電話とは、「電」気を使って通「話」をする機械である。
もしかしたら「電」波を使って会「話」する機械かもしれない。
英語ではテレフォン(telephone)。ベルや着メロ、振動で着信を知らせる。
これにより、遠くの人と話すことにいちいち体を使う必要がなくなり、同じ情報伝達手段として用いられるパソコンなどと共に、現代社会においては必須アイテム。友人、親子、恋人同士、愚痴、苦情、ビジネスから緊急通報まで用途は幅広い。
かつてはダイヤル式の黒電話だったが、現在の一般家庭はプッシュボタン式が多い。録音機能付きの留守番電話、ファックスといった機能も付与されていった。黒電話のマークが名残として残っている場合もある。
電話が無かったら手紙を送ったり、狼煙やモールス信号を憶えて送り合っていたかもしれない。
歴史
現在
現在は携帯電話、スマートフォンなども普及し必ずしも固定電話を持つ必要はなくなり。公衆電話で10円玉を積み上げたり並んだりといった光景、公衆電話自体も見られなくなった。黒電話のマークだけ時代の名残として残っている場合もある。
メールやSNS・ネットなど多機能化しすぎて電話機能がおまけになっている状態になっていたり、小学生の多くが持っていたり各種トラブルになったりと利便性やリスクまで容易に語りつくせないアイテムとなった。
その他
どちらも電話線はないが携帯電話と無線機(→トランシーバー)は異なる。
(無線機はそれ自体が基地局にもなるため、災害に強い利点はある)
電話線のあるもの(有線電話)は取り回しに不便だが電波を発信しないため傍受や位置特定されづらい利点もあり、軍隊などでは現在においても拠点間連絡に用いる場合もある。電話線を引く手間はあるが。
携帯電話の契約時には「よく分からないけど、全部店員さんに従ってれば良いか」とハイハイと頷いて使わない余計な料金プランを付けられないよう注意。(ドキッとした方は確認してみよう)
防犯
- 留守番電話において「ただいま留守にしております」では不在とバレてしまうため「ただいま電話に出ることができません」といった音声が流れるものもある。
- 「この通話は録音されております」といった自動音声を前もって流すことでイタズラ電話、詐欺師や悪質クレーマーを牽制するものもある。(証拠として残ってしまうため)
- 言うまでもなく歩きスマホ、画面に夢中なんて隙だらけである。それでもするだろうけど。
その他トラブルをすべて羅列すると記事がパンクするほどの量があるので割愛。
フィクションにおいて
歴史が長く様々なデザインがあることから、通話者・姿勢・会話内容・環境まで奥が深い。
現在は割と圏外エリアが減っており、故障や紛失・バッテリー切れ、妨害電波(ジャミング)といった都合の良いトラブルがなければいつでも緊急連絡できてしまう、「携帯/スマホ使えよ」で済んでしまうなど展開やトリックの幅が狭まるといった変な欠点もある。
関連静画
古い電話機
デルビル磁石式電話機。右のレバーを回して電話局に繋いでもらう。
日本では1896~1960年代中盤まで使われていたらしい。顔に見える。
関連動画
関連項目
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似ているが異なるもの
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