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アルトリア・キャスター 単語

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アルトリアキャスター

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アルトリア・キャスターとは、スマホゲームFate/Grand Order』に登場するサーヴァントの1騎である。

CV川澄綾子  原画:武内崇 色・仕上げ:こやまひろかず 色:縞うどん 背景:下越

Fate世界におけるサーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)を参照されたし。

概要

「やったぁ、ついに出番ですね!キャスター・アルトリア、できる範囲で頑ります!」

Fate/Grand Order』5周年記念で先行実装されたキャスタークラスアルトリア。これにて基本七クラスコンプである。アルトリア族第13の刺客。ファンの間では縮めて『キャストリア(”キャス”ター・アルリア”)』と呼ばれている。周年記念で実装されるサーヴァントは「既に登場しているものの未実装」という法則があったが、キャストリアは登場より先に実装された例外である。

今まで猛威を振るってきた諸葛亮玉藻前スカサハスカディのサポート力を全て持つ生物兵器のような性を誇り、彼女の登場はスカディの再来を想起させるほどの革命をもたらした。システムを構築すれば多くの高難易度が消し飛ぶし、周回性も高く、彼女の登場により評価が上がったサーヴァント概念礼装までいるというまさにやりたい放題であった。

本格的な登場を前に実装されたため、彼女の正体について様々な考察がなされた。どういうわけか「選定のを抜かなかった世界線アルトリア」である。その結果、国王としての教育も治世者としての威厳も、“ペンドラゴン”の名を名乗ることもなく、時代のセイバー・リリィの精神性そのままに成長。ごり押し大好きな性分も相まって、野山を駆けまわり、適度にサボり、研究フィールドワークが中心の元気な実践魔術師となったアルトリアである。カルデアに来た彼女は王となった世界線の自分のサーヴァントを認知できない状態にあるという。インタビューで「魔術を志してもまどっころしい手順に日に日にストレスを募らせて半年で辞める」という回答があっただけに、いったい如何なる世界線なのであろうか?

アルトリア軍団キャスターだが、ところどころ違いが見られる。彼女軍団員共通の属性い代わりに属性を持ち、またヒト属性い。リヨ氏が描く『マンガで分かるFGO』においてアルトリア軍団全員頂面だが、キャストリアのみ笑顔を見せるなど明確に違う存在として描写されている。作者が持っていないもあるかもしれないが。本格的登場の前に実装されたため、彼女の正体について様々な考察が飛び交った。

メインシナリオでは第2部第6章『アヴァロン・ル・フェ』にて登場する新米魔術師。本章は彼女が行う巡礼の旅に焦点が当てられている。物語開始時の年齢16歳舞台となる妖精ブリテンは女王モルガンの圧政に苦しめられていたが、モルガンを倒しうる存在が現れる事をの氏族エインセルが予言。「選定の」に選ばれた予言の子こそがアルトリア・キャスターである。女王の居であるキャメロットへ至る過程の姿。表情差分は驚異の38種類オベロンですら15種類しかないのに…。

第二再臨までは妖精で共に旅をした姿で登場。マスターの事は遠すぎず近すぎず絶妙な距離感を保つ「頼れる友人」と認識している。汎人類史における同一の存在であるアルトリア・ペンドラゴンを視認できない特性を持つ。マーリン魔術の師としており、カルデアに彼がいるのが分かると散々迷惑を掛けられたであろうマスターに同情してくれる。彼女く、召喚される前の事は「分からない」らしい。妖精騎士ガウェインモルガンバレンタインイベントに顔を出すなど関係者に色々とちょっかいを出している。妖精騎士ガウェインに対しては「頭オーロラ」というとんでもない暴言を叩きつけた。背の低さを気にしているらしく、聖杯に願って身長を伸ばしたいと考えている。妖精ゲスト参戦するキャストリアと自軍のキャストリアとでは宝具の演出が微妙に異なっており、前者は妖精黄昏後者青空になっている。

