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nmシリーズ(ナノメートル)とは、主にコナミの音楽ゲーム「jubeat」シリーズにて展開されていた一連の楽曲群である。
主な作曲担当はRyu☆、Staving Trancer。合作名義「Another Infinity」として手掛ける事も多い。

概要

532nm

beatmania IIDX/jubeat

【全譜面クリア】メガネが本体
【全譜面フルコンボ】湯上りドラゴン肌

連動イベント「APPEND TRAVEL」のbeatmania IIDX代表曲。
IIDX側では無条件配信曲になっていて、IIDXで本曲をプレーした際に貯めたポイントを消費する事によって、jubeat側で楽曲を解禁させる事が出来た。
イベント終了後の現在は、同イベントの各機種代表曲の例によって、長らくIIDX側のみ無条件解禁されていたが、jubeat側では更に後に稼働したQubellよりe-amusementパス使用時に限り無条件解禁となる。

曲名の読み方は「ファイブスリーツーナノメートル」
作曲名義はRyu☆であるが、本人談よりStarving Trancerによるアシストも加えられている。
いつもの明るさは残しながらも哀愁のあるハードコア。

Ryu☆4thアルバム『Sakura Luminance』に532nm (Extended Mix) として収録されている。

譜面について

jubeat

曲名の「532nm」とは、緑色レーザーの波長のこと。効率がよく、熱が少ないYAGレーザーがこの波長であるため、ステージディスプレイなどでは主力として使われるレーザーである。
それにちなんでか、jubeatの【BSC】譜面ではレーザービームを髣髴とさせる高速スライドが多発し、16分も多め。初出当初のレベルは6と低めだったのだが、緑屈指の地雷譜面のひとつであり「※緑です」の代表格として扱われていた。個人差の分かれやすい内容という事もあり、人によっては「yellow head joeを抑えBSC最強」という意見もあった。
同譜面は初出以降は難易度変更が行われると思われていたのだが、jubeatシリーズは元々「難易度改定を行わない」という理不尽な方針を続けていた事から、長らくの間は初出時点同様に6レベルとして留まっていた。

だが、初出から約5年の月日が経ったjubeat clanでは難易度改定が遂に実施。その際に例によって本曲のBSCのLvが7に上昇し、遂に問題の難易度表記にメスが入れられる事になった。
…もっとも、この頃の【BSC】譜面界隈では、史上初のレベル9を記録したDiastrophism、レベル10を記録したMegalara Garudaといった様に、本曲やyellow head joeと同等かそれ以上の難易度を持つBSC譜面が登場。 また、festo以降も同様の高難度のBSC譜面が続々と登場している。
これらの事から、本曲の緑も例によって難易度インフレの犠牲になってしまった感が否めない…

とはいえ、現レベル内の本曲【BSC】はというと、ノート数が300とレベル内でもワースト記録に残る程の少なさである事から回復が難しい。 立ち位置的には個人差譜面といったところ。
だが、かつての頃と比べて難易度について妥当レベルに収まっているのは事実である。

一方の【EXT】は700ノーツと、現行の該当レベルではノーツ数が少ない部類。加えてリズム難なため、クリアは楽だがスコアはやや伸びにくい。ちなみに、赤色レーザー光の波長は700nmである。

REFLEC BEAT

連動イベントの目玉曲として登場した本曲だが、登場からわずか数か月でREFLEC BEATに移植。
同機種での本曲はcolette-winter-の稼働時点におけるデフォルトでプレー可能なコナオリ曲として登場。
後に稼働した悠久のリフレシアでは稼働時に削除されてしまったが、後にリメイク譜面が実装された。

