テスカトリポカ(Fate)とは、スマホゲーム『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァントの一騎である。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。
テスカトリポカ思うワケ。
第2部第7章『黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン』で実装された男性サーヴァント。妹にトラロック(fate)がおり、ハチドリと呼んで可愛がっている。劇中ではクリプター軍団の一人デイビット・ゼム・ヴォイドによって召喚されカルデア軍団と敵対。デイビットはバーサーカークラスの召喚を望んた事、インド異聞帯で先行登場した際にロリンチがグランド霊基だと断定していた事から、長らくグランドバーサーカーだと思われていたが実際はルーラーであった。テスカトリポカは神であるため直接召喚する事は出来ず、デイビットから魔術で形成された生身の肉体を与えられたため、疑似サーヴァントとして現界している。
「煙る鏡」の異名を持つアステカ神話において最も有力な神の一柱。戦いと魔術、美と不和、夜と支配、嵐と疫病、犯罪とルール、幸運と不運、摂理と対立する二者、そして、その衝突から生まれる躍動を司る。
様々な化身や側面を持つ神であり、ケツァルコアトルとは敵対関係にあるものの、決して悪の神というわけではない。戦士や戦いを好んでおり、戦いを起こすためであれば利敵行為も辞さない。戦士に対しては加護を与え、戦死者に対してはミクトランバへ招待しもてなす。嫌いなものは犠牲者の出ない戦いと傷つかない戦士。
ケツァルコアトル同様、現代にかぶれており、彼の場合「現代兵器」の方面にハマっている。特に19世紀から21世紀の戦争を好み、軍艦にも興味を抱くミリタリーマニア。その中でも個人用の銃に絶大な愛着を持つ。曰く「人間と同じく、武器も進化してしかるべき」「銃を持てば誰もが戦士になれる」とのこと。彼の愛銃は第二次世界大戦中のドイツ軍が使用したワルサーP38を改造したもの。無茶な改造の代償か、それとも酷い腕前なのかクソエイムとしか言いようがなく、結局近接武器で殴りに行く。また現代風の服装も気に入っている様子。
愛称はテスカん(元々ジャガーマン(fate)が使用)、テスカ兄さんなど。トラロックを好むマスターからは義兄さんとも呼ばれる。彼の領域であるミクトランバは死者が向かう場所であり、実際に死した主人公が辿り着いた場所でもある事から、FGO版タイガー道場扱いを受けている。師匠にそっくりなジャガーマンが関係者にいるし。二次創作では図らずもミクトランバ送りにされた主人公にテスカトリポカ(とたまにデイビット)が死因を教えている。
伝説においてテスカトリポカは「黒」「青」「赤」「白」の4人兄弟の神であると伝えられており、サーヴァントとしてのテスカトリポカも異なる霊基を持つ。
「青」は伝承においては「ウィツィロポチトリ」。メインシナリオ内では少年の姿で登場。黒と同時期に召喚され、公平性を期すためにオセロトルに狩られる立場であるディノス側(異聞帯側)に立ち行動。異聞帯の王であるククルカンに脅される形で彼らの代理の王「恐竜王」として就任した。
またウィツィロポチトリを名乗る精霊を黒は妹分として迎え入れ配下にしている。
「赤」は「シぺ・トペック」。第三再臨の姿がこの神性に相当するらしい。
「白」は「ケツァル・コアトル」。元々敵対する神性であることもあり、テスカトリポカがケツァル・コアトルとして召喚されることはないとされる。
『黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン』ではイスカリが行っていた、1年を通してテスカトリポカになる儀式。元ネタはアステカ帝国の首都テノチティトランで行われていた同様の儀式である。
1年テスカトリポカを育てる祭祀はトシュカトルと呼ばれる。捕縛した戦争捕虜から勇敢さ、容姿、性格等に優れた若者を10人ほど選出し、その中から最も人品に優れた1人をテスカトリポカ神の化身とする。選び出された若者は音楽、詩、演説、振る舞いといった教養や細かい所作を叩き込まれ、神が乗り移るに相応しい器へと磨き上げていく。こうして人となったテスカトリポカ神はテノチティトランのトラトアニ(王様)から贈られた召し物を纏い、8人の従者を引き連れて市内を練り歩く。彼の到来を意味する笛と鈴の音が聞こえると夜であっても住民は家を飛び出し、神の栄養であるお香を焚いてひれ伏したり、涙を流しながら自分たちを守ってくれるよう祈った。そして死を宿命付けられた若者を憐れに思うのだった。テノチティトランの人々は1年かけてテスカトリポカ神の器を鍛え上げ、王族以上の贅沢と快楽を与えながら生け贄の日を待つ。
