詩人・小説家。石川県出身、金沢生まれ。明治22年(1889年)〜昭和37年(1962年)。 北原白秋の引き立てで詩壇に登場。萩原朔太郎らと交流を結び、哀愁孤独をうたう抒情詩人として活躍。のち小説に転じ、自らの苦しい半生を題材に自伝的小説を数多く発表した。代表作は詩集に「愛の詩集」「抒情小曲集」、小説に「幼年時代」「性に眼覚める頃」「あにいもうと」「杏っ子」「蜜のあはれ」「かげろふの日記遺文」等。朝湯を好んだ。
今朝の体重は48.6㎏。 そして引越しから今日で一年。 病気など変化はあったけど、 日々を楽しく過ごしていこう。 河井寛次郎の言葉が素晴らしすぎる。 心に刻んでおきたいものばかり。 出会えたこと、好きになったこと。 本当に感謝しかない自分だ。 河井寛次郎は作品と言うよりも、 創作への心、生きる心を エッセイや詩などの言葉から味わうことが 自分にはとても大切で。 内面、精神世界と繋がることに とても深く意味を感じてる。 一方、室生犀星や萩原朔太郎などは、 本人の精神世界と言うよりも 作品そのものを読み耽ること、 ただただ読むことが大切で 自分の中のその違いも面白いなと。 作品そのものにふれる。 …
今日は崩れそうな予報だけど、 昨日は気持ちの良い青空だった。 空を見て思い出したのだけど。 小学生、多分三〜四年生くらいの頃、 近所の友だちと自転車で すぐ近くの公園に行って。 その公園の池の脇の小さな草の上に 二人で仰向けになって 空を見てたことがあった。 その時に、その友だちが、 多分テレビか何かで見たのかな、 地球も太陽もずぅーっと未来には 無くなるんだよね。 と言って。 自分は、 でも、もう生きてないから関係ないよ。 と言ったのだけど、 その彼は、 自分は地球も太陽もずっとあって欲しいなぁ。 と。 そのやり取り、 彼がすごいなぁ、とか、偉いなぁ、とか 思ったわけでもないし、 自分の答え…
夏の名残り。 日差しは暑いくらいかな。 昨日は十八珈琲焙煎所さんで ブラジルショコラと秋ブレンドを。 どちらも美味しくいただいたけど、 ブラジルはやはり安定の味わいで 好きだなと思った。 十八珈琲焙煎所さん、 昨日もありがとうございました。 小さな音で流す小さな午後。 室生犀星詩集と自分の音が またよく合う。 そんな風にも思ったり。 インスタで音も付けてみたので、 アカウントある方は お時間ある時にでも。 Login • Instagram 今日の体重は減って49.7㎏。 週末、元気を補充していこう。
昨日はあかねやさんへ。 サンドイッチ、 やはり最高だった。 いつもありがとうございます。 新月。 そのせいか、 あと気圧の関係か、 昨日は昼くらいから とても体調が悪かった。。 軽い頭痛もあり、 胸の悪さも少し感じたり。 夜は早めに布団に入って休んだのだけど、 今朝はすっきりと目覚めて わりと調子も良く軽い感じで。 体調悪くてどうしようもない時もある。 そんな時もあると それも受け入れて、 その時はその時なりの ゆっくりの過ごし方をしてと思う。 ベストを求め過ぎずに、 今あることを受け入れてだ。 河井寛次郎を読んで、 他の本や音の響き方が 劇的に変わってきてる気がする。 室生犀星詩集も 美味し…
こんにちは。 咳は小康状態。 喋らず、物を食べず、静かに横になっていれば、ほとんど出ない。食べて喋って動き回ると、げほごほ復活。 咳をしないために、可能な限り大人しくしているけど、限度がある。 少しでも咳き込む頻度を減らして、気管を守るしかないか。 あとは、抗炎症、抗酸化食事の摂取。 にんじんジュース、毎日それなりの量を飲むようになって、ドライアイが少しずつ改善している。咳が治っても続けよう。 (_ _).。o○ 大きな台風が直撃コースで進んで来ているとか。 うちの町は水害が心配。 ここのところ、雷雨になるたびに、洪水警報が発令されている。今年は被害が出た話をまだ聞かないけど、息子(26歳・重…
