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2月11日(金)
「並」という単語の意味
そうそう吉野家の牛丼ってこんな味だった。
いま、札幌に帰省していて、いつもよりまったりと過ごしているところ。こたつで甘酒を飲みながら HackENT の開発をしたり、ホットカーペットに寝ころんで PSP をしたり…と、実家ならではの時の流れ。
だから、朝から並ぶようなことはしないで、夕方5時ごろにふと思い立って近所の吉野家に行ってみた。10 人くらいが並んでいたけど、すべてお持ち帰りカウンターへの列。席の方はまばら。
席に着くとすぐさま店員がやってきて、お茶を置いて、「ご注文おきまりでしたらどうぞ」という。いつもと同じ。
うちも「並と生野菜ドレッシングしょうゆで」とよどみなく答える。いつもと同じ。
店員は、生野菜サラダと醤油ドレッシングを持ってきて、店の奥に向かって「並一丁!」と叫ぶ。いつもと同じ。
いつも通りのやりとりを経て、いつもと同じ早さで、豚丼がでてくるはず。でも今日だけは違うのだ。
目の前に出てきた牛丼。ああ、吉野家の牛丼って、こんな味だった。特別うまいと思って食べてたわけではないけど、懐かしい味に思わず笑みが。
日本人はお祭り好きだから、普段牛丼を食べてなかった人も、この際食べてみようと並んだかもしれない。お祭り好き結構。イベントを冷めた目で見ちゃう人にはなりたくないものだと思う。
食べ終わる頃には、列が5人くらいにまで減っていたので、並んだ。牛丼弁当並盛3つを持って帰宅して、両親に食べさせてみた。いま、目の前には牛丼弁当並が一個残っている。
お父さん、お母さん、息子が普段食べてたものは、こういうもんですよ。
2005/2/11 22:17