日本のコラムニスト、雑誌「広告批評」主宰者。
1933年、東京生まれ。創元社、博報堂を経て独立、マドラ出版を設立し、1979年に「広告批評」を創刊した。
その後は同誌の編集長・発行人を経て、コラムニストとして活躍。
2013年10月20日に間質性肺炎のため死去。80歳。
広告みたいな話 (新潮文庫)
嘘八百 明治大正昭和変態広告大全 (ちくま文庫)
広告論講義
天野祐吉のことばの原っぱ
絵くんとことばくん (たくさんのふしぎ傑作集)
8月が終わりますね。全国の子供たちは宿題が終わったのでしょうか。 自分はワーク系は速攻終わらせて、ポスターのみ最後の最後まで残ってた勢です。懐かしいですね。 で、またまた小学校の時の思い出の本です。好きすぎて大人になっても図書館で借りてたなぁ。
誰しも忘れられないテレビコマーシャルのひとつやふたつ、あるんじゃないだろうか。僕も18歳で故郷の愛媛を離れるまでは十分にテレビっ子だったので、子供の頃にインパクトを受けたCMは山ほどある。 たとえば、僕の中では「かあさん手作りあんころりー・・・」という悲しい旋律とセピア色の映像がなんともレトロな「前田のドライあんこ」のCMや、松山で高校時代を過ごした伊丹十三が僕たちの祖父母の世代が使っていたような懐かしい愛媛ことばで淡々としゃべるのが可笑しかった「一六タルト」のCMがその筆頭だったりするんだけど。(わからないでしょうね~。愛媛ローカルです。) ☆ Link:一六タルトのCM(伊丹十三) もちろ…
9/18(木)☆「透明な言葉はよく届く」・・・天野祐吉さんのコラム、CM天気図(今朝の朝日新聞)の言葉。昨日の梶井重雄先生の言葉はまさしく透明な、透き通った言葉だったと思い出します。 ☆昨日の協議会での金沢大学附属図書館長・和田敬四郎委員さんによると「館長お薦め本」が学生達に人気で、次々と貸出し状態とか。確かに、本は“人”によって蘇る。津幡の図書館で利用者の方たちが書いてくださる「私の一冊」お薦めのひと言も、読書推進の大きな力を担っている。 お薦めのひと言といえば、この前の休日、一泊した長野県のペンション【あるかす】(HPで娘が見つけた宿)でのこと。美味しい料理に大満足した後、販売用の林檎、手…
食卓の残り物に『有明抄(241217佐賀新聞)』は思う◆猫の好物といえば「お魚」。インドの猫はカレー好き、イタリアの猫はスパゲティに目がないらしい。何のことはない、身近な人間が与えた残り物を食べる習慣があっただけのこと◆近ごろはキャットフード市場の隆盛で、猫は残り物に目もくれない。まさかそのせいでもなかろうが、国連機関の推計では2022年、全世界の家庭で1日10億食以上が捨てられた。うち日本で廃棄されたのは1日約4800万食◆忘年会シーズン、食品ロスを減らそうと、厚労省は飲食店で食べ残した「持ち帰り」の衛生指針案をまとめた◆コラムニスト天野祐吉さん、〈ご飯を食べ残すのは、「もったいない」んじゃ…
アメリカの大統領がトランプさんに代わるとどうなることかと、世界中の人たちが不安を募らせているようです。トランプさんは就任したら直ちに戦争を終結させると言っていますが、自国ファーストの国が増えると国同士がますます対立し、そこら中で戦争が始まりはしないかと心配です。いやもうすでに世界のあちこちで実際に戦争は始まっています。領土や水や食料や資源を奪い合うために多くの人の命が犠牲になっています。 さらにインターネットの発達で世界中の誰でもが情報を発信・受信をすることができるようになった今日、”フェイク情報”といわれる形のない武器によって平和な国の人々も頭と心は戦争状態にさらされている状況です。 そして…
1位 榊原崇仁『福島が沈黙した日 原発事故と甲状腺被ばく』(集英社新書 2021年) 2位 広瀬隆『億万長者はハリウッドを殺す 上・下』(講談社文庫 1989年) 3位 池上彰、佐藤優『黎明 日本左翼史 左派の誕生と弾圧・転向 1867-1945』(講談社現代新書 2023年) 4位 本間龍『原発プロパガンダ』(岩波新書 2016年) 5位 若松孝二『俺は手を汚す』(ダゲレオ出版 1982年) その他 1位 榊原崇仁『福島が沈黙した日 原発事故と甲状腺被ばく』(集英社新書 2021年) 福島が沈黙した日 原発事故と甲状腺被ばく (集英社新書)作者:榊原 崇仁集英社Amazon今年は長い間失業し…
