ドット絵を描くためのソフト、ツール紹介
初めに
ドット絵を描くためのソフトと便利なツールを紹介します。
Index
PCでドット絵を描くためのソフト
EDGE(無料)
EDGEの魅力は、無料でありながら、ドット絵でアニメーションを作る上で必要な機能がそろっている点です。現在、使っていて余り不自由を感じず使わせていただいています。
また、有料版であるEDGE2もあります。飾り文字や多様な塗りつぶし機能など無料版にはない機能がついています。体験版もありますので、試してみてEDGE2の購入を考えればよいでしょう。なお、体験版はbmp形式の保存しかできないようですので、ご注意ください。
GraphicsGale(無料)
以前は有料だったようですが、無料で使えるようになりました。そのため、機能を多く、こちらもドット絵でアニメーションを作るための機能がそろっています。
わたしはEDGEのほうが肌に合ったので最近はEDGEを使っておりますが、GraphicsGaleも十分使いやすかったです。
D-PIXED(無料)
昔から使われているドットエディタ。初心者にとっては十分な機能を備えているようです。しかし、2000年から更新が止まっているため、なにか特別な理由がない場合は上の2つを使うことをおすすめする。
Aseprite(有料)
Steamで販売されているエディタ。2022年3月現在2050円で販売されています。
Asepriteはスプライトアニメーションの作業環境として最高のドット絵エディタだといわれています。無料のソフトに不自由を感じるようになったら、まず選択肢に挙がるのがこのエディタだと思います。
Unityを使う人にとって、うれしい機能として、Asepriteで作ったアニメーションをUnity上でそのまま動かすことができる点です。通常はスプライトを作り、Unity上でカットして、アニメーションを作る作業が必要なのですが、その手間を減らすことができます。
スマホでドット絵を描くためのソフト
dotpict
dotpictは16×16から128×128までのサイズまで選択して描くことができます。また、dotpictで描いたドット絵を投稿したり、他の人が描いたものを見ることができる機能があります。スマホでドット絵を描くのであれば、dotpictを使うと思います。
ドット絵を描くときに便利なツール
ドット絵ナニカ
画像をドット絵に変換してくれるツールになります。このツールに特徴は、変換するドット絵のドット数を自分で選ぶことができることです。
なにか画像を見本にドット絵を描く場合、ドット絵ナニカに変換させて、参考にしながら描くことがあります。ただし、参考にするだけで、そのまま描くことはあまりありません。実際に変換させてみるとわかるのですが、64ドットなど少ないドット数で変換すると、1ドットの役割が大きく、自分で微調整しないと違和感があります。
自分が描いた過去絵
これらは、EDGEかGraphicsGaleで描いています。
最後に
ドット絵を描くためのソフト、ツールをご紹介しました。まずは無料のものや体験版を使ってみて、機能が足りなくなったり、不自由を感じ始めたら、有料のものを考えればよいと思います。ドット絵の良いところは、絵を描くことが苦手な私のような人間でもチャレンジしてみようと思えるハードルの低さと奥の深さだと思います。とりあえずどれかインストールしてチャレンジしてみるとよいのではないでしょうか。