わたしが書いた「席をゆずる」という詩が、第39回メトロ文学館に入選しました。 「入選」は「優秀」の下の賞で、電車内には飾られないのですが、ポスターと賞金をいただきました。恐縮です。 全受賞作は、こちらでご覧いただだけます。(9月上旬まで) 2024年【第39回受賞作品】|メトロ文学館|公益財団法人メトロ文化財団 ・・・わたしの作品、暗すぎ! この詩は、締め切りまぎわにふと思いついて、あまり時間をかけずに書いたように思います。そういう作品のほうが伝わりやすいということはあるかもしれません。 ◆ メトロ文学館で賞をいただくのは3度目です。 賞をいただいた3つの詩のポスターを事務所に飾ってみました。…
君は放課後インソムニア 金沢市限定の ”聖地巡礼” に 名を借りた金沢の小ネタ紹介(後編) 金沢駅 水時計(時計噴水)の続き 金沢都ホテルの跡地 懐かしい映画館や店も 変遷を時系列で 用水のまち金沢 市街地を流れる用水 辰巳用水 金沢駅の ”トレビの泉” 鞍月用水 モンベル(mont-bell)金沢店 金沢21世紀美術館 恒久展示作品 江口寿史さんの「正直日記」 金沢21世紀美術館の歩き方 石浦神社 101基の鳥居 鳥居建立前の写真 逆さ狛犬(逆立ちした狛犬) ほかの神社にも逆さ狛犬が 狛犬と獅子とライオンと 浅野川 浅野川大橋 泉鏡花 犀川大橋 室生犀星 中原中也 浅野川河畔 浅野川の桜 金…
先日、ふと流れてきた言葉が とても心に響いて入手した 室生犀星詩集。 感じた時、心に響いた時。 そんな時こそが出会うべき時と思ってる。 じっくり味わっていこう。 今日の体重は少し戻って51.7㎏。 湿度も高く体調には影響ありそうかな。 無理せず過ごしてと思う。 感じる心を澄まして。 それこそが人生。 音も言葉も出会うのを楽しみに。 ここからも。
明日のことがわからないと
UーNEXTでドラマ『あにいもうと』を視聴しました。 原作は室生犀星。 脚本は山田洋二氏。 プロデューサーは石井ふく子氏。 主演は大泉洋さんと宮﨑あおいさんです。 目次 ドラマ『あにいもうと』 室生犀星 室生犀星記念館 ドラマ『あにいもうと』 室生犀星の『あにいもうと』は何度も映像化されています。 今回視聴したのは、2018年TBSの特別企画ドラマです。 私は原作を読んでいないのですが、ドラマだけを見ていると、完全に山田洋次ワールド。 1972年のドラマ『あにいもうと』も山田洋次氏が脚本を書かれていますが、その時の主演は渥美清さんと賠償千恵子さんですから、それこそ『男はつらいよ』の世界でしょう…
内田百閒に興味を持ったのは、都筑道夫がきっかけである。都筑が影響を受けた怪談の書き手として岡本綺堂とともに挙げているのが内田百閒で、とくに「とほぼえ」(1950年)[i]がモダーン・ゴースト・ストーリイとしても読める[ii]というので、あちこち探しまわったものである。実際に読んでみて、そこまで感銘を受けたわけではなかったが、その後、有名な『冥途』(1922年)や『旅順入場式』(1934年)[iii]を読み、さらに数多い随筆集も日記を除いて全巻読破した。今でも折に触れて読み返し、大半は旺文社文庫だが、随分手擦れしてきた。 都筑が言うように、百鬼園先生を怪談作家あつかいしては苦情が出るかもしれない…
かつて、その確かな批評眼と明晰な文章力で、世の文筆家に恐れられた文芸評論家がいました。それが谷沢栄一と向井敏です。彼らの書評は文壇や学会の風向きなどにおもねる所が一切なく、くだらない言辞には舌鋒鋭く批判を浴びせかけ、その徹底的な容赦の無さから、世の文筆家たちからは畏怖されるような存在でした。 そんな共通項の多い両人ですが、実は学生時代には同人仲間として読書会を開いて切磋琢磨する仲だったのだとか。硬派な評論家としてならす彼らが腰を据えて語り合った書評対談が、今回取り上げる『読書巷談 縦横無尽』です。こちらには、1979年から80年にかけて行われた対談が収録されています。ひたすら自分が惚れ込んだ本…
こんにちは! 吉田菊子です。 ほぼ毎週木曜日の夜9:30から、20~30分、朗読をお届けする、zoom白菊朗読会。 前回、12月12日にご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 今度は12月19日(木)です。 zoomミーティングに参加するには、 以下の「Launch Meeting - Zoom」と青い文字で書いてあるところをクリックしてください。 ミーティングIDやパスワードの指定をする必要はなく、直接、ご参加いただけます。 (青い文字の下にある【注意事項】も、必ずご確認ください。) Launch Meeting - Zoom ※ 過去の回の青い文字をクリックしても、ご参加できませ…
