王留美(ワンリューミン)とは、『機動戦士ガンダム00』の登場人物である。
概要
17歳にして世界的企業である「王商会」のトップを務めるセレブ少女。
大富豪「王一族」の当主としても知られる一方、裏では私設武装組織ソレスタルビーイング(CB)のエージェントとして、CBを影で支えている。「監視者」であるアレハンドロ・コーナーとも知り合いらしく、CBに関する情報交換として何度か会話を行う場面が見られる。
しかし多くのCB関係者がもつ「紛争根絶による平和」を軸とした考えとは異なり、本人はとにかく世界が変わればいいと思っているらしく、刹那たちと敵対したチームトリニティへの協力を申し出たり、チームトリニティが壊滅したあとのネーナ・トリニティを拘束したりと、誰の味方なのかは今一つ釈然としない [1]。
第2期においては、22歳という若さながら、第1期と同じく王商会のトップとして莫大な権力と財力をほこり、CBの支援を続けている。しかし、その裏でリボンズらイノベイター側に資金や情報の提供を行うなど、世界を変えるためならば手段や敵方につくことさえもいとわない性格がより強みをましている。
終盤、協力してきたリボンズに「イノベイターになれない旧人類」と言われて侮辱されたことから反感を持ち、リジェネと通じてヴェーダの居場所をCBにリークしようとするも、裏切ったネーナのスローネドライによってトリニティ艦が破壊されコロニーに逃げ込む。
逃げた先のコロニーで世界を変えようとする理由が明かされるが、「兄である紅龍が一族当主の器に不適格ということで望んでないのに当主にされてしまったため、世界を変えて自分の人生をやり直したい」という個人的な理由に過ぎないことが判明。追いかけてきたネーナにも呆れられたうえで射殺されそうになるも、紅龍の犠牲によって生き延び、刹那にヴェーダのある場所を記したメモを渡すことに成功する。[2]
しかしその後、コロニーから小型シャトルで脱出したところを、スローネドライによって撃破され死亡した。
その他
- 中国風の衣装、髪型にしていることが多く、名前から推測するに中国系。胸が大きく、一部では「中華おっぱい」とか言われているとか何とか。しかし第2期からは大人の色気が混じってきたことで嗜好が合わない人間が増えてきたためか、人気が少なくなってきているとか。一部では劣化したとも
- ちなみに、紅龍は実の兄だが、監督の水島、脚本の黒田による説明では「異母兄」らしい。
関連お絵カキコ
関連動画
関連静画
関連項目
脚注
- *チームトリニティに敵か味方かと問われた時には「私はイオリア・シュヘンベルグが提唱する理念に従う者、それ以上でもそれ以下でもありません」と返している。
- *この時刹那からの保護・同行の申し出を拒否している。その理由は「求める未来が違うから」としている。
- 4
- 0pt