1988年に作られたインターネット用のチャット方式。接続するにはLimeChatなどのソフトウェア(IRCクライアント)をインストールする必要がある。
ブラウザで閲覧できるWebチャットよりも転送データの無駄が少なく、ログを円滑に進めることができる。
ユーザはサーバに接続したあと、「チャンネル」と呼ばれるチャットルームを自由に作ることができる(既にあるチャンネルと同名のものを作ることはできない)。チャンネル内では、入室しているユーザ全員に会話内容が送受信され、チャンネル内でしか見えない話をすることができる。
また、チャンネルを作る以外に、ニックネームを直接指定して1対1でテキスト会話(プライベートメッセージ、LimeChatでは「トーク」と呼ぶ)をしたり、ファイルを送信することも可能。
IRCは、Skype等のメッセンジャー系ソフトと同様、会話内容が参加者にしか見えないことを前提としている。そのため、会話内容(ログなど)を外部に無断転載する行為はほとんどの場合重大なマナー違反とされており、一発で信用を失いかねない行為なので、転載時は参加者全員の同意を得るなど充分な注意が必要である。
IRCサーバは日本国内を含め世界中に存在するが、サーバ管理者が設定すれば相互にデータを共有することができる。この場合、どれか1つのサーバに接続していれば、別のサーバに接続しているユーザと同じチャンネルに入ったり、プライベートメッセージやファイルを送ったりできる(インターネット・リレー・チャットという名前がついているのはこのため)。
なお、ユーザが自分たちのグループ用に独立サーバを運営しているところもある。IRCdなどのサーバプログラムを、サーバとなるコンピュータにインストールすれば、企業や自宅のサーバなどでも独立IRCサーバが運営できる。独立IRCサーバでは他のサーバとのチャンネル名・ニックネームの重複を気にしなくてよいため、多チャンネルに分化して会話をする小・中規模グループにとっては、既存のWIDE系IRCサーバ内にチャンネルを作るよりも使い勝手がよい場合がある。
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最終更新:2024/12/26(木) 16:00
最終更新:2024/12/26(木) 15:00
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