京都が秀吉なら、仙台は伊達政宗が造った街となる(諸説あるが)。 いい和菓子屋や餅屋が多いが、私にとっての謎は上生菓子の小世界である。 「御菓子司 賣茶翁」(ばいさおう)の名前は以前から知っていたが、敷居が高そうなので、これまでは足が向かなかった(反省)。 予約もできず、電話番号すら登録していず、ホームページすらない。 つい最近までそんな噂(都市伝説)が独り歩きし、「かなんなあ」の世界だったが、今回思い切って訪問することにした。 結論。都市伝説は訂正する必要がある。 電話も通じたし、最近ではインスタグラムも取り入れていた。 それ以上に私にとっては身近な「どら焼き」が、この店の目玉の一つだとわかっ…