ちなみに、今回の移植は前年度に開催された「APPEND FESTIVAL」を通じて同機種に収録された、あのFLOWER(BEMANI)を彷彿とさせる流れになっている。今回の移植前に既に複数の機種でnmシリーズが展開されていた事から、この頃の本曲は「ポストFLOWER」的な役割を与えたかったのかも知れない…

jubeatにおける緑譜面といったら、6レベルにしては中々の難関と初心者プレイヤーからの話題になったのだが、こちらの緑である【BASIC】は稼働時のデフォルト楽曲の中ではトップクラスとなる201ノートや前～後半にかけて存在している縦連打が目立つ事を除けば至って普通な内容。
一方で【HARD】は前半のトリルと後半のLo拘束が特徴的。譜面構成の関係上、前半はノート数が多めなものの、後半はノート数が激減するため、例によってどちらかが得意不得意なのかで個人差が分かれる。

余談だが、本曲は全譜面通じてTopオブジェクトの数が少ない事から、残念ながら荒ぶる緑は見られない。groovin'!!以降に譜面追加が行われていたなら見られたのだが…

pop'n music

更にその後はpop'n musicにも移植された。

本シリーズに所属する楽曲群の多くは連動イベントを通じて収録されるケースが多いのだが、 ・pop'nにおける本曲も例によってラピストリアにて開催された連動イベント「発見！よみがえったBEMANI遺跡」のピラミッド建造による解禁曲として収録された。現行バージョンのUniLabでは無条件解禁済み。

本曲は初出機種での緑譜面の凶悪さが話題になったのだが、pop'n版の本曲のNORMALは話題になるレベルの難易度ではない。その代わりなのか、EX譜面の方が非常に凶悪な事になっていた。
EX譜面はIIDXのANOTHERを踏襲した物。ラピストリアでの初出時のレベルこそ45だったのだが、イントロを中心に前半で発生する乱打発狂がレベル不相応だった事から詐称評価されていた。
その様な意見がスタッフにも伝わったのか、その後に稼働した次回作のéclaleにて行われた難易度改定の際にレベルが47に昇格したのだが、今度は後半での回復のしやすさから逆詐称評価されてしまう事になった。
それから更にその後に稼働したうさぎと猫と少年の夢にて行われた難易度改定の際に再度レベル変更が行われ46に降格。現在のレベルでは詐称逆詐称についての意見があまり出ておらず、登場してから2回の難易度改定で遂にレベル妥当に収まったと言えよう。

と、まあpop'n版は譜面の方には緑についての話題については一切存在していない。
一方で担当キャラの星の王子様「ステラ」は自身のカラーは勿論のこと、初出曲の「コスミック/SCI-FI」の背景色が緑だったり、元々の担当曲も本曲と同じく疾走感全開だったりと、初出曲以外の初の楽曲担当としてはそこそこマッチしているキャラ選と言えなくもない。
ちなみに、彼はその後もうさぎと猫と少年の夢で「forever under construction」、解明リドルズで「Lost wing at.0」という様に、ラピストリア以降も本曲よろしく疾走感あふれる楽曲を中心に担当曲を広げている。そういう意味でも、1曲限りの一発屋だったキャラが本曲で拾われたのは幸いだったと言えるだろう。

動画

beatmania IIDX

jubeat

405nm/405nm（Ryu☆Mix）

beatmania IIDX

シリーズ第二弾。beatmania IIDX 20 tricoroロケテスト時に収録。
「405nm」名義ではゲームに収録されておらず(後述)、アレンジが施された「405nm（Ryu☆Mix）」としてのプレイアブル収録となる。

作曲はRyu☆とStarving TrancerによるユニットのAnother Infinity。
Ryu☆とStarving Trancerの合作であるが、ゲーム収録されているのがRyu☆mixとなっている意味は「編曲する工程で自分の色が出すぎてしまったため(Ryu☆談)」。

曲名の読みは「フォーゼロファイブナノメートル」。曲名になっている405nmは、ブルーレイディスクのR/Wなどに使われる青紫レーザーの波長のこと。

ムービーは18 ResortAnthemで「Aegis」を担当したかーる。スポットライトを持った女の子が笑顔や決め顔を振り撒くムービーとなっている。

jubeat

【全譜面クリア】7つのボタンにプラス皿
【全譜面フルコンボ】16パネルにプラス皿

シリーズの本拠地となるjubeatへは遅れてsaucerで移植された。
同作において、11月1日より開催された「bistro Saucer」の第2弾の楽曲として解禁が出来た。
現行バージョンのbeyond the Ave.では無条件解禁されておらず、他プレイヤーとの伝導やコンシェルジュとのライトチャットで解禁する事が出来る。