第三再臨以降は突如として々しい姿に変身誰だお前その姿は女王モルガンを想起させる。マスターの事を「私の命ですが、他に何か?」と言い切った事から、二次創作等ではマスターを「が命」と呼ぶネタが定着している。汎人類史では姉妹の関係にあり、異聞帯においても姉妹と言える間柄のためかマスターを「が夫」と呼ぶモルガンとよくり合う。また自身を剣、マスターを持ちと認識しており、所有物だと思っている節も見受けられる。マーリンに対する感想は第二再臨以前と違って最低であり、「次に会う時は斬首する」(原文ママ)と夢魔を殺せる魔術を編み出して殺意を滾らせる。というのも彼から「じゃ後はまかせた」とキャスパリーグを押し付けられ、そのまま逃げたらしい。第二再臨以前と記憶が違っているようだが…。なお、カルデアのマーリンは「選定の」の世界線の人物であると理解しているので行に及ぶことはいのでご安心(?)を。以前のキャストリアのようなお転婆ぶりはくなり、王のような毅然とした言動を取るが、そのせいか主人公からは身構えられており、「もっと気安く接しなさい」と懇願している。ただ根本はキャストリアのままなので食い意地をっていたり、負けず嫌いだったり、ピクニックと聞いて心躍らせるなど面が残る。よく見るとセイングラフ彼女背伸びをしており、相変わらず背の低さを気にしているのが分かる。バトル時も背伸びしていて、身長154cmながら162cmスカサハスカディより高くなっている。誕生日限定のボイスでは、アヴァロンの高台で食事に誘ってくれる。どうやら彼女の手にかかれば簡単に行けるらしい。

第三再臨姿では、グランドキャスターの素養である時間や場所の制限なく知覚を得る“千里眼”に覚めているような意味深コメントをしている。

サーヴァントとして

宝具

きみをいだく希望(アラウンド・カリバーン)
ランク:A / 種別:対軍宝具 / レンジ:050 / 最大捕捉:100

『選定の』によって開放される、アルトリアの心世界。共に戦う者たちを守り、強化する、楽園よりく鐘の音。その名前の由来を、たとえ本人は知らずとも。(ゲーム再現はされないが本来はアルトリア・キャスター本人にはバフが入らない)

ゲーム内性能

5周年記念の限定キャスター

1・2臨と3臨でボイスとモーションが大きく変わる。

バリバリArtsサポーター
宝具の対粛正防御は「無敵貫通を効化する無敵」だと思えばいい。オーバーチャージによりバフ回数が増えOC5で5回使える。アルトリア系列の中で一「属性と「王」属性そして「ヒト科」属性を持たない。

特に『スキルを最大成長させれば1人50%、他のメンバー30のNP加算』という諸葛孔明を上回るNP増加力は多くのプレイヤーを惹いた。特に30%のNP保は、限界突破済み4礼装『虚数魔術済)』でも宝具起動準に到達できるほか、多くの自前でNPを補充できるスキルを持つサーヴァントと併せれば3礼装『龍脈済)』でも宝具を開幕からぶっ放せる。また、Artsカードの強化スキルを有しているため、Artsを持つ全体攻撃宝具によるリチャージ・連発を眼とした周回メンバーへの適性が非常に高かった。キャストリアシステムの記事も参照。結果、とりあえず各カルデアの固定周回要員として新たな過労死NP供給要員として連れまわされるのは良い方で、Arts全体宝具と一緒に非道いことをする奴セットで運用されるという遇が待っていた。

一方の防御面は回復や防御バフを持たない事、玉の『対粛清防御』が安定させ辛いOC依存である事などからあくまで速攻向けであり耐久は不向きとの評価が立っていたが約二カ後、宝具で味方のOCを強化出来る卑弥呼実装されたことにより状況は一変。定期的に味方全体に粛清防御5回を展開し続けながら、大量のバフを乗せたクリティカルで殴り続ける異次元耐久編成が実現可になった。Arts宝具サポーターとしての攻撃的な動きとは全く異質な運用を要され、また極端に編成を選ぶ敷居の高さはあるものの、扱いを誤らなければイベント高難易度メインシナリオの難所をノーコンティニューどころか完封し得るポテンシャルを秘めている。強化解除や即死は勘弁な。

