ENDYMIONとは、コナミの音楽ゲーム「Dance Dance Revolution A」の収録楽曲である。
アーティスト | fallen shepherd ft. RabbiTon Strings | ||||
BPM | 220-440 (110-880) |
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難易度 | BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE |
Single | 9 | 13 | 15 | 18 | 19 |
Double | - | 13 | 15 | 18 | 19 |
2017年7月13日よりイベント「リノンアドベンチャー」完走後に登場。2018年7月26日に通常解禁された。
出現当時は「リノンアドベンチャー」の全WORLDをクリアした後に「EXTRA EXCLUSIVE LEVEL3」に突入することでのみ選曲できた。条件緩和後は後述の特殊演出とHEAT POWERの没収がなくなっている。
ヴァイオリンのクラシカルな音色とハードコアトラックが融合した、神々しさを放つ楽曲となっている。
作曲者は初登場時点で不明だったが、後に公式サイトで公開された曲紹介コメントよりARM(IOSYS)であることが判明。謎めいた変名義については「謎感の強いボス曲になったから謎のアーティストで行こう!というU1先生のアドバイス」があったらしい。
ストリングスを担当している「RabbiTon Strings」はバイオリン担当の筆氏とビオラ担当の林で構成されているユニット。2017年度の例大祭にてCOOL&CREATEに参加し、「ホーライラ(Lunatic Edition)」でストリングスを担当していた。またCOOL&CREATEのメンバーであるジュクチョーがギター担当として参加している。
出現当時はこの曲を選択すると「HEAT POWERを全て消費して楽曲をプレーしますか?」というアナウンスが流れ、選曲時には専用演出「LEVEL A GALACTIC STRIKE」が挿入された。また、リザルト画面も特殊演出(通常は背景の空が青空なのだが、真っ赤な空に変貌している)が用意されていた。
さらにBASIC以上の譜面をAA+以上の評価でクリアするとENCORE EXTRA STAGEが出現した。
ENDYMIONのEXPERT譜面をダンスレベルAA+以上で完走且つ直後のENCORE EXTRA STAGEを見事踏破すると今度はCHALLENGE譜面が出現。言うまでもなくLIFE4での挑戦である。人類とDDRの戦いはここからが本番なのであった。
プレー時の背景に使われているステージは「Replicant D-Action」「Replicant D-ignitonのボス曲群」と同じもの。楽曲のイメージに合わせて暗い赤を基調としたカラーリングとなっている。
EXTRA EXCLUSIVE LEVEL3出現当時は選曲時とプレー開始前に映されるジャケットが異なっており、選曲前は全体的に赤いフィルターがかかったような絵、選曲後は女神が描かれたものが表示されていた。緩和後は「女神が描かれている」方だけが表示される。ジャケット兼ムービー担当のsquare_head氏は楽曲の異質な神々しさと格調の高さをより一層プレイヤーに味わっていただくため、特別な演出をつけた事をコメントしている。(楽曲コメントより)
2020年2月8日に行われた9thKAC、DanceDanceRevolution A20の決勝の後、告知されたPOLICY BREAKの告知にて、SOUND VOLTEXに移植が決定された。SOUND VOLTEXとDanceDanceRevolutionの同イベントの開催は今回が初であり、しかもその後告知されたFLOOR INFECTIONにてSDVX側からの移植は、5thKACの最優秀楽曲であり、Ⅳ稼働した後も最高難易度20をほしいままにしていたボス曲、Lachryma《Re:Queen’M》である事で非常に会場、Youtube実況コメント、Twitter共に湧き上がり、当日のTwitterのトレンドにラクリマ、エンディミオン等の話題がトレンドを占拠することとなった。詳細な日程等は未だ明らかではないが、続報を待とう。
ENDYMION(エンディミオン/エンデュミオーン)とはギリシャ神話の人物であり、ゼウスの息子である「アエトリオス」とアイオロスの娘「カリュケー」、もしくはゼウスの息子。前述のジャケットに描かれた女性はおそらくその恋人である「月の女神セレネ」がモチーフだろう。また、楽曲コメントで言及されているSF作家「ダン・シモンズ」の作品にも同名の小説が存在する。
通常解禁によってBPM表記が「220-440」と確定したが実際は110-880に加減速している模様。
Lv9のBEGINNERは通算5曲目。同じBPMのアイツと違って停止こそ無いものの、そもそもビギナーに踏ませる譜面じゃないことに変わりはない。 また、BPM440地帯では「実質BPM220の裏拍」のリズムになる部分も表拍と同じ色で流れてくるので少しわかりにくい。ノーツの色分けオプションが機能しなくなることがあるのはこの曲に限ったことではないが……。
Lv13のBASICはValkyrie dimensionに続いて2曲目、Lv15のDIFFICULTは4曲目、Lv18のEXPERTは5曲目。
EXPERTにいたっては783ノーツもの物量譜面で、現状ではかなりの上級者でなければLIFE4でのクリアはまず困難だろう。
CHALLENGE譜面はSPが925ノーツ。Elemental Creation(鬼)の860ノーツを大幅に上回って過去最多を更新している。物量のみならず配置も理不尽極まりないが、完走どころかAA+まで出ているので恐ろしい話である。一方のDPだが、グルーヴレーダーのSTREAM値224となっている。グルーヴレーダー値が200を超えるのはEGOISM 440(SP鬼・DP鬼)に次いで3譜面目。
このように難易度がどれも歴代最高クラスの数値に設定されていたり、DDR初出曲では数少ない背景表示の専用ムービーが用意されていることから、これが本シリーズの最終ボスに属する曲かと思われていた……が、ENDYMIONの出現から約一年後、EXTRA EXCLUSIVEの新章が始まった。
サウンドトラック等が発売されるまでお待ちください。
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