お笑い芸人。浜田雅功とのコンビ「ダウンタウン」のボケ担当。構成作家。映画監督。
ニックネームは「まっちゃん」。「笑いの天才」と言われている。
1963年9月8日生まれ。兵庫県尼崎市出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。
B型。左利き。3人兄弟の末っ子。身長173cm。既婚。娘が一人いる。
尊敬する芸人は島田紳助、大竹まこと、浜田雅功、志村けん(著書の遺書より)。志村けんは、生涯お笑い一本という職人気質なスタイルが尊敬に値するとの事。
自身もそうでありたいと願いドラマ出演等のオファーは全てNG。例え浜ちゃんの友情出演で出る事があっても、必ず松っちゃんらしさを出すという。
そんな中、唯一主演したドラマ『伝説の教師』でも、松ちゃんらしさを出してドラマをコント風に仕上げ、ドラマの設定で中居正広と漫才するシーンでは、数年ぶり(深夜特番ではあるがゴールデン枠での話)に漫才を披露する等、松本人志は芸人でありタレントではないと職人気質なスタイルを貫く。
自身が出演する番組の構成や企画なども行なう事があり、「ガキの使い」では番組のエンドロールにも「松本人志」とクレジットされている。
影響を受けたミュージシャンは「ザ・ブルーハーツ」「佐野元春」。
家族
- 実母:松本秋子(個性的なキャラクターが話題となり、「松本のおかん」としての知名度が高い。度々テレビに登場している。)
- 実兄:松本隆博(歌手。ヒューマックス株式会社取締役。)
- 妻:伊原凛(元タレント、お天気お姉さん)
子煩悩説
お笑いの天才的な個性とは裏腹に2009年に生まれた第一子(名前:てら)の溺愛っぷりがしばしばネタにされている。
- 47歳の誕生日を祝って若手芸人らが開催した誕生日パーティーを「娘に早く会いたいから」と早退。
- 「子どもがこんなにかわいいなんてもっと早く言えや」と山崎邦正にキレた。
- お気に入りの高級革ジャンを娘の吐物で汚されてもヘラヘラと笑っていた。
- 最新監督作品「さや侍」に登場する主人公の娘を、「理想の娘像」であると語る。
映画監督
個性的な作品は、度々海外の映画祭でも上映されており、映画監督としての注目度も高い。
- 大日本人(2007年)
- カンヌ映画祭プレミア上映
- ニール・H・モリッツをプロデューサーにハリウッドでのリメイクが決定
ビデオ
- ダウンタウン松本人志の流 頭頭(とうず)(1993年7月9日)
- 寸止め海峡(仮)(1995年1月20日)
- 松本人志のひとりごっつ 其ノ一〜其ノ九(1997年)
- 松本人志 VISUALBUM Vol.りんご「約束」(1998年)
- 松本人志 VISUALBUM Vol.バナナ「親切」(1998年)
- 松本人志 VISUALBUM Vol.ぶどう「安心」(1999年)
- わらいのじかん(2000年)
- わらいのじかん2(2000年)
DVD
- 松本人志自選集「スーパー一人ごっつ」Vol.1〜5(2002年 - 2003年)
- HITOSI MATUMOTO VISUALBUM 「完成」(2003年)
- HITOSI MATUMOTO VISUALBUM Vol.りんご「約束」
- HITOSI MATUMOTO VISUALBUM Vol.バナナ「親切」
- HITOSI MATUMOTO VISUALBUM Vol.ぶどう「安心」
- 働くおっさん人形(2003年)
- 人志松本のすべらない話(2006年6月28日)
テレビドラマ
- 竜馬におまかせ!(1996年、日本テレビ、「町娘」役;友情出演)
- 伝説の教師(2000年、日本テレビ、南波次郎役)
- 明日があるさ(2001年、日本テレビ、「謎の男」役)
バラエティ
- 一人ごっつ(1996年 - 1997年、フジテレビ)
- 新・一人ごっつ(1997年、フジテレビ)
- 松ごっつ(1998年、フジテレビ)
- わらいのじかん(1999年 - 2000年、テレビ朝日)
- わらいのじかん2(2000年、テレビ朝日)
- 松本紳助(2003年4月から松紳)(2000年 - 2006年、広島テレビ→日本テレビ)
- サイボーグ魂(2002年 - 2003年、TBS)
- 働くおっさん人形(2002年 - 2003年、フジテレビ)
- モーニングビッグ対談(2003年、フジテレビ)
- 人志松本のすべらない話(2004年 - 、フジテレビ系)
- 松本おっさんスタイル(2006年 - 、フジテレビ系)
著書
- 遺書(1994年、朝日新聞社)
- 松本(1995年、朝日新聞社)
- 松風'95 HITOSHI MATSUMOTO 4D-EXPO(1996年、朝日出版社)
- 松本人志 愛(1998年、朝日新聞社)
- 松本坊主(1999年、ロッキング・オン)
- 伝説の教師(2000年、ワニブックス)
- 図鑑(2000年、朝日新聞社)
- 松本紳助(2001年、ワニブックス)
- 松本シネマ坊主(2002年、日経BP社)
- 哲学(2002年、幻冬舎)
- 松本紳助の第2弾。
- 松本裁判(2002年、ロッキング・オン)
- 裏松本紳助(2002年、ワニブックス)
- プレイ坊主 松本人志の人生相談(2002年、集英社)
- 放送室(2003年、TOKYO FM出版)
- 放送室の裏(2003年、ワニブックス)
- 定本「一人ごっつ」(2003年、ロッキング・オン)
- 松紳(2004年、ワニブックス)
- 好きか、嫌いか - 松本人志の二元論(2004年、集英社)
- 放送室 その2(2005年、TOKYO FM出版)
- シネマ坊主2(2005年、日経BP社)
- 好きか、嫌いか2 - 松本人志の最終裁判(2005年、集英社)
連載
- 松本人志のプレイ坊主(週刊プレイボーイ、集英社)
- 松本人志のシネマ坊主(日経エンタテインメント!、日経BP)
作詞
浜田雅功と槇原敬之「チキンライス」(2004年11月17日)