なおキャラそのものの強さとは関係ないが、育成ハードルはかなり高め。特に巷で脚を浴びるキャストリアシステムは基本的にスキルレベル最大が大前提となるが、配信時点の最新エリアである第二部5章でしかドロップしない素材を2桁単位で要するため進行状況によってはスキルが育てられない。最大性を発揮さえ出来れば攻守のどちらにも桁外れの力を見せてくれるが、代わりにそこまでのハードルも相応に高いのが欠点と言えば欠点か。

2部6章をクリアすることでスキル2・3の名称変更、クラススキル妖精眼」追加、「妖精属性追加、全プロフィール更新等される。

星の生まれる刻

ネタバレ注意 この項は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は「躍動」を聴きながら突っ走ってください。

第二部六章『アヴァロン・ル・フェ』における実質的主人公であり、異聞帯のアルトリア妖精ブリテンが異聞帯になった原因を取り除くのに必要な聖剣を作るため、内海にあるアヴァロンから派遣された「楽園妖精」。女王モルガンもまた同じ使命を帯びた楽園妖精だったが、彼女ブリテンを愛していたが故にブリテンを消す事になる楽園の使命を捨ててしまっていた。つまりアルトリア・キャスターは楽園から遣わされた二番の使者である。

本編開始の16年前にあたる女王2001年赤ん坊の姿で選定のとともに北部の地方へ流れ着いたアルトリア・キャスター。戦いを好まない穏やかなの氏族に拾われるが、未来予知が出来る彼らは近いうちに自分たちが滅ぼされる事を悟っており、予言の子を巻き込まないよう、氏族長エインセルの判断で沢山の宝物とともに舟へ乗せられ、今度はティンタジェルに流れ着く。そしてエインセルは「女王モルガンを予言の子が倒す」という予言を行う。モルガンの圧政に苦しんでいた妖精たちはこぞって贋問わず予言の子を育て始め、ティンタジェルでも流れ着いた彼女を予言の子として育て始めた。

しかし他の妖精と違って魔力が低く、体も成長するといった異質な要素を持っていたため、キャストリアは育成されながらもでは差別されていた(なおブリテンの妖精達は本的に楽園妖精を異物として嫌う傾向がある)。キャストリアは妖精眼という悪意を見抜ける力を持っていた。この力により村人が胸の内に秘める悪意まで知ってしまい、限りない憎悪はのような悪夢となって彼女の心を蝕む。女王軍のから隠匿するためとはいえ馬小屋にあてがわれ、場の凍傷により足のを2本ほど失うなど身体的にも損傷が増えていく。

女王2007年、選定のからマーリンが聞こえて来た事で彼から魔術いろはを学び始める。マーリンとの会話は彼女にとって数少ない癒しであったが、その関係も1年ほどしか続かなかった。彼女友人だった妖精が選定のと会話するところを密告し、を取り上げられてしまったからである。後にから聞こえて来たの正体はマーリンを騙ったオベロンだと判明する。女王を倒すために予言の子を利用しようと自身の知識を分け与えていたのだ。

女王2012年グロスターでプリンセスコンテストに参加。結果は1回戦敗退という惨敗であったが、この時に北の妖精を束ねる女王ノクナレアと出会って互いをライバルと認め合う関係となる。妖精楽園妖精を異物として排除したがるが、ノクナレアは「はじまりのろくにん」と関係ない妖精だったためキャストリアに対する偏見差別く、コンテストでも決勝でぶつかるものと確信するなど高評価していた。翌年のある日、ティンタジェルの片隅に住む鍛冶師エクターおつかいに行った際に彼と知り合いとなる。エクターは気難しい職人気質な性格だったが、彼自身が外の世界から流れ着いた存在だったためキャストリアを差別せず、彼女もまた心を開いて鍛冶の技術を学ぼうとを出入りするようになる。女王2014年、エクターの店へ特注のを受け取りに来た妖精騎士ガウェインと遭遇。に刻まれた真名を見た事で彼女バーゲストだと知る(身長差ありすぎてバーゲストからはキャストリアの顔が見えなかった)。

