トランス脂肪酸と異性化糖と人工甘味料はそんなに危険ではないですよ
ちょっと誤解があるかもなので、補足。
まず、この3つだけど国の認可の範囲なら毒性はないです。ついでにグルソもです。
なので普通に摂取していてもたいしたことはないです。
ただ、トランス脂肪酸については欧米でそれなりに有害性が見えてきて規制ということで、実は日本の食品業界もこの件についてはよく知っています。こっそりシフトしたいのですよ。
参考⇒極東ブログ: [書評]セブン-イレブンおでん部会(吉岡秀子)
異性化糖は
⇒異性化糖 - Wikipedia
異性化糖はブドウ糖と果糖が1個ずつ結合している砂糖と異なり、始めからブドウ糖と果糖とに分離しているため体内に吸収されやすく、異性化糖が大量に含まれている清涼飲料水(500 mL のペットボトルの中に 60 mL 以上含まれるといわれている)を摂取すると血糖値の急激な上昇を招く怖れがある。血糖値の急激な上昇は大量のインスリンを放出させるため、それが引き金で糖尿病になることは十分にありうることである。
まあ、そのあたりは有害性に近い。
昨日コメント欄で少し言及したのは、身体がというか脳かなブドウ糖を急速に摂取したあと、異性化糖の果糖を身体が必要としないとさっさと中性脂肪になるよということ。でも、たいしたことではないです、普通の摂取なら。
⇒果糖とは - はてなダイアリー
果糖は小腸から吸収され肝臓に達すると、おもにフルクトキナーゼという酵素でフルクトース1-リン酸に変えられ、ついで、フルクロース1-ホスフェートアルドラーゼという酵素でジヒドロキシアセトリン酸(解糖系の中間代謝産物)とグリセロアルデヒドに分解される。グリセロアルデヒドは、リン酸化されてグリセロアルデヒド3-リン酸となって解糖系に入り、ブドウ糖と同様に代謝される。しかし、一部のグリセロアルデヒドは、グリセロール、そしてα-グリセロリン酸に変えられて、中間脂肪であるトリアシルグリセロールの合成に利用されます。このことから、果糖はブドウ糖よりも、肝臓や筋肉でグリコーゲンへの変化率が高く、運動中の低血糖を防ぐ効果がある。
効率よくメタボになるにはけっこう適したサプリメントと言えないこともないかなくらい。
人工甘味料はいろいろあってそれぞれ特性があるのだけど、もう人類が10年以上も使っているのが多いのでそれほど害はなさげ。ただ、味覚はおかしくなるのではないかと個人的には思う。
ついであとその手のものでいうと。
野菜の蓚酸かな。EUでは規制があるけど日本ではない。これも国はわかっている。
あとなんだろ。
不要なサプリメントかな。たいていは不要。
ビタミンEについては、DL-α-トコフェロールだけでは最近の研究では有害がありそう。D-α-トコフェロールも単体ではあまり機能しないっぽい。ビタミンEについてはいろいろむずかしい。やめておくのが無難。
同様なのがカロチノイド。ナチュラルなミックスはかなり効果がありそうだけど、そういう製品を探すが難しすぎる。
これはかなり良書なんだけど誤解されやすい⇒「 なぜマルチカロチンがガンを抑制するのか―野菜と果物から選ばれた数種類のカロチノイドを摂取して、生活習慣病を予防する!! (ガン戦争シリーズ): 西野 輔翼, フレデリック カチック: 本」
まあ、カロテン系のサプリメントはやめておくのが無難。
あとなんだろ?
n-3系脂肪酸のサプリメントは、動物性というか魚由来は汚染の危険性が高い。植物由来でも抽出時のヘキサンが問題になるかも。
あと、日本の牛乳はけっこう安全性が高い。卵もそう。ただ、このあたりいろいろごちゃごちゃいう人がいるけど。
あとは、塩分かな。日本人、塩取りすぎ。
水道水もそれほど心配したことはない。まあ、あまりよくないともいえるけど、気にするほどではない。
関連⇒ちなみに簡易浄水器は銀イオンをつかってますよと - finalventの日記
ま、そんなところでしょうか。
日本の食はかなり安全ですよ。コンビニはきちんと食を考えてますよと。
あと、過剰カロリーについては普通に知識は持ちましょう、くらいかな。