきました。

自分が大学院入試に挑もうとしたとき、この「問いの立て方」で苦労したので、この気づきについてもう少し考えてみたいと思います。

 

 

みんななんとなくそう思ってそうなこと=問い

新書の疑問系タイトルって、絶妙ですよね。

  1. なんとなくそんな気がするけど理由がわからないこと
  2. 改めて問われると答えがわからないこと

こんな内容が言語化されているからこそ、私たちは思わず本の前で立ち止まってしまうわけです。

例えば、こちらは1の例

こちらは2の例といえるのではないでしょうか。

 

問いを分解し、補強する

問いに対して答えを出せばOK!といかないのが論文です。

例えばこの記事のタイトルを問いとするならば

  1. 「テンションが上がる」の定義
  2. 富士山を見てテンションが上がるのは日本人だけなのか
  3. 富士山を見たときの反応が日本人と外国人では違いがあるのか

という別の疑問も出てきますね。

他にも「新書のタイトルはなぜ疑問系が多いのか」という問いであれば

  1. 疑問系のタイトルがついた書籍がどれくらいあるか
  2. 文庫・単行本との差異

を明らかにしなければ、そもそも問いが成立しません。

まずは、この細分化した問いに答えられる先行研究を探すことで、補強する方法を探り、それでも足りなければ自分で調査することになります。

 

問いに対する目線で分野が絞り込まれる

問いにどのようにアプローチするのかは、仮説で決まると思っています。

富士山の件であれば、テンションの上がるメカニズムに着目するなら心理学になるかもしれないし、富士山への信仰に着目するなら宗教学かもしれません。

疑問系タイトルも、売上に着目するなら経営学、疑問系という文型そのものに着目するなら言語学になります。

このように、同じ疑問でもアプローチによってずいぶん内容が変わってきます。
つまり「どこから見るか」ということが、オリジナリティ(新規性)を生むのではないでしょうか。

 

ここまで来れば、何を検証すればいいかが明確になりますので、少なくとも大学院入学前段階の計画としては十分使えるものになるでしょう。

 

そんなわけで、研究計画書に行き詰まってしまった過去の私には「本屋に行きなさい」と伝えたいです。
自室にこもっていてもアイデアは出てきませんからね。

最後に、こちらは私が入学前に参考にした書籍です。
日本語教師を目指している人をモデルにしていますが、文系の大学院に進まれる方全般の助けになる内容だと思います。

 

それでは、ふたば〜い🌱