『ハリー・ポッター』映画版の監督、ドラマ版に期待!率直な想いを明かす

映画『ハリー・ポッター』シリーズにて、第1作『ハリー・ポッターと秘密の部屋』と第2作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で監督を務めたクリス・コロンバスが、製作が進行中のドラマシリーズへの想いを語っている。

 

各小説に複数のエピソードを割けるのは最高

米HBOで製作されるドラマ版は、「原作に忠実に」をモットーに、小説一冊を1シーズンかけて映像化し、10年以上にわたって展開していく計画だ。

Peopleのインタビューに応じたコロンバスはドラマ版について、こう語っている。

「映画を製作する時には一定の制約があるから、ドラマシリーズ化は素晴らしいアイデアだと思います。(映画シリーズの)第1作は2時間40分で、2作目もほぼ同じ尺でした。各小説に複数のエピソードを割けるのは最高だと思います。映画では入れられなかった素晴らしいシーンの全てを、ドラマシリーズでは描けますからね」

コロンバスは、尺的に限界がある映画では出来ないことを、ドラマシリーズが実現してくれることを楽しみにしているようだ。

ドラマ版には、原作者のJ・K・ローリングが製作総指揮として参加し、ショーランナーを務めるのは、『メディア王~華麗なる一族~』でプロデューサーを務めたフランチェスカ・ガーディナーとマーク・マイロッド。脚本家チームには、マーサ・ヒリアー(『ヴェラ ~信念の女警部~』)、トム・モラン(『デビルズ・アワー ~3時33分~』)、キャスリーン・ジョーダン(『めちゃくちゃ恋するハンターズ』)らが名を連ねる。

現在HBOは、主人公ハリーやロン、ハーマイオニー役を演じる子役のオーディションを実施中だ。子役以外のキャストも未定だが、『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマーク・ライランスが、ダンブルドア役の候補として「キャスティング希望リストのトップ」にいると報じられている。また、映画シリーズでヴォルデモート役を演じたレイフ・ファインズは、『オッペンハイマー』や『ピーキー・ブラインダース』で知られるキリアン・マーフィーに、ドラマ版で同役を演じてほしいと希望を語っていた。

ドラマ版に出演するキャストなど、新情報に注視しておきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ハリー・ポッターと賢者の石』HARRY POTTER characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights © J. K. Rowling.© 2001 Warner Bros.


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