そんな中、村人から元女王衛隊だったエクターを殺して予言の子である事を明するよう命じられる。彼女ナイフを片手にエクターへ向かったが結局殺せないまま戻ってしまう。これにより村人たちは彼女偽者と断じ、地下に放り込まれる。更に女王村人が討伐軍を率いるウッドワスに通報し、ティンタジェル女王軍の魔手が迫る。一応予言の子を信じる妖精もいてぐるみで差別されていた訳ではない様子。

ところが女王軍が到着する前に、越に備えて口減らしをする的で村人たちが同士討ちを開始。が炎に包まれる。助けに来たエクターによって脱獄に成功するも、エクターは既に重傷を負っていて逃避行についていく事が出来なかった。形見代わりにくらまし用の帽子を貰い、身を隠しているから脱出。こうして彼女は行くあてもを放り出され、以後ほそぼそと救世主としてあちこちを回っていたがうまくいかず、予言の子としての自信を失っていく。やがて彷徨い歩くうちにブリテン南西にある名無しへ向かい、その時に主人公達と出会った。記憶を失った彼らなら予言の子の重責を押し付けてこないだろうと思い、ついていく事を決意する。

救世主としてのスタンスは「皆の期待を裏切ると怖いから頑ろう」と非常にネガティブ。実力もなく選定のから聞こえるマーリンに教わった魔術もほとんどが低い魔力でも使える小手先のものや、火を使った錬金術系の物ばかり。良くも悪くも精神面は「どこにでもいる少女」であり、汎人類史における自分(アルトリア・ペンドラゴン)のように全てを投げうって王の使命に殉ずる事は出来ないと考えている。このような過酷な立場になってもなお使命を捨てなかったのは、「憎悪のの中で小さくだけは裏切りたくない」と考えていたからだった。このの正体は分からなかったが、それでも彼女の支えとなり続けた。

主人公オベロンの助力を受けながら、予言の子としての責務を果たすために6つの鐘を鳴らす巡礼の旅に出るキャストリア。しかし彼女名の存在な上、鐘を鳴らさせる事はその氏族の長が反乱分子である予言の子を認めるのと同義のため女王軍に取り潰される危険もあった。ゆえにどの長も簡単には鐘を鳴らせてはくれない。女王モルガンもキャストリアの動きを把握していて、「もし鐘を一つでも鳴らしたら敵対者と見なす」と脅しをかける。まさに巡礼の旅は苦難の旅だった。そんな彼女の支えとなったのが主人公たちの存在である。特に主人公は「一般人なのに世界を救う重責を背負わされている」というキャストリアと似た遇だったため、差別と憎悪にまみれた人生の中で初めて出会った友達と言えた。こうして彼らと紡ぐ楽しい思い出記憶として彼女の中に積もっていく。ケルヌンノス戦の直前で、グロスターの主人公と一緒に歩いた事を「生まれてはじめて、好きなヒトと、大通りを歩いたのです」と語っていた事から少なからず情を抱いていたようだ。

鐘を鳴らすたびにキャストリアは予言の子としての力が解放されていき、全ての鐘を鳴らし終えた時には「モルガンを倒せるかもしれない」と希望を抱けるほど強大な存在と化した。彼女一人で円卓軍の兵士バックアップを担えるなどティンタジェルにいた頃とは較にならない強さを得ていたが、対するモルガン巡礼の旅を何度も行っており、鐘を6回鳴らした程度では彼女先ほどの力にしかならなかった。