今月12月17日まで、大洗町にある「幕末と明治の博物館」で、第12回特別展生誕140年・没後100年記念「山村暮鳥と大洗~おうい雲よ~」を開催している。 「山村暮鳥の散歩道」というチラシがあった。所々参考にして、友人と二人で自転車で回ってきた。 私にとって大洗町は隣町だから、ほぼ地元であり、チラシにある「ある時」の詩碑も何度か訪ねたことがある。「ある時」の詩碑は、詩は萩原朔太郎の撰で、小川芋銭の書による。碑の建設の発起人には室生犀星も名を連ねている。 「ある時」を含む詩集『雲』は、青空文庫にある。チラシの裏にも、書名と同じ「雲」から、「おなじく」、「ある時」と続く、雲について書かれた連作の他に…
◎当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。 『みんなわたしのー幼い子どもにおくる詩集ー』 『レモン』 『どっさりのぼく』 『もしぼくが本だったら』 『動物詩集』 こんにちは。oicchimouseです。 最近、YouTubeで新しい音楽を見つけるのにはまっているのですが、最近の新しい音楽の歌詞を見ていると、ダブル(マルチ)ミーニングや韻をとても器用に取り入れながら独特の世界観を作り出しているのが非常に印象的です。 言葉というのは時代によって姿形をいろいろに変えつつも、大切な部分はずっと変わらず、それもまた大きな魅力の一つといえますね。 というわけで、今回は子どもたちにも「言葉」が織りなす…
雪国 (岩波文庫 緑81-3) 作者:川端 康成 岩波書店 Amazon 読んだのは岩波版。 舞台である越後湯沢もとい魚沼市には昔訪れたことがあるので、昔の雪国の暮らしはこんなだったのか、と思いを馳せながら読んでいました。
正午頃起床。 先週予約した地域の保健所に性病の検査を受けに行ったあと、近くの商業施設内の無印良品に入って靴下(現在、二組しか持っていない)や寝間着を見たり、ライトオンでジャガードニット(?)を見たりする。帰宅後、昨日図書館で借りた『小説技術論』という本に、堀辰雄が室生犀星の作品の「映画的方法」に言及したとか何とか書いてあり、興味が湧いたので、この文章が載っているらしい『室生さんへの手紙』という随筆を、青空文庫からWordにコピペして印刷する。そのあと島崎藤村の『破戒』を少しだけ読む。 それにしても最近は中村光夫の『風俗小説論』に触発されて、前時代の文学を踏襲したり、あるいは乗り越えたりしたいと…
こんにちは! 吉田菊子です。 ほぼ毎週木曜日の夜9:30から、20~30分、朗読をお届けする、zoom白菊朗読会。 前回、12月5日にご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 今度は12月12日(木)です。 zoomミーティングに参加するには、 以下の「Launch Meeting - Zoom」と青い文字で書いてあるところをクリックしてください。 ミーティングIDやパスワードの指定をする必要はなく、直接、ご参加いただけます。 (青い文字の下にある【注意事項】も、必ずご確認ください。) Launch Meeting - Zoom ※ 過去の回の青い文字をクリックしても、ご参加できません…
第11回〜第20回野間文芸賞の受賞作・候補作の一覧です。 目次 第11回(1958年) 第12回(1959年) 第13回(1960年) 第14回(1961年) 第15回(1962年) 第16回(1963年) 第17回(1964年) 第18回(1965年) 第19回(1966年) 第20回(1967年) 第11回(1958年) 受賞作:『近代絵画』 小林秀雄 著 近代絵画 作者:小林秀雄 新潮社 Amazon 第12回(1959年) 受賞作:『かげろふの日記遺文』 室生犀星 著 かげろうの日記遺文 (講談社文芸文庫 むA 8) 作者:室生 犀星 講談社 Amazon 第13回(1960年) 受賞…
