神ゲー(かみ-)とは、以下の2つの意味を持つ言葉。ゲームやインターネットのコミュニティ上では2の意味で使われていることが多いだろう。
プレイヤーが神様になるゲーム
1のプレイヤーが神となる「神ゲー」とは、プレイヤーが神となり、地形を変化させたり地上の住人に指示をあたえるといった、「育成・運営シミュレーションゲーム」や「ミニスケープ」に属するジャンル、もしくはプレイヤーキャラクターの設定が「神」と呼ばれる種に属する者のゲームを呼ぶ。
後者の場合、特定の国や地域では宗教上の理由によって設定が変更されていたり発売禁止になっていることもある。ある意味では文化色が色濃く現れているジャンルなのかもしれない。
プレイヤーが神様になるゲームの一例
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良いゲームの俗称
2のゲームの評価を表す「神ゲー」は、神がかった良さという表現で、同じく俗称である「神アニメ」や「神曲」と意味合いは同じである(神の記事も参照)。主観的な意味で良質なゲームを指す「良ゲー」よりもさらに上といったところか。とはいえ、呼び方に明確なランク付けがあるというわけではなく、個人の評価次第だったり単にネタとして使用されている程度である。
オープンな掲示板やコミュニティなどの公然の場所で何かを神ゲーとして語る場合は、客観的に判断できる何らかの基準、ゲーム史への影響などの基準が求められることもあるかもしれない。しかし、これもまた明確な定義があるというわけではない。歴史的価値と個人の好みの価値どちらをとるか、基準や解釈の仕方は個人やコミュニティによって大きく変わってくるだろう。
つまり、基本的に神ゲーという価値はひとりひとりが持つものである。
どこかに良いゲームという意味での"神ゲーリスト"があったとしても、それはあくまで個人やコミュニティによる評価の一例であって、そこに載っているものがあなたを含んだ全てのゲーマーにとっての神ゲーであるとは限らない。そして、あなたにとっての神ゲーも他の誰かや皆にとっての神ゲーであるとも限らないだろう。
解釈や受け取り方が人によって異なる言葉なので、公然の場で神ゲーという言葉を安易に乱用したり、人の感想や価値を闇雲に否定することは荒れてしまう原因にもなるので控えましょう。
- 隠れた神ゲー - 世間やメディアでの評価、知名度は少ないが良いゲームの呼称。個人の評価という意味合いが大きい。
- ゲームの歴史リンク - ジャンルの始祖、数的記録などゲーム史に名を残したゲームの紹介動画群。歴史的価値や記録でゲームを評価する人もいる。
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関連項目
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