署 単語

署とは、役所のことである（警察署、消防署、労働監督署、・・）

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また役所の名前に付けられる接尾辞である。私鉄沿線97分署、七曲署、・・

とくに警察署のことをいう。署までご同行ねがえますか。

漢字として

意味

人員を配置する、役割、職務を代行する、書き記す、題名を書く、サイン、役所。

旧字体は署。

〔説文解字・巻七〕に「部署なり」とある。

字源

形声。声符は者。〔説文（段注本）〕に「各、网屬する所有るなり」と、网に従う理由を説明している（部ごとに分かれた配置が網のようになっているという解釈）。

音訓

音読みはショ（漢音）、訓読みは、しるす。

規格・区分

署は常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。

JIS X 0208で署・署は区点29-13に包摂されていたが、JIS X 0213で署が分けて追加され、包摂基準の適用対象外となった。

声符

署を声符とする漢字には、曙などがある。

語彙

署置・署長・署名

異体字

• 署は旧字体で、人名用漢字である。2004年に参考字体から格上げされた。JIS X 0213第三水準。
• 𦋧は、〔説文〕の本字。

互換文字

• 署は、Unicodeにおいて署と互換とされている。