生け贄の日まで残り20日になると植物の女神ショチケツァル、トウモロコシの女神シロネン、大地の女神アトラトナン、塩の女神ウィシュトシワトルに扮した少女たちと結婚。テスカトリポカ神の化身を美しい衣装で飾り付けて死に向かう若者を勇気づける。5日前になると各地で踊りが始まり、生け贄の日になると少女たちに別れを告げられてテノチティトランから数km南下した先にある神殿へ向かう。その神殿には王族、貴族、商人、戦士、農人などありとあらゆる人物が生け贄の儀式を見るために集まった。テスカトリポカ神の化身は祭壇に続く階段を登るが一段進むごとに自分の笛で破壊して退路を断つ。頂上に登り切ると神官が待っており、石の台の上に寝かされて四肢を取り押さえられる。そして最高位の神官がナイフを左胸に突き刺して脈動する心臓を摘出、太陽に捧げる事で1年間に及ぶトシュカトルの儀式は終了。若者の死を以って世界は破滅から守られるのである。
筋力:A | 耐久:A | 敏捷:A | 魔力:A | 幸運:C | 宝具:B |
第一の太陽(ファーストサン・シバルバー)
ランク:B / 種別:対界宝具 / レンジ:0~999 / 最大捕捉:999人
本来なら『ナウイ・オセロトル』、あるいは『ミクトラン・シバルバー』が正しいが、現代かぶれしたテスカトリポカによってこのように。
マヤ神話の冥界シバルバーと同一視される地下冥界ミクトラン、休息の楽園ミクトランパの支配者たるテスカトリポカの権能を、彼が太陽として天空にあった第一の太陽の時代(ナウイ・オセロトル)の力と融合させたもの。地上のあらゆる物理法則を支配し、万物を自身の定めた摂理に従わせるが、自身もその摂理の影響下に縛られてしまう。
―――すでに滅び去った巨人たちが闊歩する第一の太陽の時代は、冥界にその痕跡を残すのみであるため、その力を取り戻す、または地上に現出させるということは、必然的に冥界そのものを地上に出現させるに等しい。
2部7章『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』後編にて実装。
限定星5アサシン。
霊基第三以降は封印されており2部7章23節をクリア後開放可能。
簡易霊衣「ジャガーマン」(第二再臨の仮面付き)もクリア後入手可能。
HP | (Lv1/Lv90/Lv100) 2131/14535/15924 |
ATK | (Lv1/Lv90/Lv100) 1697/10982/12021 |
COST | 16 |
コマンドカード | Quick/Arts/Arts/Buster/Buster |
所持属性 | サーヴァント、天属性、混沌属性、善属性、人型、男性 神性、今を生きる人類、霊衣を持つ者 |
保有スキル | |
---|---|
闘争のカリスマ:A (CT7→5) |
味方全体の攻撃力をアップ[Lv.](3T) +〔ガッツ状態〕の味方全体の攻撃力をアップ[Lv.](3T) |
黒い太陽:EX (CT9→7) |
自身のNPを増やす[Lv.](30→50%) +自身を除く味方全体のNPを増やす[Lv.](20→30%) +味方全体に無敵状態を付与(2回・3T) &無敵無効状態を付与(1回・3T)【デメリット】 |
山の心臓:A (CT8→6) |
自身にガッツ状態を付与[Lv.](1回・3T・1000→3000) &Artsカード性能をアップ[Lv.](3T) &〔神性〕特攻状態を付与[Lv.](3T) &〔超巨大〕特攻状態を付与[Lv.](3T) &フィールドの〔陽射し〕特性を打ち消す状態を付与(3T) |
クラススキル | |
対魔力:A | 自身の弱体耐性をアップ |
陣地作成:A | 自身のArtsカード性能をアップ |
神性:C | 自身に与ダメージプラス状態を付与 |
全能の智慧:A | 自身のBusterカードの性能をアップ |
戦士の司:A | 自身がフィールドにいる間、マスタースキルの一部の効果を少しアップ |
アペンドスキル3 | |
対アサシン攻撃適性 |
第一の太陽(ファーストサン・シバルバー) | |
---|---|
カード種別:Arts | ランク:B |
自身に無敵貫通状態を付与(1T) &宝具威力をアップ(3T)<OCで効果アップ> +敵全体に強力な攻撃[Lv.] +味方全体のNPを少し増やす(10%) |
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最終更新:2024/12/26(木) 09:00
最終更新:2024/12/26(木) 09:00
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