おすすめ度 ★★☆☆☆読み聞かせ時間 約5分あらすじ 人はどうして穴をのぞくのかな? 怖いものがあるのかな?それとも面白いものがあるのかな? 写真と絵が一対になった不思議な絵本です。 本の一部が切り取られて、覗く感覚になります。 「覗いているのはなんだ?」というクイズ形式の絵本かと思ったのですが、覗いている部分が小さいので、そういう感じではありませんでした。 巻末にちょっとした解説があるのですが、読み聞かせのときに全員で楽しめるクイズではないです。 気になったのは「海ってきたない」と断言している一文。海の近くの地方なので、海はきれいなんです。海岸に漂着ゴミはありますが、それを取り除いてきれいに…
2021年の東京オリンピック直前、『毎日新聞』経済面のよこたしぎの一コマ漫画「経世済民術」(2021年6月5日付朝刊掲載分)が、ちょっとした“炎上”になった。 折しもコロナ禍の最中であり、日本国内では、国際オリンピック委員会(IOC)は巨額の放映権料などを得るため五輪を強行しようとしているなどといった批判も強かった。IOCのバッハ会長が「ぼったくり男爵」などと呼ばれたのもこの頃である。よこたは漫画のなかでIOCの首脳らを、同時期に亡くなった絵本作家エリック・カールの代表作『はらぺこあおむし』になぞらえ、利権をむさぼる青虫の姿で描いてみせたのだった。 よこたしぎ「経世済民術」(『毎日新聞』202…
ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮する音楽の、何が素晴らしいのか、よく分からなかった。 よっぽど、トスカニーニやフルトヴェングラー、ブルーノ・ワルターのほうがしっくり来ていた(モーツァルトに限る)。 しかし、広告批評家の天野祐吉がカラヤンについて語る「カラヤン~時代のトリック・スター~」というテレビを見て、カラヤンの凄さを知ったというか、見方が変わったのだった。「レコード録音に力を注いだ」ということである。 昔々は、いわば貴族的な上流階級の人々が、演奏会に足を運んだそうである。「ナマの演奏こそが芸術」であったとか。 しかし、レコードの出現、さらにはCDと、音楽という芸術が大衆化されることを、カ…
明日は9月19日。正岡子規の命日「糸瓜忌へちまき」です。「糸瓜忌へちまき」とは、正岡子規が詠んだ絶筆の句「糸瓜へちま咲て痰たんのつまりし仏かな」に由来しています。この句を含む3つの糸瓜へちまの句を詠んだことから、この名前になりました。「糸瓜忌へちまき」は季語にもなっており、9月19日前後には多くの俳人が子規を偲んだ句を詠んでいます。今回ご紹介する本『笑う子規』は、正岡子規の「おかしみ」に満ちた俳句を集めた一冊です。普段の俳句とは異なる、ちょっと笑ってしまうようなユーモアあふれる正岡子規の句を楽しむことができます。
わたしは定職につかず、マイペースにできるフリーランスの仕事をこなしながら生活しています。 働くのは午前中だけで、稼ぐのは最小限。 つまりほぼほぼ無職(ニート)のような暮らしです。 この記事では、そんなわたしが無職になるにあたって参考にした本や、ためになる本を紹介します。 どんな事情があったのかわかりませんが、ただ今絶賛無職中の人に読んで欲しい。 無職を続けたい人のための本。(①~⑦) 逆に無職から社会復帰を予定している人のための本(⑧~⑪) も紹介します。 いづれにしても無職のうちに読んでおけば 、今後の生活が楽になるであろう本ばかりです。 半分、無職として生きる方法『20代で隠居』 無職のた…
寺島実郎の「世界を知る力」(6月)。 概要:日本の政治改革の必要性と現状、国際情勢の変化について解説があった。政治資金規制の改正案、日本の政治の劣化、国会の役割、自民党の派閥解体、野党の動き、ウクライナとガザの戦争、国際刑事裁判所の動き、ユダヤ人とイスラエルの関係、キリスト教とユダヤ教の壁、日本再生の構想、アベノミクス、日本のGDPの低下、国会議員の削減、平成の市町村合併、高齢者の増加と投票率、ロシアの歴史と現状。 政治改革 着眼点①国家戦略の消失。政治家によるルール作りの限界。 着眼点②世界は戦争中。**ウクライナとガザの戦争が進行しており、国際世論が変わりつつある。国際刑事裁判所がイスラエ…