先にIIDXに収録された影響なのか、ジャケットはIIDXのBGAを彷彿とさせる物になっている。
女の子が何か物欲しそうにこっちを見ている。

先に収録された前作といったら、曲の由来にちなんで緑の詐称ぶりが有名だが、こちら側は【ADV】がかなりの問題児。STELLAR WINDのような縦混フレや押しづらい同時もありLv9台ではクリア、スコアともに難しい。故に後にfestoにて行われたレベル9及び10の難易度細分化の際にレベル9.6に設定。名実ともシリーズ最難関のADVとして位置づけられる事となった。

ちなみに、前作ほどではないが、こちらも【BSC】の難易度が7と緑の割には当時としては規格外の難易度であった。というか、最初から532緑の難易度を7にしろと。

アルバム収録

Ryu☆5thアルバム『Plan 8』には405nm (Ryu☆Mix Extended)が収録されている。

この他にも、同アルバムには（Ryu☆Mix）の元になっている405nmも同時に収録されている。
こちらはStarving Trancer色が強い印象で先にお披露目となったRyu☆Mixの雰囲気は残しつつも違った印象の曲となっている。

↓フルコン称号の元ネタ？

800nm

【全譜面クリア】目からレーザービーム
【全譜面フルコンボ】レーザービーム芸人

連動イベント「ギタ・ドラ・jubeat大夏祭り」5番目の解禁曲。1機種あたりの必要プレー回数を6回にすると屋台が開店し、jubeatにて、bass 2 bass、I'm so Happy、532nm、ギタドラにて、Right on time (Ryu☆Remix)をプレイすると、エイヤッサーすることが出来るのでエイヤッサーすると解禁することができた。GITADORA現行バージョンでは通常解禁されている。

作曲はAnother Infinity、本楽曲のみギター演奏で泉陸奥彦が参加している。曲名の読みは「エイトゼロゼロナノメートル」。曲名になっている800nmは近赤外線レーザーの波長の一つ。

Ryu☆4thアルバム『Sakura Luminance』に800nm (Extended Mix) として収録されている。余談だがjubeatではAnother Infinity名義が初出だったためか、この曲に限り名義がAnother Infinity (Ryu☆×Starving Trancer)という形になっている。これはアルバム内でもそのままである。

380nm

Murasaki-EP（2017/8/11発売）に収録されているnmシリーズ4曲目。

380nmは紫外線領域の波長である。曲調はso fabulous!!のようなブチアゲトランス・ハンズアップの系統である。

関連コミュニティ

関連項目

• jubeat
• GuitarFreaks
• DrumMania
• beatmaniaIIDX
• pop'n music
• Another Infinity
  • Ryu☆
  • Starving Trancer
• BEMANIシリーズの楽曲一覧
• レーザー

個別関連項目

532nm

• APPEND TRAVEL
  • 幸せのかたち / あさき
  • HEAT-BIT-HIT-BEAT / V.C.O.
  • cloche/Qrispy Joybox
  • TWINKLE♡HEART / jun
  • candii / 八王子P
  • 532nm / Ryu☆
  • JOMANDA / DJ　YOSHITAKA
• 発見！よみがえったBEMANI遺跡
  • Element of SPADA
  • つぼみ(BEMANI)
  • 龍と少女とデコヒーレンス
  • 532nm
  • 海神(BEMANI)

405nm

• 16パネルにプラス皿

800nm

• ギタ・ドラ・jubeat大夏祭り

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• 最終更新日: 24/02/16 23:31

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主に532nmの表の分割と各機種の内容について追加。532nmは曲名にちなんで緑色を強調させる記述にしました。

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