PowerBook 2400cとは、アップルが日本IBMと共同開発をしたノートパソコンである。最初は日本限定販売だったが、後にアメリカでも販売された。
CDドライブやフロッピードライブは、内蔵されておらず、フロッピードライブはオプションで、CDドライブはSCSi接続でも利用である。
売られていたものには、2400c/180 というものと、2400c/240 というものがある。/以降はCPUの周波数である。CPUには、PowerPC603eが使われていたが、PowerPC G3が利用可能なアップグレードカードが他社製で販売されたため、一部の人々はそれに差し替えた。
メモリは標準で16MBしか搭載されておらず、大半の人はメモリを自分で増設したり、ショップが搭載した本体を購入した。
全シリーズの累計出荷台数が7万台程度と少なく、またクリックボタンの不良やCPUが熱で破損する等の不具合も多く発生したためにアップルでは失敗と見なされ、二度とターゲットを地域限定としたモデルが開発されることはないと言われている。
ちなみにこの機種は、以降に発売されるMacBook Airが出るまで他の機種(PowerBookG3,iBookなど)はCDドライブを搭載していたため、
「PowerBook 2400c 以来の、有線LAN端子及び光ディスクドライブを搭載しないモデルである。」
と言われている。
(出典 wikipedia,PowerBook 2400c Perfect Guide -PowerBook 2400cパーフェクトガイド製作委員会 著)