概要
もともと茶の湯は書院造のような部屋で行なわれていたが、侘びの考えをもとにそこに民家的要素を加え、部屋を縮小させたものが茶室の始まりである。このような茶室を草庵風茶室などと呼び千利休によって完成に至った。その後茶室本来の侘びの要素は薄れ、書院造と茶室を混ぜたような数奇屋造が生まれ、現在の和室の基礎となっていった。
特徴
- 躙口→茶室特有の小さな出入口。68×64cmくらい。
- 炉→釜を置く所。夏は炉を閉じて風炉という道具の上に釜を置く。
- 台目畳→通常の畳の四分の三の大きさの畳。点前の為の畳に用いられることが多い。この畳だと棚点前ができない。
- 下地窓→土壁の一部に土を塗らず下地そのものを残し、室内側に障子を設けたもの。障子に下地の影が映って綺麗。
- 水屋→流しや棚を設けた、点前の用意をするための部屋。茶室に隣接することが多い。
名席
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関連項目
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