マツダが世界に誇るロータリーエンジン(RE)搭載のスポーツカー。絶版となった今でも、その車体性能は評価が高い。
ロータリーエンジンがもたらすハイパワー、サイズの小ささがマシンの軽量化へと繋がっている。また、エンジンの特性だけではなく、RX-7にはいたるところに軽量化のための手を加えられ、グラム単位でそれが行われている。そのため国内で最高のパワーウェイトレシオを誇る。(FD)
自身が1300ccという小排気量ながら、実に3000ccクラスをカモれるほどの性能を有する。
エンジンをフロントミッドシップレイアウトとし、前後の重量配分を50:50としたことによるハンドリング・コーナリング性能の良さから公道はもちろん、サーキットでもそのパフォーマンスを発揮し、ル・マン24時間レースにもエントリーした。JGTC(現:Super GT)では2006年シーズンも活躍している。
初代は、昭和53年に発売されたSA22C「サバンナRX-7」
(最初にロータリーエンジンが搭載されたのはサバンナRE)
→SA22C
二代目は昭和60年発売のFC3S「同」
→FC3S
三代目は平成3年発売のFD3S「アンフィニRX-7。後RX-7」
→FD3S
日本車としてはモデルサイクルが長い。(7〜10年)
アンフィニ称はマツダの販売チャンネルの1つ。
他、ユーノスやオートザムなどが存在したが、結局は「マツダ」に統合され、今では販売店の名称にその名残がある程度。