概要
なまりのある言葉を話す幼女の破面(アランカル)で、ぼさぼさの短髪と歯のかけた口、ドクロのような仮面を頭につけていてその仮面から額にかけて大きな傷跡が走っており、鼻から頬にかけては仮面紋(エスティグマ)というラインが通っている。
服はぶかぶかのローブ。
ヨダレにはわずかにだが治癒能力がある。
黒崎一護達とはドンドチャッカ・ビルスタンとペッシェ・ガティーシェという連れの破面と無限追跡ごっこをしている時に出会った。
他の破面に一護ら共々敵とみなされ襲われるなどしたため捨て置くのも危険だという一護の気遣いでラス・ノーチェスまでは同行したが、強敵が待ち受けていることが予想できた分かれ道より先はより危険になると判断されて袂を分かたれ、一護達はそれぞれ別かれ道に飛び込んでいった。しかしネルはまだ一護と一緒にいたいとその後を追いかけた。
その後は一護の側で彼にかばわれながらいくつもの戦いを見続けた。
本名はネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク。
元十刃<エスパーダ>NO.3。
かつて気に入らないというだけの理由で同じエスパーダのノイトラ・ジルガに戦いを仕掛けられたが、上手である彼女は軽くあしらい、さらに背負う気はないと命をとらずにいた。しかしノイトラは後にザエルアポロ・グランツと共謀して彼女の従属官であるドンドチャッカとペッシェの仮面を剥いでおくことでそれを見つけた彼女を動揺させ、その隙をついて彼女の頭を斬りつけた。そのまま外に投げ捨てられた彼女は頭から霊圧が漏れた影響か体は縮み力も記憶もなくしてしまった。その後はペッシェとドンドチャッカの気遣いで彼女は戦いから遠ざけられていた。
しかし一護がノイトラにいたぶられる姿を見てその身を案じた際に元の姿と記憶を取り戻し、今までの恩返しとして一護の代わりにノイトラと戦うことにする。
刀剣解放前はノイトラに匹敵する戦闘力を見せ、先んじて解放を行うと彼を圧倒的な力で叩き伏せた。しかしまた止めをささずにいると不意に幼女の姿に戻ってしまい、そこを叩きのめされてしまう。
元の姿では幼女状態ではなかった羊のような角が仮面の側頭についている。また、この状態でもネルと呼ばれる。
あとかなりのナイスバディで、ノイトラ戦でこの状態に戻った時はボロ布が見せてはいけない部分をかろうじて隠しただけの際どい格好になった。
誕生日/4月24日
身長/176cm
体重/63kg
その他/大食い属性持ち
...キャラクターブックより
名は"羚騎士<ガミューサ>"。解号は"謳え"。
ケンタウロスを思わせる姿になる。武器はランス。
- 翠の射槍<ランサドール・ヴェルデ>
解放後に使用。絶大な威力の槍投げ。 - 重奏虚閃<セロ・ドーブル>
口から吸収したセロに自らのセロを乗せて吐き出す技。 - 超加速
相手にとびかかる際にその勢いを加速させ破壊力を上げる技。使う瞬間頭のどくろの目の部分が光る。
幼女状態で一護に抱きつく際に使用される。なんでや。
余談
久保帯人公式ファンクラブ『Klub Outside』のQ&Aによると、ネリエルの司る死の形はハリベルと同じ「犠牲」で、孔の位置は心臓にあるとのこと。
アプリゲーム『BLEACH Brave Souls』では、2016年1月31日にネリエルがプレイアブルキャラクターとして実装されたのだが、アニメ版から声優が変更されており、金田朋子氏の演じるネリエルとは似ても似つかないお姉さん寄りの声に変わっていた為、「ネリエルは今の大人っぽい声の方が合ってる」「ネリエルは金朋のままが良かった」と賛否がハッキリ分かれる事態となった。
以降も運営側が新しいネリエルの声優について公表する事は無かったが、2024年11月9日に放送されたアニメ『BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-』第32話に於いて、ブレソルで声優が変更されて以降、初めてネリエルがアニメ本編に登場し、新しいネリエルの声優が清都ありさ氏である事が判明した。長らく謎に包まれていたブレソル版ネリエルの声優だが、8年10ヶ月の時を経て漸く明かされたのであった。
関連動画
関連項目
- BLEACH
- 破面
- 黒崎一護...恩人。とてもよくなついている
- ノイトラ・ジルガ...特に理由もなく絡まれる
- ドンドチャッカ・ビルスタン...連れ
- ペッシェ・ガティーシェ...連れ
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