6つの鐘を鳴らし、女王モルガンを打倒し、エディンバラの長ノクナレアが新女王に就任した事でようやくブリテンが平和になる…と思いきや、戴冠式でノクナレア刺殺されて再び混沌の渦へ叩き落とされる。更にモルガンが対処していた大厄災が立て続けに発生し、ブリテンは死の淵に立たされる。中でも祭神ケルヌンノスの脅威は凄まじく、この化け物を倒すにはロンゴミニアドに代わる神造兵器が必要だった。キャストリアは「1万2000年前に作られるはずだった聖剣/エクスカリバー」を作るのに必要な材料を集める集積装置であり、これまでの旅は材料となる彼女記憶を集める事も兼ねていた。6つの鐘を鳴らし終えた彼女には既に必要な材料を持っており、あとは内海アヴァロンへ帰還して自らの命と引き換えにエクスカリバーを鍛造するだけだった。マーリンの手引きでアヴァロンへ帰還した彼女エクスカリバー鍛造を行って消滅する運命にあったが、千子村正(fate)がその役割を引き継いで消滅し、少しだけ延命。出来上がった聖剣ストームボーダーに持ち帰った。決戦読み段階に入る中、キャストリアはこれまで旅に付き合ってくれた主人公に恩返しを決意。楽園の使命とは妖精ブリテンを糾す事であったが、偽のブリテンであっても救おうとした主人公たちと一度だけ的を同じにし、一時的に使命を投げ捨てた。そして主人公マシュとともに祭神ケルヌンノスに挑む。戦闘の最中、キャストリアは甲からキャメロットに降り立ち、モルガンが貯め込んだ魔力があるの玉座と接続してロンゴミニアド12本をケルヌンノスに撃ち込むも威力不足により倒せず。次はロンゴミニアドの身に聖剣を装填し、自らの命をも魔力にして発射。ケルヌンノスの神核を露出させて勝因を作るとともに、魔力を使い果たして消滅。彼女は使命を果たして楽園に戻り、永い眠りについた。彼女が持っていた選定のだけを玉座に残して。

しかしケルヌンノス打倒により封じられていた終末装置オベロンヴォーティガーンが出現し、カービィの如く全てを吸い込む奈落によってブリテンの大地ごとストームボーダーが飲み込まれてしまう。奈落の中は脱出不可能かつ永遠に落ち続ける間であり、主人公以外の仲間全員眠らされての中という絶望。それでも臆せずたった一人でオベロンと対峙する主人公オベロンブリテンを滅ぼすだけでは飽き足らず、外の世界の汎人類史さえも滅ぼそうとしていた。その主人公の前に舞い降りた一筋の閃光、それは『を脅かす脅威に対抗する』人理補助装置兼聖剣騎士としてサーヴァントと化したアルトリア・アヴァロンであった。

「おまえは―――おまえは!」


「『異邦の魔術師』との契約に基づき、召喚に応じ参上しました。」


ブリテンを諫めるのではなく、世界を救う戦いであれば。」

「たとえ時の果てであろうと、このは彼の手に。」


使命を果たして眠りについたキャストリアであったが、ブリテンを終わらせた彼女には今まで以上の嗟と憎悪が襲い掛かり、何億もの責める希望としてきた小さなすら見えなくしていた。失意の中、彼女からかがってくれている事を知る。それはコーンウォールで出会った名無し妖精だった。キャストリアは名前を忘れてしまった妖精に自分の名前を与えており、その恩義で死した後もキャストリアをっていたのだ。妖精の本当の名前希望を意味するホープ。その光景に奮起した彼女は「幼い自分(今までの自分)」と決別。ここで終わる選択肢もあったのに、守護者として永遠にり続ける事を選び、人理補助装置に昇して守護者の英霊となる。そして主人公が与えてくれた幸福に報いるため、恩返しをするために一度だけ召喚に応じ、時間を切り裂いて降り立ったのだった。アルトリア・アヴァロンとなった彼女ブリテンで起きた事を全て把握しており、オベロンの生い立ちや使命を語ったのも彼女である。の脅威となったオベロンを倒すべく、アルトリアの力で覚めたマシュとともに終末装置に挑む。ラスボスであるオベロンヴォーティガーン戦はマシュアルトリアが固定となっている。戦闘中スヤスヤ眠るアルトリアかわいい

