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「おまえらは“使い捨て”」酷すぎるリーダー像を集約!?「ミッキー17」マーク・ラファロ&トニ・コレットの強烈カット

2025年2月19日 18:00

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マーク・ラファロ(左)、トニ・コレット(右)
マーク・ラファロ(左)、トニ・コレット(右)
(C)2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督が手がけた、ロバート・パティンソン主演のハリウッドメジャー大作「ミッキー17」の新場面写真が、このほど公開された。マーク・ラファロトニ・コレットといった名俳優2人が演じた強烈キャラの姿をとらえている。

原作は、エドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」(早川書房)。人類発展を使命に掲げる巨大企業に雇われた主人公ミッキーの物語が描かれる。ロンドンでのワールドプレミア、ベルリン国際映画祭で一足早くお披露目され、INDEPENDENTやEMPIREといった世界有数のメディア、アメリカの大手映画レビューサイトRotten Tomatoesでは高評価のレビューが続出。

「人生で最も先の読めなかった映画のひとつ」「現代に深く響く、ポン・ジュノ最高傑作のひとつ」「ポン・ジュノ監督の天才性を刺激的に証明」「まさにこの混沌とした瞬間に必要としていた映画」「この時代にぴったりで、魅力的」「最高。説得力もあり、美しい。ロバート・パティンソンが何役もこなすのも一興」と絶賛の嵐となっている。

画像2(C)2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

人生失敗だらけのミッキー(パティンソン)が手に入れたのは、何度でも生まれ変われる夢の仕事……のはずが、それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”だった。

地獄のような任務に追われるミッキーに「おまえらは“使い捨て”だ。黙って働け!」と罵声を浴びせるブラック企業のトップ・マーシャルを、マーベルシリーズから社会派作品まで幅広い役柄を披露しているラファロが演じている。ヨルゴス・ランティモスの「哀れなるものたち」、トム・マッカーシー監督作「スポットライト 世紀のスクープ」など、アカデミー賞助演男優賞に4度ノミネートされている、言わずと知れた名優だ。

画像3(C)2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

そして、マーシャルと共に、息を吸うように労働力を搾取する妻イルファを演じるのは、オーストラリア出身で、圧巻の表情で絶叫ヒロインを演じた「ヘレディタリー 継承」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたコレット。マーシャルに輪をかけるかのように現場に無理難題を押しつけ、“死にゲー”任務を強いる悪妻を体現している。

ポン・ジュノ監督は、現代の社会にもどこかいそうな“酷すぎるリーダー像”を集約したかのような人物像を作り上げ、2人の名優にその難役を託した。新場面写真では、髪をオールバックに固めて軍服姿に正装したマーシャルと、彼に寄り添うイルファの姿をアップでとらえている。

ミッキー17」は、3月28日に全国公開。

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