オリジナルのヒーローを描いてみました。 その名も「六道浄魔戦記Kagari(かがり)」! このヒーローを主人公にした小説を書いているところでして、その表紙に使うつもりで描いたものです。ビジュアルが先に登場、できるだけ早いうちにKindle出版したいなぁ、と思っております。 白山信仰をベースにしたヒーロー物で、石川県を中心に北陸地方をメインの舞台としています。そう、このところ白山信仰がらみの投稿をしていたのもこの前フリだったのです! 今年大きな被害を受けた能登の人たちがスーパーヒーローのように不屈の闘志で復興するのを祈るとともに、この物語を通して石川県とより深い縁を築けたら嬉しいな、と思いつつ制…
こんにちは! 吉田菊子です。 ほぼ毎週木曜日の夜9:30から、20~30分、朗読をお届けする、zoom白菊朗読会。 前回、11月28日にご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 今度は12月5日(木)です。 zoomミーティングに参加するには、 以下の「Launch Meeting - Zoom」と青い文字で書いてあるところをクリックしてください。 ミーティングIDやパスワードの指定をする必要はなく、直接、ご参加いただけます。 (青い文字の下にある【注意事項】も、必ずご確認ください。) Launch Meeting - Zoom ※ 過去の回の青い文字をクリックしても、ご参加できません…
ゆきずりの顔一つ消え日短か 岸田稚魚。「ゆきずりの顔」とは、通りすがりの、あるいは短い言葉を交わしただけの相手のことであろうか。通りすがっただけの相手であれば、振り向いて見えるのはその後ろ姿だろう。その顔ではない。であれば、過去に些(いささ)かのつき合いのあった者の顔であろうか。そのようなゆきずりのつき合いでしかなかった幾人かの内のひとりの、名は思い出せるがその顔をどうしても思い出せない、日が短くなったある日の思い。日の短さは、老い先の短さでもあろう。短日の庭師理髪師の如し 山口青邨。ロボットと話している児日短か 八木三日女。日短し農婦も髪をちぢらせて 三橋鷹女。短日や盗化粧のタイピスト 日野…
東京近郊、多摩川べりの田舎町。奉公先で身篭り暇をだされた長女・京マチ子、粗野だが家族想いの長男・森雅之、真面目で素直な末妹・久我美子──。愛憎入り混じる深い兄妹愛の世界を描いた、室生犀星の同名小説二度目の映画化。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:成瀬巳喜男 出演:京マチ子/森雅之/久我美子/船越英二 あに・いもうと 京マチ子 Amazon ラピュタ阿佐ヶ谷の年末のモーニングは久我美子特集。 プライムビデオの角川チャンネルでもあるのですが、やっぱ映画館でも観たいじゃん〜ということで。 看護師の久我がひさびさに実家に帰ってくる。実家の方は親父の事業がうまくいっていない。そして、妊娠…
こんにちは! 吉田菊子です。 ほぼ毎週木曜日の夜9:30から、20~30分、朗読をお届けする、zoom白菊朗読会。 前回、11月14日にご参加くださった皆さん、ありがとうございました! 今度は11月28日(木)です。 zoomミーティングに参加するには、 以下の「Launch Meeting - Zoom」と青い文字で書いてあるところをクリックしてください。 ミーティングIDやパスワードの指定をする必要はなく、直接、ご参加いただけます。 (青い文字の下にある【注意事項】も、必ずご確認ください。) Launch Meeting - Zoom ※ 過去の回の青い文字をクリックしても、ご参加できませ…
室生犀星の古本を片手に「今日は寒いですねぇ」と言いながらレジに持って行ったら、古本屋の店主に「こんな寒い日は、暖かい場所で読書が一番です」と笑顔でお勘定をしていた。 やっと家に帰れたので、家のことを済ませたら読書の時間にしよう。