苦闘の末にオベロンを倒した後、彼女は自身を「アーサー王ではなく聖剣騎士概念が形になった者」「聖剣の担い手」だと語り、聖剣に選ばれた者もしくは聖剣を使う者にのみ力を貸すという。本来であれば主人公彼女の力を使える資格かった。したがって今回は特別サービスであり、恩返しのために一度だけ召喚に応じた訳である。戦いを終えた事で彼女は別れの言葉を残して英霊の座に還り、主人公もまた「さよならブリテンの、大切な友人」「……さよなら。自分によく似た、なんでもない女の子」と返すのだった。

カルデアに召喚されたアルトリア・キャスターは、妖精で一緒に旅をした彼女とは別人。第一及び第二再臨は彼女記憶(楽しい記憶)をエミュレートしただけの存在である。ただアヴァロンでの描写によると記憶は存在していないので、矛盾が生じる。一方でオベロンヴォーティガーンが「巡礼の旅は、ここで終わりだ」と言っていた事からアヴァロンに行った時点では旅は完結しておらず、故に記憶かったとも考えられる。オベロンを倒して退去するまでが巡礼の旅だったのだろうか。

アルトリア・アヴァロン

第三再臨まで進むとの姿である人理補助装置『アルトリア・アヴァロン』となる。キャストリアの延長線上にある存在のため、王の格こそあれど人格や趣味彼女のまま。召喚に成功=聖剣に選ばれた事らしく、に脅威を与える異の神に立ち向かう主人公を手助けする。謎のヒロインXXアルトリア・アヴァロンしか持っていないレアスキル「人類の脅威特攻」を持つ(宝具を含むとエルキドゥも)。

王の姿をしているのは、幼い頃にキャストリアへマーリン魔術を教えた師匠マーリン(のふりをしたオベロン)の願いが根元にある。今は邪険に扱われていても、いずれ彼女楽園妖精として多くの妖精を率いる事になる。その時に備えて「もがそう在ってくれと願う都合の良い想の救世主」「世界の中心ではなく端っこにいる名の王」「最果てにある灯台のように、そこにいるだけで人々の希望になる兆し」「希望のきっかけになる。そんな王様に、私はなってほしいなあ」「どんな異邦の地でも、どんな時の終わりでも。の上から、人々を鼓舞するような、ね」と名の王になるようキャストリアに勧めた。そして彼女は守護者になった事でその望みをえ、ラスボス戦において主人公希望となり、皮にもオベロンの前に立ちふさがって王になった明をするのだった。

キャストリアはケルヌンノスを倒すため、自身の記憶を集積して造られた聖剣エクスカリバーに身をげて消滅した。その結果、聖剣と一体化して守護者に昇した姿がアルトリア・アヴァロンである。自身が「剣」であるならば主人公を「持ち」と称し、主人公が命とまで言い切る。まさに主人公専用の聖剣遠坂凛く「伝説上に現れる聖剣魔剣は、ほとんど魔法(不可能を可にする魔術以上のモノ)の域に近い」との事で、間を跳躍して瞬間移動できるサーヴァントも希なので如何に彼女が規格外の存在なのかが分かる。守護者である彼女にとって地球生きる生命は等で、本来であれば汎人類史も異聞帯も特異点も等しい存在に過ぎない。にも関わらずカルデア(汎人類史)にだけ肩入れするのは、主人公たちと一緒に妖精を旅した記憶があるため。このように絶対の忠を誓っており、なす命以外は遂する意気込みを語る。キャストリアと同一人物のため主人公への慕も健在で、主人公と語り合う事を「これ以上の贅沢はちょっと思いつきません」と答えている。とは別のベクトル愛が重い

