応援団、応援隊、又は応援部とは、スポーツその他の応援を指揮するチームのことである。
概要
スポーツチームやスポーツ選手個人などを応援する集団。サッカーの場合、サポーターという呼び方もある。オリンピックなどでは国の代表を応援する応援団ができることもある。
基本的にはスポーツの試合で観客席から選手たちにエールを送るのが主な活動だが、その手段として巨大な旗を振ったり、マスゲームやチアリーディング、ブラスバンドによるアピールも行うことがある。
プロ野球の各チームには長年活動を続ける私設応援団も存在しており、球団から特別扱いを受けることもある。
また、スポーツの応援だけにとどまらない応援団も存在する。2011年の東北大震災に関連して、復興に励む東北地方を応援するために作られた各種団体も「応援団」の名前を掲げている。
高校・大学などでの応援団
一般的に学生の「応援団」といった場合、トップ絵の様な「学ランを着て、大声を張り上げて応援する」形式のものを指す。一般の生徒を先導して、応援の音頭を取るのが主な仕事となる。
スポーツ活動が有名な高校・大学などでは常設の応援団が存在して日々応援の練習に励んでいたりするが、そこまでスポーツが盛んでない高校などではスポーツイベントの際に生徒会や有志によって臨時の応援団が結成されることも多い。
高校野球の応援などでは全校生徒が応援に参加することもあり、さらにブラスバンド部や吹奏楽部は応援ソングを演奏することになる。球場に詰めかけた多くの人の前で演奏するという、ブラスバンド部にとっては部活動を通じての見せ場の一つであり、定番の曲に加えてオリジナル応援曲を作曲して挑むブラスバンド部も存在する。
全国高校野球選手権、いわゆる甲子園では応援団のブラスバンドにまつわるジンクスも生まれており、ブラスバンドは応援団の花形の一つといえるだろう。(ジョックロックの記事も参照)
常設の応援団について
歴史ある大学では常設の応援団が存在していることが多く、その歴史も長い。例えば早稲田大学の応援部は、現在の応援団に直接つながる組織の設立は第二次世界大戦後であるが、遡れば明治時代の早慶戦にまでその起源を求めることもできる。
大学の応援団では学ランを着て応援の指揮を執るリーダー部、楽器の演奏を担当する吹奏楽部、チアリーディングを担当するチアリーディング部の3つが合わさって応援団を形成している場合もある[1]。吹奏楽部やブラスバンド部の中には、応援部音楽担当部隊から独立する形で結成された経緯を持つものもある。
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関連項目
- チアリーダー / チアリーディング
- 学ラン
- 吹奏楽
- ブラスバンド
- アイドルタイムプリパラ応援隊
- 阿知賀こども応援団
- イヨク×稲妻デジモン応援団
- 押忍!闘え!応援団
- 気持ちいい応援団
- 上海アリス応援団
- 熱血!ホンキ応援団
- ホークス歌の応援団
- ゆる玉応援団
- 松岡修造/頑張れ頑張れできるできる - 北京から東京までオリンピック公式応援団団長を務める。
脚注
- *法政大学応援団(リンク)では学ランを着て応援の指揮を執る部隊を「リーダー部」と称し、同応援団は「リーダー部」、「吹奏楽部」、及び「チアリーディング部」の3者合同の集団となっている突撃レポート・法政大学応援団 応援団の活動って大変なの?: ニコニコニュース
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