朝。 7時起床。 昨晩の夢:裸になったリチウムイオン電池から熱と煙が出てあかん状態。いや、リアルで熱暴走したらこんなものではない、夢だからこんなものかと冷静にみてた。 定時過ぎ現場入り。 通勤のピークには、男女問わずカリカリして周りを見ず歩き、ぶつかっても平気な奴が一定数含まれる。 今日も、電車のドアから出る時に無理な割り込みをする女に肘を当てられた。奴は何も言わずにホームを逃げていった。当たっても申し訳ないと微塵も思わないような女と揉めたところで、時間と気力の浪費だ。 むしろ、ご褒美だと思った方がマゾ的に幸せになれよう。 午前中。 午前中から会議。マイナスがゼロに近づいた。 昼。 冷やしうど…
鷹*1「正岡子規没後一二〇年」『書標』(丸善ジュンク堂書店)524、pp.10-14、2022 2022年は正岡子規*2が歿してから120年目だった。 さて、上掲の文章で紹介されている子規関係の本は全て文庫なのだった。 正岡子規『歌よみに与うる書』岩波文庫 土屋文明編『子規歌集』岩波文庫 高浜虚子選『子規句集』岩波文庫 天野祐吉編『笑う子規』ちくま文庫*3 正岡子規『墨汁一滴』岩波文庫 正岡子規『病牀六尺』岩波文庫 正岡子規『仰臥漫録』岩波文庫 和田茂樹編『漱石・子規往復書簡集』岩波文庫 森まゆみ『子規の音』新潮文庫 小関順二『「野球」の誕生』草思社文庫 また、司馬遼太郎『ひとびとの跫音』中公…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); わたしは定職につかず、マイペースにできるフリーランスの仕事をこなしながら生活しています。 働くのは午前中だけで、稼ぐのは最小限。 つまりほぼほぼ無職(ニート)のような暮らしです。 この記事では、そんなわたしが無職になるにあたって参考にした本や、ためになる本を紹介します。 どんな事情があったのかわかりませんが、ただ今絶賛無職中の人に読んで欲しい。 無職を続けたい人のための本。(①~⑦) 逆に無職から社会復帰を予定している人のための本(⑧~⑪) も紹介します。 いづれにしても無職のうちに読んでおけ…
03/11(月) 5時起きで出社。まだ暗い。 『白い牙』の続きを少し読んで寝て過ごす。 7時に会社に着いた。 携帯が満期の切り替え。 その期限が明後日までだった。 たまたま東京にいる時期でよかった。 ささっと終わらせて早く帰るつもりが、 携帯会社の切り替え作業の申請窓口が9時からだった。 そんな早く来る必要なかったな…… 結局午前中は会社にいた。 昼は社食のカレー。今日はサグチキン。サラダを追加。 帰りの大江戸線もほとんど寝てる。 トイレットペーパーを買って帰る。 打ち合わせまで時間があったので、クリーニング屋へ。その隣の洋服直し。 出張の時に来ていた綿パンがだいぶヨレヨレになっていて金具も取…
昨晩は飲みすぎ、食べ過ぎで寝落ち。 6時半起き。朝風呂。事務手続きを少し。 まんぷく、ブギウギ。どちらもそろそろ終わりな雰囲気。 昨日のブギウギで内藤剛志扮する刑事が取り調べの時にカツ丼を食べているのを見て 居ても立っても居られなくなって朝はセコマのカツ丼。 急ぎの仕事は無し。 昨晩飲めなかった缶チューハイを朝から1本飲む。 それぐらいならいいだろうかと。 この半年の札幌出張でやろうとしてできなかったことのひとつが、市電に乗ること。 泊まっていたアパホテルの前の道路に路面電車の線路がある。 停留所(資生館小学校前)もすぐ近く。 ぐるっと一周、乗ってみることにした。 内回りと外回りとがあって、ち…
3日連続で5時起き、久しぶりに6時半まで寝た。 昨晩はぼっちキャンプを見ながら寝落ちしていた。 朝風呂。 まんぷくも3日間見れなかったことになるが、たいして進んでいなかった。 電子レンジで温めてセコマの親子丼とゴボウサラダを食べる。 ブギウギにて取調室でカツ丼を食べるシーンが出てきた。 9時半まで打ち合わせの資料作成。 部屋を出る。 木曜なので終日、客先で打ち合わせの日。 そのうち夕方の分が昼休みに移動して 10:30-14:00 までぶっ通し。 終わってホテルに戻ってもう一本。 そのメモなど作成して16時まで仕事をしてこの日は終わり。 一連の札幌出張の最後は「サッポロビール園」でジンギスカン…