人々に期待されるだけの『希望カリスマ』、生命を祝福し様々な汚れから自身の運命力を守る加護『アヴァロン妖精』、作るもの全てがになってしまう『聖剣作成』、あらゆるを見破って真実を見通す『妖精眼』を持つ。キャストリア時代は『妖精眼』によってもたらされる悪意に苦しんでいたが、カルデアにはフォウ君の覚醒阻止されるほど善い人々しかいない上、汎人類史の人類が滅亡しかけているのもあって苦しんでいる描写はい。英霊になった事で悪夢も見なくなったと思われる。が嫌い、周りに浮遊するファンネルモルガン宝具に出てくると同一、エクターから「おまえさんは、あの方(モルガン)にそっくりだ」と評される、攻撃方法も似通っているなどモルガンと似た要素が見受けられるため、「アルトリア・アヴァロンは次世代のモルガン」と考察する見方がある。

宝具『ラウンド・オブ・アヴァロン』は黄昏キャメロットを建し、そのの上から味方を鼓舞しながら円卓の騎士のギフトを与える。効果自体はアラウンド・カリバーンと同一。宝具使用時に流れる専用BGM妖精の終盤で流れる『希望の地:アヴァロン』をアレンジしたもの。存在自体がネタバレのため、ネタバレ防止機をONにしているとアルトリア・アヴァロンの姿にしていても他ユーザーからは第二再臨までのキャストリアにしか見えなくなる。マテリアルを開放するには第2部6章をクリアLv5という厳しい条件を達成しなければならず、自身の名前が出る「アルトリア・アヴァロン、出るぞ」という台詞も第2部6章をクリアしないと開放されないなど底してせられている。オベロン戦での名前表記はアルトリア・アヴァロンだが、自分で召喚した場合は第三再臨以降であっても何故かアルトリアとしか表記されない。

「私には、全ての記憶が備わっています」という台詞から「カルデアに召喚されたキャストリア」「妖精を共に旅したキャストリア」「ありえざる存在のアルトリア・アヴァロン」の3人の記憶を有している。彼女く第二宝具と第三宝具を有しているらしいが、詳細不明。別個体のアルトリア記憶を持っているためか、魔術剣術を組み合わせた戦い方を好む。始皇帝(fate)のようなワープ移動もお手の物。分かっているだけでも下記の装備を保有している。どうやらエクスカリバーは持っていないようだが、それは自身がエクスカリバーだからと思われる。

『アヴァロン・ル・フェ』のプロットではアルトリア・アヴァロングランドセイバーになる予定だったという。どう見てもキャスターには見えない容姿はその名残と思われる。実際にはグランドセイバーにならなかったためユーザー間では「設定になった」と言われていたが、第2部7章『ナウイ・ミクトラン』にてグランドセイバー役で登場し、設定が生きていたとユーザー衝撃を与えた。

二部後半OP「躍動」はアルトリア・キャスターを題にしたもの。

 

水着Ver

夏休み休暇として特異点ハワトリアを訪れた主人公に同行したアルトリア・キャスターが霊基を変えた姿。

バトルスタイルダンス系。特異点調では探偵役を買って出た。本来着るはずだったパーカーかに盗まれ、下に着る用の水着行動している。よくやったオベロン

また第三再臨はA(アルトリア)A(アヴァロン)A(ソシエイション)として分離して別行動BBの管理するハワラリアに発生した大気の精霊ワンジナ」の嘆きを危険視。管理権を奪い取りハワトリアに改名し、ついでにモルガンと協力してノクナレアサーヴァントとして召喚した。

ステータス

ゲーム内性能

イベントサーヴァントサマーフェスティバル2023!」にて実装
限定の氏族(バーサーカー)

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水着

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