GV-E400系とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)の一般形気動車である。
新潟・秋田地区に残るキハ40系列の老朽取り替え用として、新潟地区では2019年8月から、秋田地区では2020年12月から運行を開始した。
JR東日本では初となるディーゼルエンジンの動力で発電した電力で主電動機を駆動する、いわゆる電気式気動車である。
動力はエンジンで発電機を回して得られた三相交流電源を主変換装置で直流に変換して、VVVFインバータで再度三相交流に変換して主電動機を動かす、というものである。エンジン出力はキハE130系と同じ331kW(450PS)。
両運転台のGV-E400形と片運転台で2両編成を組むGV-E401形(トイレあり)・GV-E402形(トイレなし)がある。
製造は八戸線に投入されたキハE130系500番台と同様に国内外のメーカーから公募・調達する方式で行われた。製造は川崎重工業。
兄弟車にほぼ同一仕様で製造されたJR北海道のH100形がいる。
1両編成8両と2両編成16本(32両)の計40両が新津運輸区に配置。キハ40系列のほか、キハE120形も置き換えた(後者は只見線会津地区用として郡山総合車両センター会津若松派出に転属)。なお同区のキハ110系列は置き換え対象外。
1両編成11両と2両編成6本(12両)の計23両が秋田車両センターに配置。なお男鹿線用については蓄電池電車のEV-E801系が投入されるため対象外。
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最終更新:2024/12/27(金) 19:00
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